フィリピンパブで働くフィリピーナ

 

 [ウメブログ 前回のあらすじ]

クレマニのホレ担当ウメ。現在50代後半。約30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。
日本でコリアンパブやフィリピンパブが隆盛していた頃。仕事を辞め、家庭を壊してまでもそれらにハマる人々がいた。
【ウメブログ24】フィリピーナスカウト、元同僚がプロモーターに!?

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

※クレイジーマニラでは、オノケンブログ、レンジブログ、ポットブログの三つのブログがメインコンテンツでした。そして、この度新たに『ウメブログ』の新連載がスタートしました。

 

 

ウメブログは約30年前のストーリーから展開しています。

 

前回のエピソードでは、ウメがフィリピンパブにハマる以前の頃の話。

会社内で『外国人パブ(クラブ、キャバクラ)』に入れ込む社員が続出。

コリアン派とフィリピン派に分かれると言った話も。

もし、それらに通わなければ、今頃は家の一軒や二軒は建っていたかも……。

 

それでも、ウメは一生現役!

 

それでは、ウメブログ25(第一章第23話)をスタートさせていただきます。

 

 

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【ウメブログ25】目覚めたフィリピーナが多数のお客と試合連発!?

 

 

ーー今回は、以前ウメブログで登場したフィリピーナについて。

チョークスイーパーのラブリー。

【ウメブログ15】未経験フィリピーナが抱える深刻な悩みに真摯に答える

 

彼女は来日してから、茨城のとある店で働いていた。

 

フィリピーナ女性
[ラブリーの似顔絵]

 

その店を訪ねた時、ラブリーから、

「ウメとトレーニングを積んだお陰で、円滑に試合が出来るようになった!」

と笑って報告を受けた。

 

ーー実はこの頃、ジェニー(巨大な『栗とリス』を持つ愛すべき女性)とも順調に付き合い始め、ラブリーはそれと同時期に初来日していた。

【ウメブログ17】ち〇こを持つババエに出会う!? マニラ夜遊びにて

 

ーーそして、ラブリーが日本に来て2か月位経った頃。

彼女の店を二度目に訪問した時だった。

 

また新しいフィリピーナと出会う。

 

『アン』と言うタレントだ。

 

フィリピンパブで働くフィリピーナ
[アンの似顔絵]

 

私は、マニラにジェニーと言う恋人は居たものの、日本に居る時はフリーの状態。ラブリーは良き戦友と言ったところか。

私は、このように惚れやすいのか、ただの浮気者なのかはわからない。

しかし、この出会いも後に尾を引くことになる……。

 

ただ出会ってしまって、可愛いと思ってしまって、そこを我慢できる人がフィリピーナフリークに何人居るだろうか。

たとえ、奥さんが居ようと、彼女が何人居ようと、親しい女性が居ようと、声を掛けずに居られるだろうか。

自分を押し殺すことが出来るだろうか。

 

……否!

 

私はキッパリと言い切る。

 

女好きの日本人

 

我慢できません。

 

我慢できないからこそ、令和の時代になっても未だにフィリピンにハマっているのだ。

 

ーー茨城と言っても千葉から国道六号で利根川を渡ったらすぐの街。

私の家からは、車で高速を使わなくても40分程度の場所だ

比較的近いこともあり、暇があるとこの店に通うようになった。

 

ーーそして更に2ヶ月が過ぎようとしていた頃。

アンとはまだ試合こそしていなかったものの、結構良い仲になっていて、ラブリーとの関係を聞いてくるようになっていた。

 

確かに最初の訪問はラブリーを訪ねての来店。

しかも何かフィリピンから知り合いで仲がいい。

 

ラブリーもフィリピンでの私との出来事は、店のスタッフには内緒にしているようだ(普通、人に話す内容ではないだろう)。

 

したがって、アンから二人の関係を聞かれた際に、

「エルミタの店でラブリーが働いていて、その店が私の行きつけの店で妹の様に可愛がっていた」

と話した。

 

まさか『貫通試合の相手』をしたとは言えないし。

ここは白を切り通す事にする。

 

この頃のラブリーは、元気ハツラツのニコやかなキャラで結構お客さんも付いていた。

 

ーーそしてアンとの初国際試合。

何度かアフターでファミレスにご飯を食べに行っていたが、この日はいける確信があった。

 

その日、店で話をしている時。

彼女から「この後のアフターで何を食べる?」と質問されたので、耳元で「アンのゴールを食べたい」と言った。

彼女は、はにかんで「ガグゥ タラガン マリボ (バカ本当にスケベね)」と言う。

私はその顔を見た時、「落ちた」と確信した。

華麗なるパス回しの後、一人切り返してGKと1対1、後はどのようにボールをゴールに流し込めばいいかを決めるだけだ。

 

そんな思いでアフターに向かう。

 

ーー食事後。

勝手知ったる手賀沼(若い頃この辺のラブホを利用していた)に、スーッとモーテルに車を滑り込ませる。

何も言わないアンを見て、GKを抜き去り無人のゴールにボールを蹴り込むだけとなった事を確信した。

 

そして、

 

綺麗な流れからのワンツー、ドンッ!!

