[ポットブログ 前回のあらすじ]
フィリピンでのマーケティング開始。フィリピーナとホテルでお互いにマッサージ。そして、念願のワンチャン達成。その後、彼女とKTVへ同伴出勤する。
【ポットブログ17】ホテルでフィリピーナとワンチャン、初ゴール!?
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
そして、この4月から新連載【ポットブログ】をスタートしました。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
【著者ポットより】
皆さん、こんにちは。
クレイジーマニラのカモ担当ポットです。
ようやくフィリピーナとワンチャン達成することができました。
しかも彼氏彼女の関係で。長いようで意外に早かったかもしれません。
しかし、これが錯覚であると気付くのには、1時間もかかりませんでした。
ここから徐々にカモ担当の本領発揮でございます。
それでは、ポットブログ第18話をスタートさせて頂きます。
【ポットブログ18】彼女とKTV同伴、『フィリピンの国民性』を知る
ーーフィリピンに訪れて5日目。
華麗なゴールを決めた。
私は生れながらにゴールハンターであり、天性の嗅覚を持つ。
根っからの点取り屋だと自負している。
『メッシかポットか』くらいのビューティフルゴールに、欧州スカウトから熱視線が送られているはずだ。
ーーフィリピーナ彼女のキャットと部屋で過ごし、夜を迎えた。
彼女の勤務時間が近づいてきたようで、一緒にホテルを出る。
[宿泊先パームホテル]
途中、近くのパンパシフィックホテル(現シェラトンホテル)の焼肉屋で夕食を食べた。
キャットとは完全に恋人のよう。いや、恋人だ。
かなり気分を良くしていた私。
鼻歌では収まらない。声に出して尾崎豊の『I love you』を口ずさんでいた。
そして、最愛の彼女が働くKTV『KomeKome』へ向かう。KTV同伴だ。
ーーキャットと一緒に通りを歩く。
そういえば、昨日は師匠の車に乗せて貰っていたので、全く距離感は無い。
似たような景色と全く見覚えのない景色。
多少は慣れたが、行き交う人々は皆怪しく見えた。
[マラテのレメディオスサークル付近]
昨晩はあまりに酔い過ぎていて店の場所も覚えていなかった。
今キャットと一緒で良かった。
一人だったらきっとたどり着けなかっただろう。
そして、徒歩5分ほどで店に到着。
[KTV『KomeKome』外観]
入店すると、ママらしき女性が嬉しそうに抱き付いてきた。
それはそうである。
昨晩の私たちはおそらくこの店舗の一週間分くらいの売り上げを落としたのだから。
ーー私はキャットの指名、焼酎のお茶割をオーダーした。
彼女は「着替えてくるから待っててねベイビー」という言葉を残し、奥のドレッシングルームへ消えた。
店の中にお客はまだ私一人しかいない状態。
急にアウェーを感じた。
いや完全なるアウェーだ。
[KTV店内イメージ]
しかし、「私にはこの店に彼女がいる! 臆するなポット!」と自分に言い聞かせた。
ーー若干の心細さを感じながら待つこと数分。
ヘルプ的な女性が隣に来て、キャットが来るまでの間の相手をしてくれた。
そして、私はこのとき自分のレベルアップに気付いた。
なんと。
喋れるのだ。
英語で。
わかるのだ。
英語が。
このヘルプ女性とは今日初めて会ったばかり。
しかも日本語が分からない女性にも関わらず。
私は自分のことを説明した。
・フィリピンに1週間いる事
・今後はこの国で会社を作る事
・日本では東京に住んでいて独身である事
・カジノが大好きで私にとっては銀行である事
・フィリピーナと将来は結婚したい事
など、そんな話をした。
彼女は私の英語に「ワオ!」「グレイト!」と褒めてくれた。
私は「ああ、コミュニケーションが取れるって、なんて素敵な事だろう……」と強く感じた。
ーーそうこうしている間にキャットが戻ってきた。
メイクをバッチリしてドレスを着た彼女。
職場なので表情は引き締まっていたが、シンプルに可愛いと感じた。
[ドレスアップした愛しきキャット]
キャットよ、最高だ。私は今運命を改めて感じている。
愛してるよ。
私はこの子の為なら俺は何でもできる!
そう思った瞬間、彼女から恐るべき提案があった。
キャット「昨日のお姉さん達が一緒に飲みたいって」
はい?
