[エッジブログ前回のあらすじ]
エッジは、マニラ駐在を終えた後もマニラ出張は続いていた。そんなある日、ケソンのショーパブで出会ったロシア人女性とデートへ……。
【エッジブログ32】ロシア女性とランチデート、観光地でファーストキス
※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
ウメブログの第一話はこちらから
【ウメブログ1】日本のフィリピンパブの過去、マニラへ向かうきっかけ
エッジブログの第一話はこちらから
【エッジブログ1】台湾担当から、いきなりフィリピン駐在決定!?
上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。
内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。
それでは、エッジブログ第33話をスタートさせていただきます。
【読者の方へお願い】
これからエッジブログをお読みいただく前に、以下の「ブログ村ランキングバナー」の応援クリックをお願いします!
(ブログ村にジャンプするだけです。その後はまたこちらに戻ってきてください!)
皆さんの応援で成り立っているクレマニ。本当にありがとうございます!!
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!!
【エッジブログ33】ロシア彼女の激しいバキュームキスに死にかける!?
ーー向かうのは『イントラムロス』。
リーサルパークの北側にある、世界遺産やなんやらがたくさんあるところ。
このエリアは、16世紀にスペイン人たちによって建てられた、マニラの最古の地区だと言う。
当時の建物や街並みを見て回ることができ、保存あるいは再建された史跡を観光することができる。
おそらくマニラで歴史観光するなら最も人気のあるところの一つだろう。
[イントラムロスのマップ]
[マニラ大聖堂]
[馬車に乗って観光することもできる]
ーー二人で歩きながら、サンアグスティン教会、マニラ大聖堂、サンチャゴ要塞なんかを廻った。
ーーその後、マニラホテルでお茶をし、パサイ方面へ移動。
ウェスティンプラザホテルで夕飯を食べた。
この時点でヘトヘトである。
観光したところはコンパクトにまとまっているとはいえ、暑さに弱い二人だった。
彼女も暑さには参ってしまっていたが、まだまだ元気があった。
若いって素晴らしい。
私もまだ30代なのでそれなりに、うん、まぁ、そんな感じだ。
観光ツアーなんて何時振りだろうか?
赴任当時まで遡らないといけないがはっきりと覚えていない。
久しぶりに見て懐かしかったが、『だからどうした』という感じだ。
新しい感動はない。
しかし、レーナは喜んでいたので、良しとした。
ーーウェスティンプラザは駐在中も実はよく泊まっていた。
海岸沿いで夜遊びする時に泊まっていたのだが、今は名前が変わってしまったらしい。
今は『ソフィテル フィリピン プラザ マニラ』となっている。
[ソフィテル フィリピン プラザ マニラ (Sofitel Philippine Plaza Manila)]
ーー食事の後、バーで軽く飲む。
彼女に「今夜はお店に行くの?」と聞くと「行かない」と。
「じゃあ、うちに来る?」と聞くと頷いて見せた。
キスよりもその先が見えてきた気がした。
ーータクシーでマカティに移動した。
ニューワールドホテルに着くとそのまま部屋に入って、一息ついた。
[ニューワールド マカティ ホテル室内(写真はイメージ)]
二人でベッドの端に座って、今日の観光をあーだこーだと笑いながら話している。
ーーふと会話が途切れた時、レーナが頬にキスしながら首に腕を巻き付けてきた。
レーナ「今日はありがとう。楽しかった」
私「おれもだよ。楽しかった」
レーナ「私たち、付き合ってるのかな?」
私「そんな気はしてるけど。どうかな?」
レーナ「うん、付き合ってる」
レーナがキスしてくる。
舌が絡み合う。
うぉっ!
この子、舌が長い……。
絡み取られそうだ。
しかも凄まじいバキューム。
舌が引っこ抜かれるぅ。
吸い過ぎやろ!
