[オノケンブログ前回のあらすじ]
マニラの有名なゴーゴーバー地帯、ブルゴス通りを歩いてみました。マカティには多くの日本人がいるので、この地帯でも多くの日本人がいました。
明るい通りは比較的安全ですが、スリなどには十分に注意した方がいいです。あと、病気にも十分に注意してください。
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[夜遊び最後はやはりLAカフェ。美人フィリピーナとの出会いを求める]
ブルゴスからマラテへと戻ってきた私たち。
レンジ「さて、じゃあ申し訳ないですが、僕はまた消えます」
私「お気をつけて。今日はどこに宿泊するんです?」
レンジ「実はまだ予約してないんだよね。マルコ次第だしね。まぁ、もし今晩がマラテに戻ってくるようなことがあったら、飛び込みでどこかホテル入るとするよ」
私「本当にマルコ次第ですね」
レンジ「そうなの。まぁ、俺のことはいいから、特にリョウさんは最後の夜だと思うので、しっかり楽しんでくださいね」
リョウ「了解。レンジさんも気をつけて」
そのままレンジさんは足早にタクシーで消えて行った。
私個人としては、このままマルコにしたい放題させていたらそれが習慣化し、今後わがままに拍車がかかると感じていた。
その予感は残念ながら当たることになる。そのわがままを一手に受けたレンジさんは、そのストレスで首から上にとんでもない変化が起きることになる。
あの時のレンジさんの変わりようは今思い出してもぞっとする。
私「レンジさんバタバタですね」
リョウ「そうだね。そんな頻繁にフィリピンにくることができるわけでもないし、フィリピンに来た時はしっかり会っておきたいんだろうね」
私「そうですねぇ。最初から分かっていれば問題ないんですが、いきなりスケジュールが変更になるのは勘弁してほしいいです」
リョウ「まぁそれもそうだね」
私「さて、これからどうしましょうか?」
リョウ「ロマンスにまず行きたいかな。お漬物を食べるのと、指名子に会いに行きたいな」
私「了解です。では向かいましょう」
私としてはロマンス内には好みのフィリピーナはいないので、あまり乗り気にはなれないが、今日はリョウさんのこの旅最終日である。リョウさんの希望が第一優先である。
こうして私達は昨日に引き続きロマンスへと向かった。
早速入店するも店内は閑散としており、他の客も一名のみというさみしい感じであった。
リョウさんが指名したのは、あのブs・・・いや、ブスなフィリピーナ。
私はざっとまわりを見回した様子では昨日と変わり映えのしないキャスト達の面々に、ローテーションを選択。
昨日、私たちがここを訪れた時はリョウさんの指名子はLDの要求などなく、おとなしいものであった。
1セットごとに1ドリンクを奢ってあげた程度なので、料金も安く済んだ。
というより、私としては美人フィリピーナと出会うという観点ではここでの時間は全く実りがない。そのため、そんなことにあまりお金を使いたくはない。
しかし、昨日とは打って変わってリョウさんの指名子は怒涛のドリンクオーダーラッシュ。
昨日から連日の指名に完全にリョウさんが落ちたとでも勘違いしたのだろうか?
リョウさんがレディースドリンクの注文を断らないのをいい事に、どんどん注文は増えていく。
なぜか私のローテーションで回ってくる女の子達にもドリンクがどんどん注文され、結局1セットでチェックはしたものの、まるで最高級KTV526で飲んだかのような会計になってしまった。
私(心の中)「こんな激安店で、しかも自分は指名することなく1セットいただけで526レベルの会計...くそ、あのアマゆるせねぇ...馬鹿みたいにLD注文しやがって...」
時間もお金もなんともったいないことをしてしまったことか。
ローテーションでバカみたいにお金を使わされた私は完全にローテンションである。
大いに充実した時間を送り、幸せそうなリョウさんとは逆に私は肩を落として店を出る。
[出口で筋肉フェチフィリピーナ達に囲まれて少しテンションを取り戻した]
ちなみにこの後、リョウさんとこの指名子はしばらくの間、金銭的なトラブル等なく連絡を取り合っていた。しかし、しばらくの間リョウさんがフィリピンに再びくることができないのもあり、自然と連絡もしなくなったようである。
私「さて、けっこう遅い時間ですね。どうしますか?今日はリョウさんの最終日ですし、とことんお付き合いしますよ」
リョウ「じゃぁ、LAカフェ行かない?」
私「え?またですか?」
リョウ「うん、LAカフェ大好き。本当ならエドサで店外したかったけど、できなかったからLAカフェで店外デートしようかと」
私「わかりました。この旅のLAカフェしめにお付き合いしますよ」
リョウ「ホテルのチェックアウトは12時だから、明日朝にもう一回来る予定だけどね」
私「LAカフェに行くことが、すでに旅館の温泉に行くみたいな気軽な感じになってますね。完全にLAカフェの虜ですね」
リョウ「楽しいし、タイプの子がたくさんいるからね!!」
ストライクゾーンが広いとはなんと幸せなことだろうか。
下手に面食いな私からすると羨ましい限りである。
どんなことに関しても、良いと感じるストライクゾーンは広い方が絶対的に人生は幸せである。
例えば味覚については、私はバカ舌である。
学生の時分は、よくバカ舌と同級生から揶揄されたものだが、私としてはバカ舌は幸せであると感じている。
多くの人がおいしくないと感じるものをおいしいと感じ、多くの人がおいしいと感じるものは当然おいしいと感じる。
より多くの物をおいしくいただけることは幸せなことである。
味覚ではないが、リョウさんの美的感覚もちょうどそんなところだろう。
周りの女性のより多くが美人と感じ、しかもLAカフェにおいては店外デートに誘いたい放題である。
それはもう幸せであることは間違いない。
私がリョウさんとLAカフェに一緒に行ったところで、リョウさんはきっとすぐに好みのフィリピーナを見つけ出し、店外デートに誘い、私を残して高笑いと共に夜の街に消えていくのだろう。
ただ、時刻もかなり遅くなってきているため、一人でフラフラとLAカフェに向かうのは少々危険が伴う。やはり私が一緒に行った方が安全であろう。
おそらく帰りは私一人で帰るのだろうが...
こうして私たちはLAカフェに到着した。