[ポットブログ 前回のあらすじ]
三度目のフィリピン。アプローチ中の女性宅へ。子どもの誕生日会のはずが、なぜか彼女の『旦那』を紹介される!?
【ポットブログ48】アプローチ中のフィリピーナに旦那を紹介される!?
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
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【著者ポットより】
皆さん、こんにちは。
クレイジーマニラのカモ担当ポットです。
いつもブログを読んでくださり、またコメントの方もありがとうございます!
カモられるのを承知でクレアの実家に行ってきました。
彼女の自宅はプレハブのような小屋でしたが、実家は2階建てのちゃんとした家でした。
ボロかったですが電気もちゃんと繋がっており、テレビや扇風機、冷蔵庫もありました。
そんな事より旦那さんを紹介された事がショックで、これは早くジルに解説を頼みたいと思った次第です。
それではポットブログ49をスタートさせて頂きます!
【ポットブログ49】フィリピーナが再び号泣。ポットが鬼になる!?
ーークレアファミリーと長い時間(6~7時間)一緒に過ごした為、マラテに戻ってきた時は日付が変わってしまっていた。
[マラテ繁華街の様子]
昼にニコルに写真を撮られてから、特にアビーからの連絡は無い。
流石に人違いでは無いと思うし、携帯をこちらに向けていた。
あのシチュエーションで撮影していない事は考え辛い。
[日中、ランチの際にニコルに写真を撮られた]
ゴチャゴチャ考えていても、どうせ答えは出ない。
ーー私は、部屋で普段着に着替え、早速アップステージゴールドへ向かった。
一階はガラガラで1組しかいない。
コストを考えれば一階で問題ないのだが、重い話になる可能性があるので、私は二階VIPルームを選択した。
[UPSTAGEGOLD店内]
アビーを指名し、部屋で待っていた。
しかし、来たのはヘルプ嬢だった。
相変わらず指名被りか……。
ヘルプの子も別にレベルが低いわけではないのでそれなりに楽しめるのだが、この後の事を考えると
なかなか楽しく会話が出来ない。
私は不器用な人間なのである。
ーー待つこと30分程でアビーが部屋に入ってきた。ヘルプの子とチェンジする。
彼女は会話する必要がないくらいの殺気を放っていた。
ああ……。
完全に……。
怒っている……。
こちらから切り出すべきか……。
待つべきか……。
アビーは勝手にオーダーの紙を書き、
私のサインも勝手に書き、
ボーイを呼んだ。
そして、ドリンクが届いても沈黙は続く。
乾杯もせず、飲み始める。
[VIPルーム内]
さて、参ったぞ……。
悪い事は一切していないので、私から謝るのは変な話だと最初は思っていたのだが、ここまで沈黙が続くとそうは言ってられない。
当初の予定は、「一緒にランチ食べてた女は誰よ!」と言われ、
「あ~、あれは新しく作る会社の社長だよ。ビジネスパートナーだよ。私がオーナーで、あの子に社長を任せるんだ」と説明すれば、
それで終わりだと少し簡単に考えていた。
しかし、沈黙が長くなれば長くなるほど、切り出し辛くなり、全く話せなくなった。
ーーそして、一言も話さすぬままアビーは呼ばれてそのまま席を立っていった。
私はすかさずボーイを呼び、今度はニコルを場内指名した。
ニコルは指名が入ってなかったようで、10分程で部屋に来た。
(そう、「だった」という表現が正しい)
[下がニコル、上がアビー]
【ポットブログ42】美人巨乳フィリピーナ2人と同じ部屋で過ごす夜!
ニコルは部屋に入ってくるなり、
「なぜ貴様はアビーを泣かせる!」
と、ブチキレして来た。
待ってたよ……。
これ! これ!