えっ、はい?
(本日ここで、私は『フィリピンの国民性』を知る事になる。)
私はキャットの誘いから嫌な予感しかしなかった。
困る。
それは困るぞっ!
昨夜の師匠達の大盤振る舞いを私に期待されても困るっ!
この日、私のガソリンメーターはエンプティを指していた。
なぜなら、先ほどコーラを飲んだだけで全くのシラフだったからだ。
フランキーならば、この状態でも高いパフォーマンスを発揮出来るのだろうが、私に関してはシラフだとただのおっさん。
師匠達の助けがなければ、私のパフォーマンスは昨日の10分の1以下だと推測される。
しかし、今日ゴールを決めたばかりの彼女にキラキラした目で頼まれたら、断れる男は地球上にいない。
私は彼女の提案を受ける事にした。
そして、その後……
私は世にも恐ろしい光景を目の当たりにした。
『昨夜のお姉さん達』という表現では完全に説明不足だった。
[KTV店内イメージ]
ーーまず、昨夜の出来事を振り返ろう。
一度整理しようと思う。
昨夜は師匠という頼りになる『財布』がいた。
私はチップ以外でお金を使っていなかった。
更にこの店に入る時、既に別の2軒で飲んでおり、酔った状態でのスタートだった。
さらに致死量を超えるテキーラを追加。
思考能力という人間が備えている能力が極限まで低下した状態。生存本能も働いていなかっただろう。
テキーラも3本目くらいまでは覚えているが、その後何本空いたか覚えていない。
というより、思い出そうとするだけで吐きそうになる。ただただ認識出来ない飲酒量だった。
師匠達は女の子達に大量のテキーラを飲ませ、酔い潰すと、次の女の子を場内指名してまた飲ませるという、完全なる痛い客だ。
六本木であんな飲み方をしたら100%出入り禁止になるだろう。そういった飲み方をしていたのだから、もう誰が誰の指名か分からない乱戦状態になっていた。
そして、今日。
私の席に現れた女性はなんと8名。
キャットを合わせると9名の女性が私の席に付いた。
店内の客は私だけ。
今、もし他の客が入って来たら、私を石油王だと思うだろう。
しかし、素早く近寄って伝えたい。
「こんなハズじゃなかったんです!!!!」
と。
ーーテーブルと私を囲む女性たち。
彼女たちの顔を見ても、誰ひとり思い出せない。
昨夜と全く違う女性が2,3人含まれていても私は分からない。
唯一、店内のDJスタッフの男だけ見覚えあるなぁというくらいで、女性に関してはキャット以外初対面だと思える状態だった。
あまりにも多勢に無勢。
圧倒的マイノリティ。
この時、狩られる側と狩る側の関係は完全に構築されていた。
ではここで、解答率100%のクイズを出そう。
この状況でカモは一体誰でしょう?
ありがとうございます。
私です。
ーー「オノミモノ、イイデスカー!?」
私は彼女達のテキーラコールに首を横に振る事が出来ず、当たり前のように大きなテキーラボトルが運ばれてきた。
私の分までテキーラが注がれ、全員で乾杯。
しかも驚くなかれ!
