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マニラ空港 第3ターミナル

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

[レンジブログ前回のあらすじ]

フィリピーナ彼女の誕生日のプランを計画。当初、高額なプレゼントを要望されたが、スマホに落ち着く。いや、それでも高い!?

[前回記事]
【レンジブログ165】フィリピン彼女の誕生日プレゼントが高過ぎる

 

レンジブログは第三章で完結しています。

そして、それ以降のエピソードが「オノケンブログ」の内容になります。

オノケンブログ

[オノケンブログ第一話]
オノケンブログ第一話「転落と後悔」
オノケンブログ累計400万PV達成 第一話へ

また、レンジ個人のその後のエピソードは「外伝」という形で記述しています。

ここまで三つの外伝がそれぞれ完結しています。

 

 

【レンジブログ166】フィリピーナ彼女の家族とバタンガス旅行へ出発

 

ーー私は年末年始のマニラ滞在を終え、日本へ帰国した。

 

2019年、新年明けたばかりの1月はさすがに日本での仕事を優先した。

 

上司から、

「レンジ、クリスマス付近から有給を消化しまくってるが、今年度で退職するつもりか? それなら早めに言ってくれ」

と、冷たく対応された。

 

オフィスの中も「レンジは退職するらしい」と言う噂が流れた。

そのため、一カ月は大人しくしておこうと決めた。

 

ーー年始、仕事始めのオフィスにて。

 

「レンジさん、明けましておめでとうございます」

 

マニラ ライター オノケン

 

「あー、ケンさん。今年もよろしく」

「お年玉ください」

「はっ? ありません」

「社内では、『レンジが年末ジャンボ当てたらしい。そして、退職らしい』って噂が立ってますよ」

「はっ? 最高で一万円しか当てたことないよ。ちょっと止めてよ、そんな噂」

「マニラ、どうだったんですか? 急に年末年始も一人で行って」

「どうもこうも。ラインで伝えた通りよ」

「マリーとは終了なんですね」

「たぶん。まぁこちらの気持ちも冷めたしね」

「ショックですね。ホイミでも唱えて差し上げましょうか?」

「ベホイミでお願いします」

「ところで、次回の予定は?」

「二月末にマルコの誕生日があるから、その日を跨ぐように滞在する予定。一家と旅行に行くことになった」

「えっ、でも二月の頭はリョウさんと行くでしょ。三月はユウトと。その間に行くってことですか?」

「そう。二月に一度行って、二月末にまたマニラ。そこは長めに滞在してユウトとケンさんに付き合うよ」

「めちゃくちゃですね。日本は大丈夫なんですか?」

「大丈夫じゃないよ。さっきも上司に怒られたし。ムカついたから、後であいつの藁人形作って、釘打っとくわ。とにかく、今月は大人しくしておく」

「なるほど。でも、マルコの誕生日を祝うんですね」

「バタンガスって言うリゾート地に行きたいって。んで、プレゼントには新型アイフォンが欲しいって」

「はっ!? アイフォン!? いくらするか知ってるんですか!?」

「30,000ペソくらい? 日本円で7万円くらいじゃないの?」

「いやいやいや! その倍はしますよ。下手なノートPCより高いんですから」

「うえっ! マジで!? どうしよう…… OKって言っちゃった」

「もう良いんじゃないですか、マルコも」

「そうだなぁ。初めね、プレゼントは何が良いか聞いたら『私の友達はマンションや車を買ってもらってる』ってさ」

「はぁ!? それは引きますね。もう止めましょうよ。レンジさん、十分尽くしましたよ」

「んでね。『Honey』が『Money』に聞こえてきてさ。俺ももう潮時かなと」

「そうでしょうね。実際そうだと思いますよ。レンジさんには申し訳ないですけど、別れた方が良いと思います」

「……アイフォン、買いたくねぇ。俺のは未だ5Sなのに」

「買う必要ありませんって。そんなお金出すなら、次探しましょうよ!」

「そうだなぁ。一度、リセットボタン押すかなぁ」

 

ーーそれから、一カ月。

私は日本での業務とクレマニの執筆に集中した。

 

そして、二月初旬、ケンさんとリョウさんとマニラへ。

 

私は久しぶりに皆と弾けた。

一人よりも、仲間と過ごす方が絶対に楽しいと感じた。

 

マニラ夜遊び KTV
[マニラKTV『フォーエバーラブ』外観]

 

ケンさん、リョウさんの笑顔が嬉しかった。

また、ケンさんの彼女のお姉さんを紹介され、新しい恋の旅路が見えそうな予感がした。

 

しかし、いつも気になるマルコのこと。

月末に控えている彼女の誕生日のことが、頭の隅にあった。

この滞在中も彼女に会う機会があったが、「別れよう」など言い出せるはずもなく。

私は彼女のわがままに付き合った。

プロポーズ後、今までの扱いとは明らかに変わった彼女の対応。愛情は感じるものの、私への扱いは極めて雑になっていた。

 

ケソンからマラテへの帰りのタクシーでは私は泣いていたように思う。

 

 

ちなみにこの滞在時、マリーにもメッセージを送った。

年末に「お金が足らない」と言っていた彼女のことがやはり心配だった。

しかし、電話にもメッセージにも反応はなかった。

その後、彼女がどうなったのか知らない。

 

 




 

ーーそして、一度帰国して、すぐに次のマニラへの段取りを進めていた。

私はマルコに別れをどのように伝えるか考えていた。

彼女の誕生日当日はまずい。伝えるなら、その旅行の帰りの車内だな。

言い訳としては、

 

