[ポットブログ 前回のあらすじ]
フィリピンでのマーケティング開始。フィリピーナ彼女の『クレア』宅へ。彼女の自宅を訪れたポット。しかし、帰るための手段が無い!?
【ポットブログ23】大冒険終焉の危機!? ワンチャンより命が大事!
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
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【著者ポットより】
皆さん、こんにちは。
クレイジーマニラのカモ担当ポットです。
みなさん、いつも読んで頂きありがとうございます。
フィリピン滞在最終日に願ってもないチャンスが訪れました。
クレアが自宅に来て欲しいと誘ってきたのでした。
私はウキウキして彼女とショッピングを楽しみ、道中のタクシーの中でもラブラブして彼女の自宅に行きました。
しかし、電気も届かない小屋のような家を見て大きなショックを受け、とてもワンチャンなんて事を考えられなくなってしまいました。
しかし、それよりも帰りの約束をしていたタクシーに逃げられてしまい、絶対絶命の危機に陥ったのでした。
果たして、生きて帰れるのか?
それではポットブログ24をスタートさせて頂きます!
【ポットブログ24】聞きたくない話を聞いてしまう事ってありますよね?
クレアと別れ、タクシーを降りた場所に戻った。
しかし、タクシーが見当たらない。
詰んだ。
どう考えても、マラテに帰る方法が見つからない。
歩いて帰れる距離ではない事は考えなくても分かる。
ーー私はこの集落に唯一存在する駄菓子屋へ。
コーラを買おうとしたが、1000ペソを出すと、「お釣りがないから売れない」と言う。
小銭を持ち歩いていない自分を恨んだ。
そして、うなだれながら煙草に火をつけた、その時。
『ぶーーーん』
タクシーだ!
あのタクシーが来たのだ!!
どこいってやがったんだ、この※jdlだおふえ#fjk!!
嬉しさの方が当然強かったのだが、どこに行っていたのだドライバーよ。
全部は聞き取れなかったが、恐らく彼は「道が細すぎて車の向きが変えられなかった、大分先に進んだ所で向きが変えられた」というような事を言っていた。
ドライバーに両替をしてもらい、彼の分と私の分のコーラを買い、2人でマラテに向かった。
完全に陽が落ちた外を見ながら、ぼーーっとしていた。
自然と涙がこぼれてきた。
大量のペソを消費してアタックをかけていても、ワンチャンの糸口も見つからないクレア。
今日はもう最終日。
自分の中では出来る限り彼女に尽くしているつもりだったが、結果としては何も得られていない。
悪い時は悪い事を思い出すもので、セブンに携帯を盗まれた事や色々な所でカモにされた事が浮かんで来る。
『初フィリピン、何もいい事がなかったな……』なんて事を思っていた。
甘かった。
『海外経験豊富な私なら、フィリピンでも華麗なゴールを何度も決められる。4日で4ゴールなんてでも行けるぜ』と考えていた自分を振り返り、更に涙がこぼれる。
師匠に会えた。
キャットが彼女になってくれた。
サムとも友達になれた。
『何もいい事が無かった訳じゃない!たまたま悪い事の方が多かっただけだ!』と自分を励ませば励ます程、涙が止まらない。
まさか異国の地でアラフォーにもなって泣くとは。
落ち込みながら車にゆられていると、ロビンソンモールに到着した。
不思議な街だ。
さっきまで、死ぬかも……と思っていたはずなのに、
マラテに帰ってきたら、再び『プロでも何でもいい!ワンチャンするぜ!』というギアが入ってしまう。
私は早速キャットに電話した。しかし、出ない。
次にサムに電話。
サムはすぐに出た。
私「サム! 腹減った! 飯食べよう!」
サム「オケイ! クヤ! どこにいる?」
私「ロビンソンにいるけど、パンパシフィック向かう!」
サム「ラジャーボス! 今、家だから30分で行く!」
私「1階でコーヒー飲んでるから急いで! テイクケア!」
そしてパンパシフィックに到着。
コーヒーを注文し、タバコをふかしながら30分。
何本かタバコを吸っていると、更に30分程経ったところで、サムが現れた。
サム「クヤ! ごめん! トラフィック!」
私「何食べたい?」
サム「ラーメン!」
キャットに続いてサムもラーメンか……。
この国の人はラーメンばっかり食べているのか?と思った。
ポット「どっかいい店ある?」
サム「あるよ! 王様ラーメン!」
ポット「OK! そこ行こう!」
私たちは日本橋亭のグループらしいラーメン屋へ向かった。場所はグランドヨーコの横。
サムは仕切りに「餃子が上手いから食べてみてくれ」と勧めてきたが、私は完全にサムのアドバイスを無視してラーメンと、唐揚げを食べた。
味は特に特筆すべき点はなく、普通だった。
ラーメンを食べ終わると、サムが「どうする? 飲む? ソクソク?」と聞いてきた。
この男、そればっかりだな・・・と思った。
ただ、どこか紹介して貰おうと呼んだのは私だ。
私は「日本語の通じるお店で飲みたいね」と答えると、サムが少し遠いが日本人のお客さんが多いお店を紹介してくれると言う。
