[オノケンブログ前回のあらすじ]
40代というのは運動する方がだいぶ減ってくるのではないでしょうか?そんななか、私の先輩はとんでもないことを異国の地で行います。私も運動習慣はアホのようにある人間ですが、まねできるとは到底思えません。
LAカフェで語られた40代男性の元気すぎる行動。マカティへ○○で行く
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[国の一大事!?LAカフェでわかりやすい嘘を真剣に並べ、去っていく人]
突然の電話にLAカフェをいったん出て行ったレンジさん。
数分後、神妙な面持ちをして帰ってきた。
もう何度もこんなシーンはあった。私は電話の相手が誰なのか、どんな要求を受けたのか、そしてこれから彼の口からどのような内容の話があるかもだいたい予想できた。
レンジ「ケンさん、緊急事態だ」
私「なんですか?何があったんですか?」
レンジ「国の一大事だ」
私「は?」
レンジ「国の一大事なんだ」
この人は…誰に向かって何を言っているんだろうか?
マルコやミユキに言った大嘘なら私は知っている。
知っている人間になぜこの語り口調で話してくるのか。
そもそも彼は国の一大事に関わる仕事などしていない。ただのサラリーマンだ。
ここまで薄っぺらい嘘もなかなか聞けない。
私「なんの一大事なんですか?」
レンジ「国家機密で詳しくは言えない」
私「言えない理由は国家機密だからじゃなくて、そんな大事じゃないからでしょ?」
レンジ「コンプライアンス的なあれで言えない」
私「よく耳にする言葉を使えばいいと思っていませんか?」
レンジ「とにかく、今から米軍基地に行かないといけない」
私「米軍基地じゃなくてケソンでしょ?」
レンジ「米軍基地だ。大佐が俺を呼んでいる。エマージェンシーだと...」
私「いつからマルコはレンジさんの大佐になったんですか?ある種では間違っていないでしょうが...エマージェンシーって、買い物に付き合わされるだけなのに何がエマージェンシーですか」
レンジ「・・・エマージェンシーなんだ」
私「はいはい、わかりました。で、行くんですか?」
レンジ「いいかな?」
私「どうせ止めてもいくんでしょ?」
レンジ「うん。リョウさんすみません」
リョウ「いいよいいよー、レンジさんも大変ね」
レンジ「ありがとうございます!!なるべく夜早い時間には戻るようにします!!ということでケンさんよろしく!!」
私「はい、いってらっしゃい」
そうしてレンジさんは急いで店の外へ。
窓際に座っていた私たちからはレンジさんがGrabタクシーを待つ後ろ姿が見えた。
なぜそんなにも急いでいるのかわからないが、タクシーを待つレンジさんはそわそわと、まるでこれから反復横跳びのテストでも始まるのかというほどにせわしなく左右に動いていた。
リョウ「前回もそうだったけど、レンジさんは彼女と大変そうだね」
私「そうですね。でもレンジさんも振り回されるのが好きなんじゃないでしょうかね」
リョウ「そうだね...あ」
私「はい?」
リョウ「今入ってきた子かわいいな」
私「どれですか?」
リョウ「ほらあのボディコンの」
私「ボディコンとはまた古いですね。・・・あぁ・・・」
相変わらずの飛びぬけたB専具合である。
リョウさんが指している子は、私にとってはストライクゾーンどころの話ではない。
キャッチャーに背を向けてバックスクリーンに向けて投げたぐらいのフィリピーナである。
リョウ「俺ちょっと行ってくる」
私「・・・はい」
デジャブだろうか?
3人でLAカフェにいたのに、レンジさんはマルコの元へ。
そしてリョウさんもLAカフェ内で良い子を見つけて私が一人になることが前にもあったような...
私は一人でピザを頬張った。
私はLAカフェのピザが結構好きだ。
一番好きなのはシシグのピザである。
フィリピンフードの中でシシグが一番好きな私は、ここでピザを注文する際は必ずと言っていいほどにシシグピザを注文する。
ものすごくおいしいシシグピザだが、これに限らずピザ全体で言えることだが、LAカフェのピザはかなりでかい。
一人はもちろん、二人でもすべてを食べきるのは難しい。
量も大きいのだが、味付けが濃いため、満腹より先に飽きがくる。
注文がピザだけならともかく、他のものも少しは食べることを考えると、3人...いや4人でベストである。
少なくとも私は8枚に切られて提供されるうちの2切れでちょうど良い満たされ具合に到達する。
3切れは少し味がしつこすぎて嫌になり始める。
4切れで次の日までピザが嫌いになる。
ピザに悪戦苦闘をしていたら、リョウさんが戻ってきた。
先ほどの子と...
なぜかもう一人連れて...
私「2人ですか?」
リョウ「うん、友達らしくてね!」
私「す、すごいですね」
リョウ「そう?人生経験だよ!ここに来たら攻めないとね!!」
私「...いってらっしゃい。お気をつけて。ロングですか?」
リョウ「いや、ショートにするつもりよ」
私「そうですか。ではまたそちらが解散したら連絡ください」
リョウ「おぉ、了解しました」
私「ごゆっくり...」
リョウ「ケンさんはこの後どうするの?」
私「この辺の食べ物と飲み物片付けて帰ります」
リョウ「そうか、では支払いはこれで!ではさらば!!はーっはっはっは」
高笑いと共にリョウさんはお金をおいて、両手にフィリピーナを連れて去っていった。
私「・・・」
一人になってしまったことで周りのフィリピーナの店外デートのアプローチが強まってきた。
複数人でいるのであればともかく、一人でLAカフェにいれば目的はだいたい皆同じである。
加えて、リョウさんは二人も連れて店外デートに出かけたのだから、残った私も同様にみられても仕方がないことである。
話しかけてきたフィリピーナ達に食べ物や飲み物をあげ、適当に時間を潰して店を後にした。
時間はまだ4時である。
夜遊びまで時間があるので、マッサージやカジノ(負け)をして時間を潰した。
リョウさん凄いな…
40代でもやっぱり運動しなきゃ!
すごいエネルギッシュな方です。見た目も40代には全く見えない若々しさなので、やはり運動は最高です!!
レンジさんはもうパターンに入ってるね。ここから抜け出すのは簡単じゃないよ。私には無理でしたな…
米軍のくだりはいつも爆笑?
Creeさん
それがまたフィリピンの良いところなのでしょう。
何事も没頭しないとつまらないものですからね笑
LAcafeのフードメニュー美味しいですよね。私も食事とあの雰囲気目当てに、マラテ滞在時には必ず立ち寄ります。
幸い今まで病気とかはもらったことありませんが、いつかもらわないかとハラハラしてますw
皆さんセーフティでお願いしますw
えるみたんさん
その通りですね!
1時の快楽に惑わされてはいけませんね!
>タクシーを待つレンジさんはそわそわと、まるでこれから反復横跳びのテストでも始まるのかというほどにせわしなく左右に動いていた
これが好き過ぎるwww
そこ拾っていただいて嬉しいです!
小さなボケが多いので、反応してもらえたら本当に嬉しいものなんです?
オノケンさん、私も本気でダイエット始めます。スポーツクラブ通います。
なぜなら、正常位で腰を振るのがシンドイんですを 苦痛なんですっw
私の極秘任務が始まる!
ちーちゃんさん
やはりそれならば腹筋を鍛えることをお勧めします!