マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」

 

こんにちは。クレイジーマニラのブス担当レンジです。

今回は、マニラの「ローカルKTVスポット」の「エアポートロード」について紹介します。

 

 

【夜遊び】「エアポートロード」マニラのローカルKTVスポット

 

 

マニラ空港近くの「エアポートロード」について

夜、マニラ空港を出て、マラテ方面に向かう際。

大通りのロハス通りへ向かう途中、「エアポートロード」と言う通りがあります。

ラッシュアワー時は渋滞が頻繁に発生する道路です。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」
[エアポートロード、ローカルKTVエリア]

エアポートロードは、夜の時間帯は小さなネオン街となるエリアです。

その怪しいネオンを発するお店たちは「ローカルKTV」と言われ、地元のフィリピン人男性や若者たちの夜遊びスポットになっています。

安く飲める、遊べる場所で、週末はたくさんの現地の方の姿があります。

店舗ごとに客入りは異なるようで、例えば繁盛店の前では若者たちが路上で盛り上がっています。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」店舗外観
[賑わいのあるローカルKTVの前]

ローカルKTVの前には呼び込みの女性たちやガイドが立っており、お客さんを見つけると積極的に腕を引っ張られます。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」の雰囲気
[ローカルKTVの店舗前写真]

ただし、観光客の姿はほとんどないため、タクシーを降りて歩くには少し勇気のいるエリアです。

初めてのマニラ旅行でこのようなローカルな場所を歩くのはあまりおすすめしません。

例えば、普通の日本式KTVや普通のゴーゴーバーに飽きた方へ。

あるいは、サクッと遊びたいけど、エアフォースワンまで行くのはちょっと遠いなと言う方へ。

たまにはこのようなローカルKTVで遊んでみるのはいかがでしょうか。

 

 

夜遊びスポット「ローカルKTV」について

ローカルKTVとは、フィリピンスタイルのKTVです

店内ではお酒や食事を楽しめる他、カラオケをしたり女性の接客サービスを受けたりすることができます。

また、ステージの上では、女性がセクシーなショーを行っているところもあります。

つまり、ローカルKTVは地元男性向けのスケベな夜遊びスポットです。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」 店舗外観[エアポートロード、ローカルKTV外観]

基本的に入場は無料で、飲食をした分だけが料金となります。サンミゲルライトが一本40~60ペソ程度。

女性を指名した場合、指名料がないところもあります。レディースドリンク(指名料込)は一杯160~250ペソ程度です。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」 店舗外観
[エアポートロード周辺のローカルKTV外観]

ストリップショーやイベントなどが行われる場合は、入場料とワンドリンクがセットで150ペソ程度になっています。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」 イベント出演の有名タレント

ローカルKTVにはワンセットのような概念は無く、基本的に時間は無制限です。飲食代やレディースドリンク代だけの支払いになります。

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」
[エアポートロード、ローカルKTVのエントランス]

また各ローカルKTVには個室が用意されており、お気に入りの女性とその個室で過ごすこともできます。

個室については、日本人がイメージするようなVIPルームではありません。

簡素なテーブルやベッド、扇風機があるただの「部屋」です。

チャージ料(1,000ペソ程度)を払って利用しますが、女性からマッサージなどのサービスを受けた場合はチップを別途渡します。

 

エアポートロードへのアクセス

「エアポートロード」は、「マニラ空港の北側」から「ロハスロード Roxas Blvd」への間にある通りのことです。

エアポートロードのアクセスマップ
[エアポートロードの位置]

エアポートロードは500mほどの長さで、西側の200mにローカルKTVが集まっているエリアがあります。

[拡大]エアポートロードのアクセスマップ
[エアポートロードのローカルKTVエリア]

住所は、空港のある「パラニャーケシティ」という地名で、バクラランエリアの少し南側です。

なお、エアポートロード周辺の通りにはいくつかローカルKTVが点在しています。

[エアポートロードへのアクセス]
住所:Baclaran Airport Road, Parañaque City, Baclaran, Parañaque

上記のマップは、エアポートロードの真ん中あたりに位置しているローカルKTV「Vi- Mar Lady Sing Along & Pub House」の場所です。

 




 

エアポートロード体験談

 

