[レンジブログ前回のあらすじ]
2019年、年明け。今年もマニラへ遊びに行くのは変わらず。フィリピーナ彼女の誕生日を祝うため、マニラへ。
[前回記事]
【レンジブログ166】フィリピーナ彼女の家族とバタンガス旅行へ出発
レンジブログ
[レンジブログ第一話]
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
レンジブログは第三章で完結しています。
そして、それ以降のエピソードが「オノケンブログ」の内容になります。
オノケンブログ
[オノケンブログ第一話]
オノケンブログ第一話「転落と後悔」
また、レンジ個人のその後のエピソードは「外伝」という形で記述しています。
ここまで三つの外伝がそれぞれ完結しています。
レンジブログ外伝
[外伝一章第一話]
【レンジブログ101】フィリピーナをフィリピン国内旅行に誘ってみた
[外伝二章第一話]
【レンジブログ121】フィリピンから帰国、その日にフィリピンパブへ
[外伝三章第一話]
【レンジブログ140】フィリピーナ彼女を初めて日本へ招待してみた
【レンジブログ167】バタンガス旅行は「キャンプネタンヤリゾート」へ!
ーー午前10時を過ぎた頃。
マルコ宅を出発し、バタンガスへ向かい始めた。
[午前中のエドサ通り]
予定通りに行けば、目的のホテルまでは2時間半で到着する。
ホテルチェックインの時間帯を考えればちょうど良いだろう。
助手席のマルコは「行く途中にお気に入りのケーキを買いたいわ。何処かで寄って」と。
後部座席の母親と弟はスマホで音楽を聞いたり、ゲームをしたりしてリラックスしていた。
マニラ市街地をマニュアル車で進む。
車内では、私一人が緊張していた。
慎重に、無事故で戻って来ることが一番だ。
[マニラからバタンガスへ。約100km、2時間~3時間の道程]
ーー幸いにも、この時にはもうマニュアル操作を思い出し、スムーズなドライブが出来ていた。むしろ、運転する楽しさすら感じる。
エドサ通りの渋滞は多少あったものの、その後高速道路へ。
高速道路にも車は多かったが渋滞が発生するようなことはなかった。
そして、高速に乗ってから1時間ほど。
一度、トイレ休憩のためにサービスエリアに立ち寄った。
マルコお気に入りのスターバックス。
[フィリピン 高速道路 サービスエリア スターバックス]
ここに目的のケーキがあるのだと言う。
マルコは一人で入って行った。
私は離れたところにある喫煙所へ。
母親と弟はお土産物屋で時間を潰していた。
しばらくするとホールケーキを手にしたマルコが出て来た。
「Perfect! (完璧よ!)」
目的を達した彼女はご機嫌だった。
ーー私たちは皆でトイレを済ませた後、再び高速道路へ戻った。
途中、雲行きが怪しくなり小雨が降ってきた。
[バタンガスへ向かう高速道路にて]
大丈夫かな…。
そして、高速道路を降りて、一般道に入る。
天候はすぐに変わり、バタンガスの街中に入ると、空は気持ち良く晴れ始めた。
ホテルまでもうすぐ。
[バタンガス リゾート地の市街地]
私は一点、気になっていたのは「食事」のこと。
事前にマップで確認する限り、付近はホテルしかなく、外でディナーのような事は期待出来なかった。
マルコにその事を聞くと、「宿泊者はほとんどホテル内のレストランで食べるみたいよ」と。
なるほど。私はそんなに高価ではない事を期待した。
ーーバタンガスの市街地を抜け、山道に入る。
少し傾斜のある道路を進むと、次第に海が見えてきた。
深い青色。
綺麗な海だ。
車内はお祭りのように賑わっていた。
皆、海を見るのは昨年のダバオ旅行以来。海を見てテンションが上がらない訳がない。私も「うおー、綺麗っ!」と声を上げた。
ーーホテル「キャンプネタンヤリゾート」に到着。
車を駐車場に留めて、荷物を降ろす。
ホテルの外観は大きな教会のようだった。
[ホテルエントランス外観]
ホテルのスタッフに導かれながら、中に入る。
ロビーには宿泊客らで少し混雑していた。
[エントランス付近待ち合いロビー]
私たちは順番が来るまでの間、付近を少し散策することにした。
中に入ると、とても素敵な内装で、テラスの奥には海、水平線が見えていた。
[キャンプネタンヤのロビー奥から望む海]
「Range, come on! (レンジ、こっち来て!)」
テラスに出たマルコが嬉しそうに呼んでいる。なんだろう。
下を指さしている。
[エントランス奥から望むキャンプネタンヤ]
おおー!