私は準備してきた作戦を披露する。
「ニコル! よく聞いて。アビーを泣かせてるのは私じゃない。あなただ!」
「今日、パワーランチをしていたのは私の会社のスタッフだ」
「フィリピンにいる間は、彼女と毎日仕事を一緒にしている。毎日だ」
「あなたは非常に悪い。早くアビーに謝りなさい」
ニコルは理解したようで…… 私に謝った。
しかし私は許さない。
「ニコル! よく聞いて」
「私は泣いてない。でもアビーは悲しんでる」
「私に謝らないでください。アビーに謝ってください」
ニコルは反省している様子だった。
どうだ! 私の作戦は成功した。
はずだった……。
完璧なはずだった……。
しかし、このアップステージゴールドはとんでもない事をしてくれた。
アビーが部屋に戻ってきた時、ニコルが呼ばれた。
なんと、同じタイミングで交代してしまったのだ。
うえっ!?
何も話さず行っちゃうの??
指名が被ってないのなら、2人つけてくれるのが常識だろう!!
普段なら1対1を楽しむが、今日はそうではない!!
なぜこんな事が起こるのだっ!!
そしてニコルよ! 30秒もあれば説明出来ただろう!!
なぜ、『後で話すね』的な空気を出して部屋を出て行ったのだ!!
と、信じられない事が起こった。
ーー100%の勝利を確信していたのに、急に振り出しに戻ってしまった。
アビーはまだ沈黙を保っている。
埒が明かない。何なんだこの状況は。
私は徐々に腹が立ってきた。
私「なぜ話しをしない?」
アビー「はあ?」
私「あなたに会いに来た」
アビー「私は会いたくなかった」
私「なぜ?」
アビー「はあ?」
この「HAA?」が非常に腹が立つ。
文字ではなかなか表現出来ないが、『 (゚Д゚)ハァ? 』みたいな吐き捨てるような言い方をしてくる。
ーー結果、沈黙のまま時間が終わった。
ニコルは戻って来ないまま会計が終わり。
出口へ向かう。
一応、アビーは一緒に階段を降りる。
そこでニコルが合流。出口までの短い間で二人が言葉を交わす。
そして、ステージを前を横切り、間もなく出口の所だった。
アビーが理解したのだろう。感情をあらわに泣き出す……。
アビー「ノオオオオオオオオオ」
このくだりを周りに見られなくないので、私は個室にしたのに。
結局、他の女の子達がいる所で、また私が泣かせている状況になってしまった。
しかも出口直前で私の手を引っ張って出してくれない。
私はニコルの説明が遅い事と、アビーの「はぁ?」と、更に今周りに見られている事に腹が立っていた。
大好きな子が号泣しているのにも関わらず手を振り払い……。
そして店を出てしまった。
出る際にキッチリ、ニコルを睨みつけたのだった。
[ポットブログ49終わり]
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[ポットブログ49あとがき]
ほんの少しのズレなんです。
いや、私の謝りたくないという些細な見栄かもしれません。
この1時間後に私はアビーに呼び出されます。
しかし、私が思い描くような展開ではありませんでした。
2時間半近くお店にいて、1時間くらい無言の時を過ごし。
安くない酒代を払い、得たものとは……
次回、ポット、フィリピンが嫌いになる! の巻き
「ポットさん、そこは抱きしめて欲しかった!」と言う方、応援クリックお願いいたします! 次回、なぜフィリピンを嫌うようになるのか、乞うご期待!
日本人だと、そこは言わなくても伝わるでしょ!があるけれど…
異国の地ですからね…
わかる。わかるわ〜。
わかりますよポットさん。
やるせなさ共感しちゃいました泣。
これはポットさんと同じ行動してたかも、ですね~(^_^;) 説明をせずに写真だけで全てカタがつくわけじゃないですからねぇ。同情申し上げます。
でも、このパターン、フィリピンではけっこう多い気がします( ̄▽ ̄;)
関係が修復されて、元に戻るといいですね~(^o^)
ニコルの指名の意味がないとは・・・これなんです。某グループの嫌なところ。
小さいことなんですけどね。
アビーではないけど、はぁ!?って思う事がほぼ毎回・・・
こじらせたのは、ニコルでもなく店側の対応だと思うのでした。