激しい……。
この子、激情型なんだな。
ーーそのまま横になると腕と足が絡みついてきた。
手足の長さが思っていたより長い。
スレンダーな体型も相まってぴったり密着すると、少し骨が当たる感じだが全体的に柔らかい。
そして一番気に入ったのは、彼女からするほのかに甘い香りだった。
香水とも少し違う。
体臭だとしたらとてもいい香りだ。
[【閲覧注意】今宵も『徳川機関長』が出動です。もし、お下品な話題が苦手な方はここからは閲覧をご遠慮ください。「待ってましたっ!!」と言う方のみどうぞ。]
手足を解きつつ、彼女を脱がしていった。
同じように彼女に脱がされていく。
お互い生まれた時のすっぽんぽんの格好になると、また彼女が絡みついてきた。
すごくキスが好きみたいだ。
口の中が、彼女の舌で掃除されてるんじゃないかというくらい舌をねじ込まれてくる。
だから、息が
でき
な
い
って
私が苦しそうなのを見たのか、一度彼女は舌を抜く。
肩で息をしている。
君も苦しかったの?
なぜそこまでするのさ?w
レーナ「……電気を落として」
私「え、このタイミングで?」
いや、落とすけど……。
枕元のスイッチをいじると部屋のライトの光量が落ちた。
光の影で彫りの深い顔が一層彫りが深くなったように見える。
すごくキレイだった。
薄明りの中で白い肌が艶めかしい。
少し汗ばんでいる肌が吸い付くように密着してくる。
徳川機関長も息が絶え絶えだ。
波動エンジンを点火してくれないと私の波動砲は発射されないじゃないか!
『艦長、酸素不足です』
なんとか彼女の寝技を掻い潜り、どういう訳かマウントをとれるポジションに体を入れ替える。
彼女は上になった私に、
「来て」と。
呟いた気がした。
俄然張り切りだす徳川機関長が小躍りしている。
頼むから空砲なんか撃ちたくないのだ。
しっかり準備してくれ、機関長!
私の手はゆっくりと彼女のツルっとした小高い丘から洞穴の中に入って行く。
湿度の高い洞窟の様だ。
指が侵入するとじっとり纏わりついてくるのが指に伝わってくる。
洞窟が収縮を繰り返し指を飲み込もうとしている。
彼女の準備も整っている感じだ。
なんと古代進がすでに照準を合わせている。
波動砲をゆっくり洞窟の奥に忍び込ませる。
背をのけ反らせるレーナ。
吐息が漏れる。
レーナがまっすぐ私の目を見てくる。
レーナ「好きよ」
私「オレもだ」
彼女がしがみ付いてきた。
少しずつ波動砲を出し入れしていると、またキスという名の窒息攻撃だ。
下腹部に手を当て波動砲の密着度を上げるとのけ反りキスから解放される。
キスが命懸けとは一体……。
波動砲が放たれた。
洞窟の奥深くに届かせるぐらい撃った。
観光疲れも何のそのである。
徳川機関長もいい仕事したと満足気だ。
進はすでにタイムカードを押して帰ってしまったようだ。
荒く息を吐きながらレーナの横に寝転がる。
レーナがこちら向いて体を寄せてくる。
無言のままキスを交わす。
先ほどのような情熱的な窒息キスではない。
ゆっくりとやさしく柔らかい唇を重ねてきた。
……こんなキスもできるんじゃん。
優しいキスだが放してくれない。
また長い手に搦められて足も決められそうになる。
レーナ?
レーナ「まだいいでしょ?」
私「お、おぉ、もちろんだよ」
……徳川機関長、残業です!
[エッジブログ第33話終わり]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回、エッジブログ最終話「ロシア人女性との別れ」
「機関長働き過ぎ!」と言う方、応援クリックお願いいたします! 次回、エッジブログ最終回です!!
エッジさんのツイッター(エッジさん@Edge_Ackie80)も是非チェックしてください!
エッジさん。こんばんは。徳川機関長出動シーンて何故か私の頭の中にはAC/DCのFor those who about to rockが流れてまるで戦場に行くかのようなエッジさんを思い浮かべてしまいました🤣(もしご存知無ければYouTubeのライブ映像見てくださいまし)。因みに日本語タイトルはたしか悪魔の招待状だったかな?悪魔のバキューム笑。美しい薔薇にはトゲあり!でも良いなぁ。
かーわんさん、
コメントありがとうございます。
AC/DCのライブ見てきました🤣最初のギターソロはアンガス・ヤングでしたっけ?もうランドセル背負ってないんですねwいい曲です。徳川機関長の心情を映している気がします😆
徳川機関長の座右の銘は『常在戦場』なのでいつでもどこでもイケちゃう感じでしたwもう今はゆっくりしてますよw
これからもよろしくお願いいたします。