 

ゴーーーーーール!

ゴル、ゴル、ゴル、

ゴーーーーーール!

 




 

ーー試合終了の余韻も残ったまま、甘い時間を過ごしていると、アンが話し出した。

 

「ラブリーの事なんだけど、あなたに相談しても良い?」

「何?」

 

どうやら彼女は、ラブリーの事を私に相談しても大丈夫かを探って、私とラブリーとの関係を探りたいようだ。

 

しかも彼女は、

「私にスケベな事を要求してこなかったので、本当に私の事を好きなのか?」

また、

「私との間に恋愛感情が在るのかが分からないから」

と理由をつけ、

「ラブリーのことを相談しても良いのか分からなかった」と言う。

 

まぁもちろん、すぐにスケベな事を要求しないのも全て作戦ではあるが。

 

ーーそして国際試合も終わり、名実ともステディな関係になったと思ったアンからのラブリーの事の相談の内容について。

 

アンはラブリーと同じ部屋。ベッドは2段ベッドで、下がアン、上にラブリーが寝ているのだと。

だからラブリーの行動が手に取るようにわかると。

 

「ラブリーは、この頃ちょくちょくみんなが寝てから帰って来るの」

「へー。日本人の恋人でも出来たんじゃない?」

 

アンが首を横に振る。

私は『ラブリーに日本人の恋人が出来たのだろう』と思ったのだが、違うみたいだ。

 

「ラブリーが、ただ恋人とデートしているだけなら何も言わないけど……」

 

何か歯切れが悪い。

 

「あの子、特定の恋人は居ないと言って、色んなお客さんとデートしているみたいなの」

 

アンはさらに続ける。

しかも「そのお客たちと国際試合をしているようだ」と。

 

それに気が付いているタレントはまだ数人らしいのだが、このまま放って置いていいものなのか悩んでいたと言う。

そしてそれと比例するかのように指名も増えお客が増えたのだと。

 

枕営業的な行為でお客を増やす事を良しとは思わないが、本人がそれで良いと考え割り切ってお金を稼ぐ方法だと思っているのであれば、余計な口出しになりかねない。

ましてやお客にしてみれば、試合をしたのなら自分の彼女的な感覚でいるはず。

それが複数の客とその様な試合を重ねている事が分かれば、間違いなくトラブルになるのは必至である。

 

悩んだが、ラブリーと話をしてみる事に決めた。

次回、店に言ったらラブリーと話す事をアンに話すと、彼女は少し安堵した顔になったように思えた。

 

アンにしてみれば誰に相談していいか分からなかったのだろう。

 

そして安心して眠りについたアンをよそに、どのように切り出したものか悩み始めた。

 

ーーその数日後。

店に行くも、ラブリーに二人のリクエストがあり忙しそうだ。

ヘルプを呼んでも私のテーブルには来ないだろうと思い、アンからラブリーに「今日のアフターは私とウメに付き合いなさい」と言わせて、閉店後に話をする事にした。

 

ーーそして、閉店後に三人でファミレスへ。

 

そして考えた挙句、直球で質問した。

「ラブリー、あなたが複数のお客と試合をしている事をアンが心配している」

「どうしたの? 何か問題でもあるの?」

「私達は怒っているのではなく、ラブリーを心配しているので、もし問題が在るのであれば相談してほしい」

 

そう話すと、ラブリーは舌をペロッと出して、

「トレーニングの後、試合があまりにも気持ちがいいので、ただ練習試合を重ねていただけよ」

と、あっけらかんに笑いながら話した。

 

私とアンはお互いに顔を見合わせて、思わずプップププッと笑ってしまった。

 

まぁ若さゆえの行動なのだろうが、

・練習試合をしたお客はあなたを恋人だと思っている事

・あなたが色々なお客と練習試合をしている事をお客同士が知ったら必ずトラブルになる事

を説明した。

 

そして、取り合えず誰か一人を選び、嘘でもいいから恋人のふりをして練習試合を楽しむようにと勧めた。

ラブリーは納得したようで、一件落着。

 

それにしても、まさか試合が出来なくて悩んでいたラブリーが、ワールドクラスの選手になっていたなんて想像もしていなかった。

 

 

[ウメブログ25 終わり]

 

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次話、ウメブログ26「リリーと言う名のババエの悲しい物語」

 

オノケン
クレイジーマニラ ライター オノケン
ウメさん、お疲れ様です! ラブリーさん、面白いっすね。本人に悪気はないのでしょうが、本気で入れ込んでいたお客さんは残念ですけど。お互い様でしょうか。それにしても今のラブリーさんに会ってみたいですね。

 

レンジ
クレイジーマニラ ライター レンジ
ウメさん、お疲れ様です! ラブリーさんもアンさんも良い子ですね! ラブリーさんは思春期のように仕事も性も謳歌していたのでしょうか。ちなみに、その説得のアフターの後は、三人でモーテルへ…… 違うかっ!