マラテの中心地から少し離れた場所にあるプリンセスラブというお店へ。
サムが交渉してくれたようで、「早い時間だから指名料込み2時間500ペソ飲み放題でOKね! クヤ! レディースドリンクは別よ!」と言って去っていった。
私はショーアップをお願いし、大きな声で「セクハラOKの子!」と叫ぶと、ほぼ全員の女の子が手を挙げたので、その中でも巨乳の子を選び指名した。
そして、ドリンクを頼ませ、機嫌を良くしておいてからセクハラを堪能した。
やはり病気は病院で治す。
心の病はセクハラで治すという諺の通り、セクハラをしていたら、徐々に嫌な気分はなくなり、楽しい気分になってきた。
ーーその時。
私の携帯にメッセージが届いた。キャットからだった。
『ポット! 頭が痛い! 助けて!』
これは一大事だ。セクハラしている場合ではない。
まだ半分もセット時間を消費していないが、チェックをお願いし、サムに迎えに来てくれと依頼した。
サムに電話をかわって貰い、キャットの家の場所を確認する。更にサムにキャットの家まで送って貰うことに。
キャットの家はボロボロではあったが、ちゃんとしたアパートだった。
何の予備知識もなければ、「え? こんなボロい所に住んでるの?」と驚いたのだろうが、私は数時間前にジャングルの中で電気も届かない家を見たばかり。
こんなボロアパートでも、「電気もwifiもあるテレビも見れるならいい条件じゃないか」と思うようになっていた。
フラフラと歩いて部屋から出てきたキャットは「最終日なのにマッサージしてあげられなくてごめんね」みたいな事を言っていた。
私は彼女をぎゅっと抱きしめ、「気にしなくていい。これで薬でも買って、ゆっくり休んでね」と1000ペソを渡した。
最終日はkomekomeで飲んで、そのままアフターでキャットにホテルへ来て貰おうと思っていたのだが、完全にアテが外れてしまった。
ーーサムにパンパシフィックホテルまで送って貰い、『さてこれからどうしようかな?』と考えていると、彼がとんでもない事を私に言ってきた。
サム「ボス! さっきの女の子はコメコメの子?」
ポット「そうだよ。俺のガールフレンド」
サム「コメコメの子はダバオが多いね」
ポット「そうなんだ。へー。(興味なし)」
サム「ダバオの『プロ』をスカウトしてるから、全員ソクソク出来る」
ポット「・・・・・・・・・・・」
(なっ、なんだってぇぇええええええ)
この男、なんちゅう事を言うんだ……。
さっき、私のガールフレンドと言っただろうが……。
なぜそんな内部情報を……。
『私はそんなのは信じない!』と思う反面、『だからすぐ部屋に来てワンチャン出来たのだろうか』と疑う気持ちが生まれてしまった。
信じたくない……。
私は『自分の実力でワンチャンを勝ち取ったんだ!』そう思いたかった。
急にサムの事が嫌になった私は「今日はもういいよ。またね」と言って彼と別れた。
今まで大好きだった女の子が、友達のたった一言でこんなにも信じられなくなる驚き。
キャットに対して冷めてしまった私。
今日はクレアは自宅だからもう会えないし。
どうしようかな。
「あ、ここはパンパシフィック! ファーストラインもパンパシフィック! そうだ、師匠の指名子の妹がいるじゃないか!」
という事に気付いた。
もうこうなったら、プロだのセミプロだのと選んでいられない。
[ポットブログ24終わり]
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[ポットブログ24あとがき]
キャットとクレア。
私は彼女らにとって良いカモだったのでしょうか。
信じたくはありませんが。
その時、思い出したファーストラインの『妹さん』。
そもそも、その子は顔もスタイルも良い子で、師匠の協力なくしてはとてもワンチャン出来るレベルではありませんでした。
フィリピン最終日を飾るにふさわしい相手だと私は確信し、ファーストラインへ向かいます。
次回! 衝撃の事実! 逃した魚の大きさに驚く! の巻
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初めまして。 いつも楽しく見ています。 まずサムの言ってる事は当たってます。私の経験したダバオの娘は すぐにソクソク出来て 嘘つきが多いです。 10人以上がダバオの娘でしたが 皆、他に男が沢山いますよ(笑) そうじゃない娘もいるのかもですが まだ 私は当たっていません。でも、 魅力的な娘も 多いんですよねダバオは。今後も更新を楽しみにしています。
ポットさんの経験値に自分がベテランを名乗るのが恥ずかしくなってきました。(^◇^;)
「心の病はセクハラで治す」これは良いことわざですね!私の辞書には載ってなかった!
これからも勉強させて頂きます!更新頑張って下さい!!
生還おめでとうございます!?戻ってこられてよかったです。
ダバオの女性がそういう感じとはねぇ、いや、皆じゃないと思いますよ、たぶん(^_^;)
でも、聞いちゃうとショックですよね。最後ぐらいハッピーにいけるといいんですけど。どうなるんでしょう?ブログ楽しみです!(^_^)/
この体験談っていつ頃の話なんでしょうかね。