[エッジブログ前回のあらすじ]

エッジは、マニラ駐在員として忙しい日々を送っていた。ある日、日本からの出張者を迎え、夜の街へ。ボスとともに三人でお店に行くと、ボスの指名嬢の様子がおかしい……。
【エッジブログ27】マニラ駐在、上司の彼女が彼女ではなかった!?

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。

 

上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。

内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。

 

それでは、エッジブログ第28話をスタートさせていただきます。

 

 

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【エッジブログ28】KTVの女性とディナーデート、同伴者はまさか!?

 

 

ーー1997年頃。

マニラ駐在から帰国後。

駐在を終えた後もマニラへは、出張やプライベートでも行くようになっていた。

 

(駐在中のエピソードはまた後日紹介したい。)

 

マニラの街並み
[マニラのマカティエリア(写真はイメージ)]

 

その中で、少し変わった体験をした。

私はその時30歳過ぎ。

 

……中肉中背、いや、小柄でぽっちゃりのまるい図形を組み合わせた様なシルエットである。

若かったが、決してモテるタイプではないと断っておく。

そんな男のちょっとした、だけど誰もが経験することではない話である。

 

ーー今回のマニラ出張は1週間で、その日程が終わろうとしていた。

そして、翌日は土曜日という皆が羽目を外さずにはいられない金曜日のこと。

 

まず、その日は夕方まで仕事に追われ、19時ぐらいにホテルに戻った。

そして、珍しく誰ともスケジュールが合わず単独で動ける夜だった。

とは言え、一人で夕飯は寂しい。

誰でもいいからつかまらないかと思い、ホテルの部屋で知り合いのケータイに電話をする。

しかし、なかなか捉まらない。

 

そして、諦めかけていた時、ある女性から電話がかかってきた。

 

ーーその女性の名は、ケイト。

当時大学生で学費稼ぎにKTVで働いていた。アルバイトだ。

そのKTVは少し系統が日本人向けのそれとは違い、現地の富裕層向けのクラブの様な店だった。

 

彼女は、小柄でスレンダー。

スペイン人とのクォーターで父親は白人。

色白で少し彫りの深い顔立ちをしていた。

肩までのばしたブラウンのセミロングをフワッとさせた髪形の二十歳の女性だ。

 

フィリピーナ スペイン
[ケイトの似顔絵]

 

彼女から、

「今日はお客さんとの同伴もなく、時間もあるので会いたい」

との連絡だった。

 

渡りに船とはこんなことなのかもしれないと、すぐに「ご飯にでもいかないか」と聞く。

すると「ホテルのロビーに来る」と言う。

 

また、少し言いにくそうに「もう一人連れて行ってもいいか?」と聞かれた。

それはまぁ、しょうがないか。

「もちろんOK!」と了承した。

 

空腹具合を加味しながら、「じゃあ、3人で楽しんで食べられるところを考えておくね!」と伝えた。

 

ーー30分後にロビーに来るというので、タイミングを見計らってロビーに降りる。

約束の5分前だったが、彼女は既にロビーのソファに座っていた。

そして、隣には同じように彫りの深い顔立ちの女性が座っていた。

その女性もケイトに良く似たスペイン系フィリピーナ。二人ともなかなかの美女だった。

 

それにしても良く似ている。

ケイトがそのまま年齢を重ねたようだ。姉妹か?

 

いや。

近づいてピンときた。

『もしかして、親子なのではないか?』と。

 

ーー軽く挨拶をして、疑問をぶつけてみた。

 

私「もしかして親子?」

 

ケイト「そう。わかった?」

 

私「すぐにw 二人とも似ていて美人だから」

 

そう言うと、母親は恥ずかしそうに笑った。それにしても美人だ。

 

ケイト「ありがとう。よく似てるでしょ。姉妹に間違えられる」

私「そうだね! 今日は買い物でもしてたの?」

ケイト「そうなの。服を買ってたの」

 

彼女は服の入った紙袋を持ち上げて、嬉しそうに振って見せた。

 

とりあえず、立ち話もなんなので移動しようということに。

何処が良いか相談したところ、結局夕食場所は、私が泊っているホテルの中華料理のレストランになった。

ホテルの中華料理は高級というイメージだがここはそれほどではない。

しかし、香港人シェフが料理する本格的な美味しいレストランだった。

 

ーー2階に上がり、すぐに案内され3人でテーブルを囲む。

まだそれほど混んでいないようだ。

金曜日なので混んでいるかと思ったが拍子抜けだった。

 

ーーそれにしても金曜日なのに同伴が入らなかったって……。

今日、マニラの富裕層男性たちは家族サービスデーなのか?