このビックボトルのテキーラが30分保たないのだ。
ほんの一瞬でカラになるボトル。
そして間髪入れずに運ばれてくる2本目のテキーラボトル。
私は、
「このままでは破産してしまう……」
と、恐怖に駆られた。
頭の中のコンピューターが大急ぎでメリットとデメリットを計算する。
・急いで帰る事で、キャットにケチだと思われるかもしれない
・キャットが思わなくても、他の女性たちが「あんなケチな男と付き合うな、別れろ」と言うかもしれない
・しかしこのペースで飲んでいたら間違いなくとんでもない金額になる
・いや、9人指名で既にボトル二本目消化、凄い金額になっているはず
・この場を楽しい場として終わらせて、かつ、なるべく早めにこの場から去らなければならない
そして、コンピューターが出した答えは、
・ちょっと体調が悪い振りをし始める
・全員に「楽しかったよ! ありがとう!」とお礼を言い、チップを渡す
・延長せず、早めにチェックする
これしかない。
私は1000ペソ2枚の両替をママにお願いした。
女の子達は「これは…… チップあるぞ?」という雰囲気を醸し出す。
そして、キャット以外の女の子8名には200ペソづつ渡し、キャットには倍の400ペソを渡した。
結論。
努力虚しく。
Komekomeの会計は銀座の高級店レベルの支払いだった。
たった1時間半で……。
カジノの負け並みの支払い、再び。
「フィリピンのKTVは安い」と言うのは間違いである。
「飲み方によっては安く飲めるぞ」に訂正して欲しい。
[マニラ マラテエリア繁華街の夜景]
しかし、昨日のお姉さん達と言われ人数を確認しなかったのは私。
好きなものを飲んでいいと言ったのも私。
今日は昨日と違って師匠達が居ないので、飲んだ分は自分で払わなければならない(当たり前)。
自分の身は自分で守らないといけないこの国で、何と言う事をしてしまったのか……。
ワンチャンでイキり上がっていた私の心は、支払いと共に奈落の底へ落ちた。
もう真っ暗で何も見えない。
誰か、私の手を持って導いてほしい。
肩はなで肩を通り越して、三角形じゃないか?というくらいに下がっていた事だろう。
たった数時間で頂上から地下へと誘われた訳だ。
『これがフィリピンのフリーフォールか』
ーー私はそんな事を考えながら岐路についた。
すると……。
ん?
この景色は???
Komekomeからの帰り道の右側に見覚えのある店が。
KTV『アップステージゴールド』。
私はキャットとのワンチャン達成で、完全にクレアの事を忘れていた。
クレアは、フィリピンで私が最初にワンチャンしたいと思った女性。
しかし、コミュニケーションが上手く取れず、まだ結果という結果は出せていない。
むしろ、決定的な場面、どフリーで宇宙開発したようなもの。
しかし、私は数日前とは比べ物にならないくらいに英語のスキルが上がっている(と思っている)。
私はフィリピンフリーフォールで受けた心のダメージをクレアに回復して貰おうと思い、アップステージゴールドに吸い込まれるように入っていった。
[ポットブログ18終わり]
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[ポットブログ18あとがき]
KTVの恐ろしさを身をもって体験しました。
そして、日本人気質の断れない性格。さすがに懲りました。
と言いながら、帰り道に別のKTVへ。
落ち込んでいますが、お酒も入った後です。
口も英語仕様になっており、ゆるゆるに発音できます。
この後、コミュニケーション能力が格段に上がったと錯覚した私は、意中の人であるクレアに再びアプローチ開始します。
次回、連続ワンチャンあるのか? 1日で彼女が2人も出来るのか? の巻
「ポットさん、クレマニ得意のパターンのやつ、あざーす!笑」と言う方、応援クリックお願いいたします! 次回、クレマニのカモ担当はそんじょそこらのカモとは違う!?、乞うご期待!
くっ、レンジ氏のイラストで噴いてしまった
クレマニの得意パターンと分かっていながら不覚
テレワーク中で良かったわ
オフィスで見てたら皆に、はっ?って言われるほどの噴水
>カジノが大好きで私にとっては銀行である
分かる!分かりすぎる。
たぶん死ぬまで続くこのスパイラル。
でもお金循環させてるからいいもん笑
それにしても、トップページに新たなリンク。これは素晴らしい。
クラウドファンディングに少額支援!
ポットさんwwwwwww
なにサラっと独身とか嘘ついてるんですかwwww
あるある過ぎて分かってても笑ってしまいますwwww
初めまして❗️
男性の指輪に興奮を覚える女子です?❤️
既婚者の方のほうが安心できるし魅力的だと思いますよ???
サクッと独身って言ってますねw イヤ、言うけど私もw
女の子達の心と生活のオアシス、
ポットさん。ぜひブログの最後に今回の旅の出費リストを載せてほしいです。あくまでも戒めのため、私の参考と反省のためですよ(もちろん近い感じのことは過去私にもありましたよw)
がんばって~!
フィリピンKTVあるある笑
一発目ではっちゃけると、それが基準になるんすよね・・・
あれがなきゃ、もう少し楽しめると思うんですけどね。
フィリピンらしく、明日は知らん、今日の飯代稼がな!!ってやつですね。
テキーラ3杯ぐらいで酔っぱらってくれるお嬢ちゃんに会いたいなぁ・・・
フィリピンのktbはお持ち帰りは
無理ですよ。
マモルです。