ーー夕刻。

私たちは、マニラ南部での用事を済ませ、これからマカティへ向かおうとしていた。

「ケンさん、ちょっとエアポートロードに立ち寄りたいんだけど。ローカルKTV」

「はい、良いですよ。でもこの後マカティに行くんですから。ちょっとにしてくださいね」

 

私たちはGrabカーに乗り込み、エアポートロード方面へ向かった。

 

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」
[エアポートロード周辺写真]

 

「ケンさん、この辺り歩いたことある?」

「いやー、初めてですね」

「このエアポートロード付近には他にもKTVがあってね。『新店舗キムラ』とか。ちょっと見てみる?」

「新店舗? 新キムラじゃなくてですか? あのLAカフェの近くにあるとこでしょ?」

「そう。姉妹店をこの近くに出したようなの」

 

ーー私たちは付近をしばらく散策した。

 

そして、いくつかのローカルKTVの中に入り、店内の雰囲気や女性のクオリティをチェックしていった。

 

「レンジさん! ちょっと、もう十分でしょ。残念ながら全くこれと言う女性いないじゃないですか」

「んー。まぁ確かに。ヤバすぎるなぁ。無人島サバイバルでも取り合いにならないクオリティだ」

「その辺の女性にお世話になるなら、レンジさんを選びたいくらいですね!」

「うえっ!? おっ、俺?」

「冗談ですよ。それくらいナシってことです」

「……ちょっと止めてよ。処女なんだから」

「キモっ」

 

そして、ある店舗の前を通り過ぎようとした時。ケンさんが女性たちに掴まった。

しかも、かなりしつこく、なかなかケンさんの腕を離そうとしない。

 

「ケンさん、大丈夫? どうする? 一軒だけ入ってみる?」

「そうですね。一杯だけ飲みましょうか。このゾンビから逃れるには一度入るしかなさそうです」

 

マニラの夜遊び ローカルKTV「エアポートロード」

 

ーー私たちはそのKTVに入り、テーブルに付いた。

 

寂れたカウンターには、銘柄のわからないボトルが並んでいる。照明は暗く、店内に入っても営業中とは思えない場末感。

飲み物を頼んだところでまともなものが出てくるのだろうかと思うだろう。お腹が弱い人は、氷を口にするのは絶対に止めておいた方が良い。

 

ーー年輩の女性が対応してくれる。日本語の堪能なとても親切なマダムだった。

 

私たちは一杯だけ!と言い、サンミゲルライトを二本頼んだ。

 

他にお客さんは現地のおっさんの姿があった。

女性は五名ほど確認できるが、みな壁に背を付けてスマホを触っている。とても指名をしたいと思う女性は居なかった。

 

「これがローカルKTVですか」

「金耀の夜とかは結構賑やかなんだけどね。まだ時間が早かったかな」

「それにしてもエグい店内ですね。床なんてベニヤじゃないですか。エルミタのスケベバーがマシに思えます」

「ここはテイクアウトはないよ」

「外にいる子も指名できるんですよね?」

「そうだね。気に入った子とは個室で過ごすこともできるよ。1,000ペソとチップ」

「レンジさん、それ正気で言ってます? お金貰っても無理ですよ」

「ははっ。確かに。でもこの界隈を探せば、一人くらいいるんじゃない?」

「いや、結構です。それよりも早くマカティに行きましょうよ!」

 

ビールを飲んでいると、女性たちが積極的にアピールしてきた。

ーーしかし、私たちは「すぐに行かないと」と断り、ビール代だけを払って外に出た。

 

「あまりおすすめできる夜遊びじゃないですね。いくら安くてもハードル高過ぎです」

「ははっ、そうだね。まぁ、経験の一つとして。こんなところもあるってさ」

 

私たちはロハス通りまで歩き、そこからタクシーに乗った。

 

 

[エアポートロード近くのおすすめホテル]

おすすめホテル「ニコルス エアポート ホテル (Nichols Airport Hotel)」

ニコルスエアポートホテル」は、エアポートロードに近いおすすめホテルです。値段相応ですが、比較的綺麗でスタッフの対応も良しです。深夜便のトランジットなどれ利用する際にもおすすめです。近くにはパサイの夜遊びスポットの他、エアフォースワンにも3kmほど(200ペソ)の距離です。

 

 

以上、【夜遊び】「エアポートロード」マニラのローカルKTVスポットに関する記事でした。

 

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レンジ
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。

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