それともケイトが親子デートをするために断ったのか?

 

彼女たちの雰囲気を察するにどうも後者の様なのだが、私とのご飯もその予定に組み込まれているっぽい。

まぁ、私も時間を余らしていたところである。

……あとで聞いてみよう。

 


[ホテルの中華レストラン(写真はイメージ)]

 

ーー中華料理を楽しんで、2時間ほど。

ゆっくり食事をしながら談笑する。

ケイトは今日はもう仕事に行かないようだ。

 

レストランを出て、ロビーラウンジへ移動し、3人でアルコールを入れる。

どうも母親はあまり飲めないということだったが、勧めたら飲んでくれた。

 

彼女は酔わせると色々と話をしてくれた。

ずいぶんきわどい話もあり、墓場まで持っていかなければならないかと思った程だ。

 

例えば、ケイトの出生について。

母親は当時の旦那さんとの出会い、出会ったその日にほぼぶっつけ本番で交わり、身籠り、産んだ。

当初は三人で一緒に暮らしていたが、別れてしまった。

その後、女手一つでケイトを育てて現在に至ると、あっけらかんと話す。

 

指を折り計算してみると、ケイトは17の時の子供だ。

……早くない?

と当時はもう思わなかったが、なかなかの波乱万丈ぶりだった。

 

ーーそして、さらにお酒が進む。

 




 

しばらくして、母親が「酔ってきたから休みたい。あなたの部屋でも良い?」と言うので、部屋に行って休んでもらうことにした。

 

三人で私の部屋へ。

母親には大きめのクイーンサイズのベッドで休んでもらう。

ケイトと私は窓際にある小さなソファに座り、夜景を見ながら交流を深めていた。

 

マカティエリア 夜 治安
[マカティの夜景(写真はイメージ)]

 

ーー寝ているとはいえ、『お母さんが近くにいるのにこんなことしてていいの?』と思った。

 

しかし、徳川機関長はウズウズしている。

それを察知した私は、彼が暴走する前に自重を伝達する。

『ダメだぞ。母親がそこで寝ているんだ。絶対にダメだ!』

 

乳を揉んだ。

キスをしながら、乳首を吸う。

さらに秘部へ指を這わせる。

母親の様子を注視しながらも、オイタをがっつり楽しんでいた。

うん、いいんだね、これはこれで。

 

申し訳ない気持ちでいっぱいだった(棒読み)

 

ーー母親の寝息が聞こえる。

 

その姿を確認した機関長は、

『波動砲の用意を急げ!』

と指示。

張り切って波動砲のゲージを溜め始めた。

 

 

[エッジブログ第28話終わり]

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次回、エッジブログ第29話「母親の隣で何が起きるの!?」

 

 

オノケン
クレイジーマニラ ライター オノケン
エッジさん、お疲れ様です! おー! フィリピーナとの色恋ですね、待ってました! しかもこのストーリーはエッジブログ冒頭のもの…… 次回が楽しみです!

 

レンジ
クレイジーマニラ ライター レンジ
エッジさん、お疲れ様です! エッジさん、ムラムラしてきました! そんな母親が隣で寝ているのに、彼女とあんなことやそんなことしないですよね(棒読み)

 

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エッジ
ひょんな事からフィリピンと関わることになって早30年弱、当時はまだ20代でしたので今はすっかりおじいちゃんです。だいたい90年代前半から2000年頃にかけてのお話です。立場も含め色々制約のある中での元駐在員の珍道中を見ていただけたらと思います。よろしくお願いします。ウメさんとかぶる部分も多いかと思いますが視点を変えて書ければと思っています。皆さん、よろしくお願いいたします。

14 コメント

  1. エッジさんブログ冒頭のムラムラムチュムチュですね。やっときましたか❤️モテる男でないとか言いながらめちゃくちゃモテる漢じゃないですか笑。台湾美女、スペイン美人親子、最高です😍

    • かーわんさん、
      コメントありがとうございます。

      ようやくここにたどり着きました😅本当にモテてませんよ。一人一人が長くお付き合いしてますからね💦一人とお付き合いすると面倒で他の人と深い付き合いにはならないんです。

      これからもよろしくお願いいたします。

    • かーわんさん、お世話になっております!
      ですです!
      エッジさんのお人柄(真面目、スケベ、機関長)に魅力を感じ、
      プロローグからようやくここまで来ました!
      「モテない」と言う方ほど、実は・・・なんてw
      私はモテますけど、ワンチャンまでが遠いっす!!