なんかオシャレな建物だ。フィリピンに似合わないような……。いや、失礼。
地中海に面したリゾート地を思い浮かべる。
[下のプールから見るホテル全体像]
弟が下へ走って行ったので、私たちも付いて行った。
[海との境界線を創るプールサイド]
海よりもプールが嬉しそうな弟。
「Range! Let’s swim! (レンジ! 泳ごう!)」
「Okay, later! (いいよ、後でね!)」
私は減量期ではあるのだが、ぽっちゃりだ。水着になるのは恥ずかしいのだが、このプライベートな感じがある場所なら大丈夫だろう。
[ホテルの建物はディズニー映画に出てきそうな雰囲気だった]
しばらくプールサイドで写真を取った後、受付カウンターへ戻った。
ーーチェックイン後、母と弟は「デラックスツイン」の部屋、私とマルコは「スーペリアクイーン」と言う部屋に入る。
[スーペリア クイーン]
おお、清潔感があり、しっかりとした作りのベッドだ。
窓を開けると海が一望できる。
素晴らしい。
ーーしかし、マルコの不機嫌が急沸騰する。
「部屋にバスタブがない!」
[部屋のシャワースペース]
うえっ!? マジで?
[トイレスペース]
私は二部屋ともバスタブ付きの部屋を予約したつもりだった。
しかし、ホテルスタッフの言い訳によると、アゴダに掲載していた情報が更新できていなかったとのこと。
スタッフは手違いがあったことを深く謝罪してくる。
まぁ、フィリピンだからしょうがないか。
私とマルコの部屋は、シャワールームとトイレ兼用。少しグレードの落ちる部屋になってしまった。
それでも二人では十分余らすスペースだ。
テラスに出ると、心地よい風と青空、海が広がっていた。
[ホテルの部屋の外]
それぞれの部屋で荷物の整理をする。
私の荷物は少なかったため、すぐに終わる。そして、部屋のテラスへ出てタバコを吸う。
……んー、旨い。
バタンガス、なかなか良いところではないか。
気に入ったぞ。
ーー小一時間ほどすると、母親と弟も準備ができたようで、とりあえず遅めの昼食をレストランで食べることにした。
ちなみに、料理の物価はリゾート価格であった。
以下、参考までにレストランのメニューを掲載。
[若干高いかなと思われるレストランメニュー]
ーー私は皆のお気に入り、いつもの外食用メニューをオーダーした。
[キャンプネタンヤ内のレストランにて]
フライドチキン、シニガンスープ、サラダ。四人でシェアしながら食べるとちょうど良い量だった。
四人お腹いっぱいになって、1,500ペソほど。
これなら夕食もそんなに高く付きそうにない。よかった。
食事を終えた頃、午後3時を過ぎていた。
家族は「昼寝がしたい」と言い出した。
私はせっかくリゾートに来ているのにと思ったが、確かに眠い。
夕方から活動するとして、今は少し眠ろうか。
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バタンガス旅行おすすめホテル紹介
キャンプ ネタンヤ リゾー トアンド スパ (Camp Netanya Resort and Spa)はバタンガス旅行でおすすめのリゾートホテルです。
小高い丘で海に面しており、プールサイドから見るとディズニーアニメに出て来そうな雰囲気のホテルです。
マニラ市内から車で約3時間ほど。食事はホテル内のレストランかルームサービスを利用できます。
シーサイドは「岩場」で白い砂浜ではありません。砂浜やシュノーケリングへのアクセスはホテル内のチャーター船を利用します。
ホテル内にはジムやスパ、お土産物屋やショップも充実しています。
バタンガスの人気リゾートホテルです。
バタンガスは良いところですよ!マニラから近場のリゾート地ですね。
レンジさん、マニラ市内も運転出来るんですね…私は怖くて運転なんて考えられません!
電気あんまをしなくてよくて何よりです。されるレンジさんも嫌でしょうが、私も多少なりともレンジさんに1時間耐久で電気アンマはちょっとね…
なんだ!この嵐の前の静けさは?狙っているのか?多分 狙っているでしょう?
今週も始まりましたね。執筆大変でしょうが、楽しみにしてます。