[オノケンブログ前回のあらすじ]

帰国時というものはただでさえ気分が乗っていないのに、大変気分の悪い思いをしました。逆襲の機会はないと思っていましたが、何の因果か、復讐チャンスが巡ってきました。

空港で日本人にキレられる!鬱憤がたまったフィリピン旅行最終日

オノケンブログを最初から(序章)読んで頂けると幸いですm(__)m

転落と後悔

私がレンジと出会う前、レンジがどのような経験をフィリピンでしてきたのか、私がマニラに通うようになる以前について書かれていますので、レンジの章を読むことでよりクレマニを奥深くお楽しみいただけると思います。

【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ

 

[洗脳!?過去好きだったフィリピーナに疑心暗鬼の種を植え込む]

2週間ぶりに届いたメイからのメッセージ。

再度来るだろうと思っていた彼女からのメッセージの到来に思わず笑みがこぼれる。

 

メイ「こんにちは」

私「こんにちは」

 

メイ「元気?」

私「まぁまぁだね」

 

メイ「少し前の話だけど...あの男性は本当に良い人ではないの?」

私「そうだね。まず間違いなく良い人とは言えないね」

 

メイ「なぜ?」

私「あなたに空港で会った時、俺は“Hi メイ”と言って挨拶した。それであなたも“久しぶり 驚いた”と言って握手をしただけ。お互いに知り合いであることはそれだけでもわかるはず。それなのにあなたと一緒にいた男はかなりきつい言い方、悪い言い方で俺に話してきた。俺も30年以上日本で生きて来たけど、あの人は“良い人ではない”どころか、“確実に悪い人”だよ。あれくらい悪い日本人も珍しいくらい」

 

メイ「でも私にはやさしいです」

私「あのね、彼はメイのことが好きなんでしょ?好きな相手に“優しくない人”と印象付けるような男いる?いないでしょ?あなたのことが好きな男はみんなあなたに優しいの」

 

メイ「わかっている」

私「いや、メイはわかっていない。だからあんな横暴な男と一緒にいるんでしょ。少なくとも彼は彼の目的を果たしたらあなたの元から去るか、本当の彼の性格をみせると思うよ。俺に対してあんな態度なら女性に手を挙げるタイプだろうね。なんにしても彼を選ぶことで、あなたは幸せにはなれないね

この時の私の中では、もうメイの存在は“どうでもいい存在”であった。

ハナやマヤがいることももちろん大きな原因であることは間違いないが、

 

“日本人は信用できない”

“彼氏はいない”

 

などといいつつ、日本人のあんなわけのわからない男にひっかかり、付き合ってもないのに長期旅行へ行くような人間には好意は抱けない。

それどころか、あんな無礼な男と一緒にいるような子には、好意を抱けないどころか、抱くのは嫌悪感の方である。

 

メイ「なんでそんなこというの?」

私「あなたはフィリピーナだから日本人のことを分かっていないから。俺はただ日本人として“一人の日本人の評価を聞かれた”から正直に答えているだけ。少なくとも日本で働いたことがあるあなたの従妹よりは日本人を一人一人きちんと評価できるよ。あなたの従妹もたかだか数か月日本にいた程度で、日本人男性をすべて知ったようなことを話すなんて浅はかすぎるね」

[その浅はかさに乾杯]

 

胸につっかえていた嫌なもの(男やメイの従妹に対しての鬱憤)をどんどん吐き出すことができて、すっきりしていく感覚がある。

メイ「なぜそんなにも悪く言うのかわからない。あなたの言うことは信用できません。おそらくあなたは私のことがまだ好きだから、私が好きになる人のことは誰でも同じように“悪い人”というんでしょう」

 

・・・・・・このアマ...思っていたとしても、よくそんなことを口走れるものだな。

 

私「信じるかどうかはメイ次第だよ。俺はただ真実を言っているだけ。後は好きにしなよ。私はアドバイスはしたよ。あなたは色んなことをすぐ忘れるけど、これだけは覚えておいて」

 

 

その後、メイからの連絡は途絶えた。

さすがにメイとはここで終わりかと思い、LINE上での彼女の名前を非表示にした。

 

しかし、メイとのストーリーはまだ終わりを迎えてはいなかった。




 