  2. なんで日本人、フィリピン人はフィリピン女を紹介する時スペインとのハーフとかクォーターとか言う必要があるの?自分はよく南米行くが、南米人でスペインとの混血ですって言う女なんて聞いたことない。フィリピン女にら単にフィリピン人ですと言えば良いのに、どんだけ劣等感の固まりなんだと思う。日本人も単にフィリピン女と言うとカッコ悪いからスペインとの混血とか言ってんだろうが、ダサすぎ。

    • 匿名さん、
      コメントありがとうございます。

      人それぞれじゃないですか?

      これからもよろしくお願いいたします。

    • 匿名さん、不適切なコメントしないでください。
      もうクレイジーマニラに来ないでください。
      私たちにどうしても絡みたいなら、このブログサイトは日本語版ですので、正しい日本語でお願いします。あと最低限の敬語で。

      とにかく誹謗中傷は辞めてください。

      エッジさんはクレイジーマニラ、我々の尊敬する大先輩です。
      マジで気分悪いです。
      もう来ないでくださいお願いします。

      • まぁ、「自分の考えが最強、他人の体験談はクソ」みたいな人間には、周りに人いないっすよ、悲しいことです。
        今回はこのコメント欄が盛り上がったので、ダサ匿名さんに感謝ですね。
        エッジさんをディスって、自分で滑ってて、マジで笑いました。
        南米だろうが東南アジアだろうが日本だろうが、国や人種で優劣を意識する時点で差別野郎ですね。
        実はしょっちゅうこういうのが湧いて来て、今まで放置していましたが。レンジさんが「まぁ、いいじゃん! 楽しいじゃん!」って。

        私は許せん。エッジさんの価値あるブログ。
        私とレンジさんのブログに対しての誹謗中傷はまだ許せる。
        しかし、この野郎と、他の誹謗中傷者ども。
        レンジさんを通して機関にIPとMAC追い依頼しまーす。
        レンジさんの専門でもありますからね。

        匿名さん、クレイジーマニラを読んでハマってしまったがために、ふいに不要なコメしたのですね。
        まぁ、良い教訓にしてください。

        クレイジーマニラに入ってきたゴキブリ↓
        IP 133.106.92.〇〇
        MAC C7:A1:9E:17:DA:B1:O5:〇〇

    • 最後の一言は匿名さんご自身のことでしょう。寂しい人はそっとしておきましょう。
      匿名さん、このコメ欄上で良いので、少しでも自分に非があると感じたなら謝罪してください。
      そしたら良いジム紹介しますよ!ツイッターで絡んでください。

  3. おはようございます

    いよいよクライマックスへと突入でしょうか、、、

    美人親子との何かが始まる予感・・・

    待ち遠しいです~😓

    • 鳩麦茶さん、
      コメントありがとうございます。

      ホントかわいかったんですよ(^-^;・・・まぁ、どうかしてたのかなぁ当時🤣

      これからもよろしくお願いいたします。

  4. スペインとのハーフとかクォーターという文言は、女性がどの様なタイプで雰囲気なのか読者にわかってもらうための表現であり、むしろ歓迎すべき事。
    フィリピンは歴史的にも様々な血統が存在し、その血統によって様々なタイプの女性がいるので今後もイメージがしやすいので記載してほしいと思います。

    ちなみに、台湾人関係のブログは内容がずれてませんか?と、エロ描写が多すぎるとのコメントは私が書きましたが、この上記の血統に関してのコメントは私ではありませんのでご承知を。
    昨日のブログに対しては久しぶりにとても面白かったともコメントしています。

    • 匿名さん、
      コメントありがとうございます。

      考え方は色々あると思います。台湾人の話はフィリピンに関わる部分を書いています。性描写に関しては考えさせて頂きます。お気に召さなかったのなら残念です。

      これからもよろしくお願いいたします。

  5. お久しぶりです。
    私はフィリピン本国へは数回しか行った事が無く、もっぱら、国内のフィリピン旅行(ピンパブ)へ行ってましたが、小柄でぽっちゃりが故、『きちんとご飯が食べれている人=結婚しても金に困らない?』と思われていたらしく、その頃は心がモゲる経験は無かったです。90年代前半の話で私も20才代だったので、配偶者ビザ狙いの良いターゲットだったのかもしれませんね。
    しかしながら、この経験が私を勘違いさせ、もし私がクレマニ記事を描くなるなら、間違いなく”思い込み(自分の良い様に)”担当でしょう。

    • みちをさん、
      お久しぶりです。コメントありがとうございます。

      国内旅行いいですねぇ(^^)v私は国内旅行は極端に少ないです💦しかもデビューは駐在後だったのでw

      では、次はみちをさんがブログを担当していただけるんですね?🤣よろしくお願いいたします。

      これからもよろしくお願いいたします。

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