 

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ウメ
ウメは元経営者で、30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。早期リタイア、二度の離婚、ネトゲ廃人も経験。クレマニのホレ担当。とにかく人に惚れやすい。都合が悪くなると逃げる、姑息な手段を使うなどゲスな一面も。

12 コメント

  1. こんばんは

    いいですね、アンちゃんもガツガツせずに大人の余裕でゲット!!
    アッパレです。

    ラブリーちゃんのモンキー状態も素敵です。爆

    シャチハタにお目に掛かりたかったです~😎

  2. 鳩麦茶さん
    お疲れ様です。
    でも当時の口説き方ってそんな感じじゃ無かったですか?
    ガツガツせず指名をして好きだよアピールしてあとは流れ的な感じ。
    サプライズ的な事をして気を引いたりとかはしましたがそれ以外は特別何かした覚えが無いんです。
    ただやたらと通いましたがw

    引き続きよろしくお願いします。

  3. 何かのほほんとして、のどかな話しですね。
    ただ独占欲の強い客にとっては、たまったものではないでしょうが。
    逆にこんな感じでピーナと遊べれば楽しいでしょうね。

    • Ninaさん
      今晩は。
      相手はピーナでしたがちゃんと恋愛をしてHしていた感覚があります。

      今それをKTVに求めるのは無理だと思いますが今は今でまた違う遊びも有りますし、これからも現役で頑張ります。

      引き続きよろしくお願いします。

  4. ウメさんこんばんは。当時は単純で真面目でウブでストレートでお互いがまだ、夢を見ていたように思います。いまは、彼女達も進化して、狩る側が狩られる側になった感が強いですね。したたかなものです。私達も年をとったわりには、相手は若い獲物を狙うのですから、当然無理がでてきますよね。夜も武器を使わなと心臓がバクバクうなる始末です。😩

    • 小虎さん
      そうですね。
      当時はちゃんと恋愛が出来た気がします。
      今はKTVと言う風俗に行っているような感じですね^^;

      でも私はまだまだ遊びます。

      引き続きよろしくお願いします。

  5. ウメさん、はっきり言いましょう。私はガマンできます!その結果胃腸炎をおこしましたがw

    それにしてもラブリーさんは始めた時の職業をアップグレードして上級職に就いたんですね🤣ラスボスとも連戦できる経験値を貯め込んでいるんでしょうヾ(≧▽≦)ノ

    うらやましい・・・一度お手合わせを・・・😄

    でも、素直な反応なのでそもそもいい子なんでしょうね。あまり大きな事故にあわないように導くなんてウメさんも師匠のランクが上がっているじゃないですか!😆

    ギンギンの仙人に昇格する時の話を聞かせてください!wお願いしますm(__)m

    • Ackieさん
      いつもありがとうございます。
      我慢しないでください、体を壊します。
      実はラブリーはフィリピンに戻ってもまたひと悶着があるんです^^;

      引き続きよろしくお願いします。

  6. 初めて投稿いたします。
    コロナウイルスの影響で、在宅勤務でも会社でも暇をもて余した時、このブログに出会いました。
    ウメさんと同年代です。
    レンジさんとポットさんは読破しましたが、オノケンさんはまだ途中です。
    ごめんなさい。
    ウメさんがガツガツしないはすごく共感がもてます。
    私の場合ワンチャンにもっていくのは、相手から言わせるまでほぼ待ってました。
    離婚歷なしの日本人との既婚者ですが、これまで何人かのピーナとワンチャンを繰り返しました。。
    最近、2年ほど付き合っていたババエと別れました。
    ババエと別れた後、寂しい思いはありますが、このブログで助けられてます。
    付き合っていた頃を思い出し、満たされる自分がいます。
    ありがとございます。
    もう潮時かと…
    でも、ダメなんですね。
    これからPPにいってきます。
    ちょっとlasingでレストランの名前を忘れましたが、マニラ湾沿いのレストランは15年前に行きました。
    懐かしい!
    レンジさんをはじめ、皆様がんばってください!
    応援してます。

    • walang peraさん
      コメントありがとうございます。
      当時のピーナは擦れていなかったのか普通に恋愛が出来たような気がします。
      時代ごとで当然遊び方が変わるフィリピンですが、また新たな遊びを見出すことも有り未だにフィリピン通いが止まりません。
      はやくコロナが明けて渡比する火を待ち望んでいる次第です。
      walang peraさんも新しい恋を探してください、恋をしていると男は若くいられる気がします。
      お互い頑張りましょう。
      私も30歳下のピーナ嫁を貰ったばっかりなのでまだまだ頑張ります。

      引き続きよろしくお願いします。

  7. ウメさんお疲れ様です。
    アンさんの人の良さが良いですね!
    そんな彼女とさらっとゴールを決めてしまうウメさん幸せ者です。
    ラブリーさんの今後は、、、お楽しみ!!ですね!

    • toshidesuさん
      おはようございます。
      当時はガツガツやる事より2ヶ月3ヶ月通ってゆっくり口説いている感じでサラっとゴールを決めている訳では無いですよ^^;
      そこを詳しく口説くまでブログで書くと今回の話だけでも10話くらいのボリュウームなってしまうのでかなり端折ってます。

      引き続きよろしくお願いします。

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