[オノケンブログ前回のあらすじ]
ゴーゴーバー・エドサコンプレックスには100を超える女の子がいます。それだけいれば必ずと言っていいほどに好みの女の子を見つけることができるのでしょうが、私がその時であったのは、衝撃的なルックスを持った衝撃的なフィリピーナでした。
[ゴーゴーバー]エドサコンプレックスで衝撃的な乳のフィリピーナと出会う
オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m
私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
[(ゴーゴーバー)ブルゴス通りの散策。一番人気の店に入店する]
マニラの有名なゴーゴーバー地帯、ブルゴスストリートを練り歩く3人。
通りにはたくさんのスケベな顔をした色んな国籍の男性。そしてやたらマッサージを勧誘してくるフィリピーナが多い。
マッサージを進めてくる子の中には、その辺のフィリピーナよりもよっぽど美人な子もいた。しかし、レンジさんによると、男性と女性のハーフも結構含まれているとのことなので、あまり相手にしないようにした。
どの店が有名店かはわからなかったので、とりあえず近くにいたバイアグラを売っているフィリピーノにどの店がこの通りで人気か聞いてみた。
すると教えてくれたのはこのゴーゴーバー。
週末は2階もオープンするそうだが、平日は1階のみの営業だそうである。
時間もないのでさっそく入店する。
中央にステージがあり、それを取り囲むようにボックス席。
その時の女の子はざっと見た感じだけでも30人程度はいただろうか。
私たちはステージの斜め前の円卓に通された。
席に着くや否や、まるでショーアップの如く女の子が入れ代わり立ち代わり私たちの目の前にやってきた。
みな店外デートに誘ってほしいようである。
おそらく彼女らからしたら、
フィリピーナ「3人のスケベな顔をした日本人が来店してきた。こんなん絶対店外デート目的だわ。これはさっさと売り込んで店外デートに誘ってもらおう」
といったところだろう。
しかし、残念ながら私たちには今後の日程もあり、店外デートをすることはないだろう。
私たちはガンガンアピールしてくるフィリピーナたちを適当にいなしながらこの雰囲気を楽しんでいた。
暗めの店内なので、決してフィリピーナたちの顔が明確に見えたわけではないが、その時はルックス・スタイルの2つが揃ったどストライクなフィリピーナは残念ながらいなかった。
スタイルについては良い子はけっこういたように思うが、やはりルックス面で言うと、私が面食いすぎるだけかもしれないが、好みの子はいなかった。
もし私に時間があり、店外デートしたいという意気込みでこの店に入店していたとしてもおそらくここでは選ぶことはないだろう。
一人とんでもない綺麗なおケツをお持ちのフィリピーナがいたので、そのケツをパーン!!と叩けばどんなに爽快だろうかという欲望もあったが、私はケツフェチではないので店外デートに誘うほどではない。
私とリョウさんは目を輝かせて周囲を見ている最中もレンジさんは必死で携帯をつつく。
レンジさんとしては今すぐにでもマラテに帰りたい気持ちは山々なのだろうが、これ以上マルコの振り回しにリョウさんと私を巻き込みたくはない気持ちもあるのだろう。
きっとレンジさんは今、私たちのために必死にマルコに時間をもらうように懇願しているに違いない。
確かにマルコの外見はとんでもないクオリティーである。
まるで顔面、乳、身長、ケツなどのそれぞれ好みのパーツをパソコンで合成したかのような外見である。
魅力的であることはどの男性からみても同様であろう。
魅力的であることは間違いないが、ここまでこちらの事情を考えない振る舞いをされたら私なら彼女のもとから離れることだろう。
しかし、そこは恋愛M体質のレンジさんである。
レンジ「だが、それがいい」
と言うばかりである。
“だが、それがいい”なんてセリフを言っていいのは前田慶次ぐらいである。
パチンカーからするとがっかりから一転、復活大当たりを知らせる大好きなセリフだろう。
しかし、レンジさんがマルコの振り回し体質に対してそのセリフをいうときは私はただただ呆れるのみである。
店を出た私たちはブルゴスストリートをゆっくりと見て回った。
[なんちゅう色の車やねん]
[多くのフィリピン人は写真撮影にも快く応じてくれる]
[これはある店で店外デートのシステム説明の時に書いてくれたもの]
本来であれば一軒一軒ゴーゴーバーを巡り、好みの女の子を探したいものだが、さすがにレンジさんの必死に携帯をつつく姿をここまで見せられたら、帰ることを提案するほかない。
私「じゃあ...レンジさんの約束もありますし、そろそろ帰りま...」
レンジ「そう?悪いね!もう少し見て回っても大丈夫なんだけどね!そろそろ帰ろうか!Grab呼ぶ時間ももったいないからそこらへんで白タクシー捕まえようか!!」
私「はやっ。よく“もう少し見て回っても大丈夫”なんて言えたものですね。絶対早く帰りたいと思ってたでしょ」
レンジ「はい」
私「正直!!」
こうして私たちはブルゴスでの滞在は1時間もしないうちにマラテに向けて戻ったのであった。
この時は“せっかくブルゴスまで来たのに1時間も滞在できなかった。なんてもったいない”と思っていたが、明後日に起きることを考えれば、今日のことなんてはるかにかわいいものだったと感じることになるのであった。
そうとは知らず、マラテへ向かう車内ではクドクドとレンジさんを説教する私がいたのであった。