「やはりあなたとは結婚を意識できない」

 

で行こう。

 

おそらく私はこの旅、ルソン島に存在する人間で最もブスな存在になるだろう。

プロポーズしておきながら、彼女の誕生日に別れる意志を伝えるのだ。ブスを極めたと言っていいだろう。

このまま自分に嘘は付けない。これで行こう。

 

よしっ。

今回が彼女とは最後の旅行だ。

私はそう決意して、マニラへ飛んだ。

 

ーー二月末、深夜便でマニラ空港第3ターミナルへ到着。

 

マニラ空港 第3ターミナル
[マニラ空港第3ターミナル到着ロビー]

 

深夜も人々で忙しい到着口を抜け、ホテルへ向かう。

数時間仮眠した後、ケソンへマルコ家族を迎えに行かなくては。明日、朝は早い。

 

マラテ内のホテルに到着した私は、一応、ケンさんの彼女のお姉さん「リン」に挨拶へ行った。

リンは私との再会を喜んでくれた。

しかし、ケンさんが彼女の外見を軽くディスっていたことが頭にあり、私も何となくその気にはなれなかった。

ワンチャンは是非お願いしたいが、彼氏彼女の関係まで頑張ろうと言う気は起きなかった。

 

「明日からバタンガスに行って、一度マニラに戻って、再びリン達とバタンガスへ行く」

 

これはさすがに言うことはできず、「明日から仕事で忙しい」とリンには伝えた。

そして、ワンセットが終わる前にKTVを出た。

 

近くのコンビニでフライドチキンのコンボを買い込み、部屋で食してすぐに寝た。

 

ーー翌日。

 

レンタカーサービスを利用するため、まず空港へ向かった。

マルコが「友人が車貸してくれるよ?」と言っていたのだが、万が一事故があった時に不安があるため、私は一般のレンタカーサービスを選択した。

近場でも乗降可ということだったが、ケソンへはエドサ通りから向かう予定だったので、途中にある空港のレンタカーサービスを利用することに決めた。

 

マニラ空港 レンタカーサービスのカウンター
[マニラ空港レンタカーサービスのカウンター]

 

二泊三日で約5,000ペソ。5人乗りのショートワンボックス。久しぶりのマニュアル車だった。

 

車に乗り込み、スマホのWazeをセッティングする。

 

 

少し緊張しながら発進。

 

案の定、坂道の渋滞では止まる度にエンストする。

しかし、マニラのドライバーたちは親切で、不安のあるドライバーをすぐに見切ってくれる。

私は多くの車に追い越されながら、安全運転を心掛けてケソンへ向かった。

 

エドサ通りをドライブ

 

ーー30分ほどで、マルコ宅に到着。

 

玄関をノックすると、父親が迎い入れてくれた。

しかし、彼の表情があまり優れない。どうしたのだろう。

すると、マルコが現れ、「犬のホテルが見付からなかった」と言う。

どうやら犬を預けることについて、父親とケンカしていたようだ。

父親は「私が犬を看ておくから、君たちだけで行ってきなさい」と言う。

 

私は、何だか私のせいにされそうな雰囲気を感じたため、黙って様子を伺った。

 

その他、女性陣はどのようにホテルで過ごすかで揉めていた。特に、マルコの持ち物について母親と押し問答をしていた。

マルコは一体何泊するつもりなのかと言う大きなスーツケースを準備していた。私が日本への招待に合わせて買ったものだった。

 

やれやれ、忙しい朝だ。

うんざりしながら、弟と挨拶を交わす。

 

「Range. Nintendo Switch!? (レンジ。任天堂スイッチは!?)」

 

ねぇよ。

弟よ、毎度そのセリフ、ファミリーネームのように言うな。

私は「レンジ ニンテンドースイッチ」と言う名前ではない。

今回、リゾートホテルに連れて行ってもらえるだけで満足してくれ。

来月の君の誕生日には、私ではなく、マルコの新しい彼氏に買ってもらえ。

 

待つこと一時間以上。

準備が完了したようで、慌ただしく車に乗り込んだ。

 

マルコは不機嫌そうに助手席に座る。

 

「We’ll arrive at the hotel afternoon. Hurry up, Range. (ホテル到着は午後だわ。急いで、レンジ。)」

 

強烈な心の舌打ちが聞こえてきた。

いやいや、出発の遅れは決して私のせいではない。

 

 

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マラテ夜遊びおすすめホテル紹介

おすすめホテル「ヴィーヴホテル」
ヴィーヴホテル(Vieve Hotel)はコスパに優れたホテルです。一泊だけサクッと泊りたい場合におすすめです。
隣にはおすすめ換金所「Sheena」、向かいにはセブンイレブンもあります。マラテ・エルミタの夜遊び拠点としてもおすすめのホテルです。一点、ヴィーヴホテルの部屋には「バスタブ」がありません。ただしそれのみで、他のサービス(接客、清潔感、WiFiなど)は十分満足できるものだと思います。

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

5 コメント

  1. 別れるんなら旅行も行かなくて良いのに…
    訳分からないこの展開。でもレンジさんなりのオチを期待してます!

  2. 細かいことをつっこんで申し訳ないですが、日本にいる時のレンジさんはホイミで十分です。メタルスライムくらいのHPしかないんですから。マニラの時はベホマでしか対応できませんけどね。

  3. 面白いブログですね。最近こちらを知って読んでいます。
    いつもタイに遊びに行ってるんですが、マニラも面白そうですね。
    アンヘレスにも興味あります。

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