次の旅行まであと1か月程度である。

私とレンジさん、そしてリョウさんからのしつこいまでのフィリピン愛を聞いた会社の後輩、ユウトはついにフィリピン入りを決意した。

 

ユウトから“初めてのフィリピン旅で必要なものは何ですか?”と聞かれたので、“とりあえず軽装だから、腕を中心に鍛えておけば?”と伝えておいた。

筋肉バカで純粋な彼は、それから旅行までの期間は週3で腕の日を取り入れたようだ。

 

次の旅は1週間ほどあるものの、忙しい旅になりそうだ。

 

レンジさんは私とユウトより2日早くフィリピン入りをする。

まず初日は、私とユウトだけでフィリピン入り+夜遊び(レンジさんはマルコとバタンガス旅行最終日)。

 

そしてその後2日間はユウト、レンジさん、私の3人である。

“筋トレがありますから”とユウトはフィリピンに2泊3日しかいないという訳のわからない選択をしたため、3日目に一人で帰国する。

そのため、3日目後半からはレンジさんといつものように2人旅だ。

 

4日目の晩は、ダイスケさんに会う。

私たちにとって初めてのクレマニを通して出会う人である。

楽しみな気持ちもあるものの、どちらかといえば不安な気持ちの方が大きかった。

 

しかし、ダイスケさんは現在もバリバリのトピックスライターとして数多くの記事作成に協力していただいているが、この当時も既に多くの記事を送ってくれていたため、遅かれ早かれ会うのが礼儀であるということでレンジさんとの話し合いの上、決定した。

 

ただ、この決定が私たちのフィリピン旅行を今後、より楽しいものに変えるきっかけとなる。

KTVに行くなら必ず一緒に行きたいと思うほどの“盛り上げ仕事人”のナイスなキャラクターである。

 

しょうもない下ネタなどに頼ることなく、男女共に楽しい気持ちになれる場を作り上げるため、KTVでの盛り上げ要員としての仕事をすればよいのではないかと思うほどである。

(きっとこの文を読んで“ケンさんハードルあげすぎ!!”とダイスケさんは叫んでいることだろう)

 

その次の日はお待ちかねのハナとリン、そしてレンジさんとの旅行である。

当初はこの4人での旅行だったが、直前になって、ハナ・リンの共通の友人というフィリピーナも一緒に行くそうだ。

 

1泊2日の旅行から戻った次の日にレンジさんは一足早く帰国。その日のみ私一人で行動することとなる。

そして次の日に、私も帰国するというスケジュールである。

 

やることが目白押しな今回の旅行。

フィリピンに行く前からおしっこに小オノケンが混じりそうなくらいに興奮していた私だが、この旅が私史上最悪のフィリピン旅となる。

 

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オノケン
オノケンは日本で働く普通の30代サラリーマン。先輩レンジの誘いから、マニラ旅行へ。それ以来、マニラに通うように。趣味はフィットネスで筋肉こそ正義だと思っている。海外旅行はリアルドラクエのため筋トレでレベル上げをしている。 オノケンブログでは、マニラ旅行記やフィリピーナとの恋愛をメインに、英会話の上達方法などを記事としてアップしていきます。

8 コメント

    • 私もわかりません笑
      “フィリピーナを良く知っている”ようなことを言う人は本当には知らないのでしょう。知らないからこそおもしろいのでしょうね!

  1. いつも楽しく読んでます。更新大変かと思いますが、頑張ってください。私は明日からフィリピンです。五泊六日の行程の内、女の子三人と二泊三日でバギオまで旅行に行きます。どうなることか。。。それではお体に気を付けて。

    • クレマニラバーさん
      それは楽しそうな旅ですね!!安全には十分に留意して、しっかり楽しんでください!!

  2. 恋敵への仕返し?は私も心当たりがありますね。おっさんになろうとも中身は思春期のまま。それを思い出させてくれるマニラが大好きです!

  3. これは当たり前の事ですが若いフィリピーナは、やはり若いフィリピンの男が好きです。バスケットの試合なんか見に行くと良くわかります。若いフィリピーナは、ジタンダ踏みながら応援します。微笑ましい光景です。私達は、ほんの一部の限られたフィリピン女性を見てさもフィリピーナは、こうだ!と 日本に帰って鼻の穴を広げて語るのです。それがまた、楽しいのです。

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