[エッジブログ前回のあらすじ]
エッジは、マニラ駐在員として忙しい日々を送っていた。ある日、台湾に住む台湾人彼女がフィリピンに会いにやってくる。高級ホテルのスパでおもてなし。
【エッジブログ18】マニラ駐在員、彼女を高級ホテルのスパでおもてなし
※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
ウメブログの第一話はこちらから
【ウメブログ1】日本のフィリピンパブの過去、マニラへ向かうきっかけ
エッジブログの第一話はこちらから
【エッジブログ1】台湾担当から、いきなりフィリピン駐在決定!?
上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。
内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。
それでは、エッジブログ第19話をスタートさせていただきます。
【読者の方へお願い】
これからエッジブログをお読みいただく前に、以下の「ブログ村ランキングバナー」の応援クリックをお願いします!
(ブログ村にジャンプするだけです。その後はまたこちらに戻ってきてください!)
皆さんの応援で成り立っているクレマニ。本当にありがとうございます!!
どうぞ引き続きよろしくお願いいたします!!
【エッジブログ19】マニラのゴーゴーバーで一触即発、彼女に危険が!?
ーーそして、翌朝。
朝ごはんを食べ、彼女をホテルに送り出社した。
彼女は今日一日、マニラ観光ツアーに参加だ。
夕方までは放っておいても大丈夫だろう。
念のため、予備のケータイと連絡先を渡してある。
ーー私はと言えば、月曜日は週末明けでもあり少し忙しかった。
その合間にボスとも相談し、火曜と木曜に休暇をもらうことができた。
ボスの計らいで「金曜日も見送りとかなんとかで大変だろうから、直出直帰でいいよ」と言われる。
はい、ボス。
一生ついていきます!
ーーその夜、仕事が終わった後。
彼女と合流し、中華料理のレストランへ。
自分のスケジュールもだいたい決まったのでその話をした。
とりあえず翌日は休みで一緒にいられることを美玲は喜んでいた。
彼女は「明日はゆっくり散歩とかしたい」と言う。
……この陽気で散歩は死ぬぞ。
彼女のイメージは木漏れ日のある公園とかそんな感じか。
リサールパークかアメリカ記念墓地か……。
リサールパークは静かではないし、日当たりが殺人的だ。
じゃあ、アメリカ記念墓地か……。
静かだし木々もわんさかある。
よし。
明日の午前中はアメリカ記念墓地に行くことにした。
ーー中華料理をしっかり食べた後、レストランを後にする。
「じゃあ、帰ろうか」というと、
美鈴が「ゴーゴーに行きたい」と言い出す。
うえっ!? もう行ったじゃん。
何ならみんなの目を集めてたよね……。
むしろそれが良かったのか?
仕方ない。
ブルゴスに行くことにした。
ーータクシーで移動していると、「今日はどの店に行くの?」とすごい聞いてくる。
「まだ決めてない」と言うと、どうも行ってみたい店があるようだ。
「どこ?」と聞くと、ブルゴスの奥に見えた一番照明やらナンやらが騒がしい店の様だ。
ブルゴスの奥にある最初の十字路の角にある大型店。
確かオーストラリア人が経営していたはず。
そこへ行くことになった。
[マニラ マカティ ブルゴス(写真はイメージ)]
ーー店の前でタクシーを乗り捨て店に入る。
ここも他の店と同じで外にも音楽が響いてきている。
照明も空に向けて照射され騒がしい。
店はそこそこお客さんが入っていた。
ーーワイン樽のようなママが寄ってくる。
まぁ、知っている顔だ。
にこやかに寄って来て、美玲を見る。
ワイン樽「日本からのお客さん?」
私「台湾から来た彼女だよ」
と答えたら、「わかったわかった」とドリンクの注文だけ取って消えていった。
女の子を付けてくれたが、知らない子ばかりにしてくれた。
気遣ってくれたようだ。
知ってる子が私たちのテーブルの横を通る時、軽くウィンクしていく。
悪いことはしていないが、なかなか冷や汗ものだ。
外国人、特に西洋人が多いが、中には韓国人や中国人もいた。
今晩、店内の日本人は私だけだった。
ーー良い感じで飲んでいたらトイレに行きたくなって、美玲を残してトイレに行った。
トイレに行くと相変わらずの二人の姿が……。
おしぼり男とマッサージ男だ。
私を世話しようと待ち構えていた。
おしぼり「今日はきれいな人連れているね。日本人かい?」
私「いや、台湾人だよ。彼女だよ」
ジョボジョボ……
マッサージ「そうか、たまには本命の相手をちゃんとしないとな!」
私「いらんこと言うなよ」
マッサージ「もちろんだ。でも、韓国人の客には気を付けろ、いいな」
私「どういうこと?」
マッサージ男が私に忠告していると、おしぼり男も会話に入ってきた。
おしぼり「そうだそうだ! あいつらは質が悪い。よくない連中だ」
マッサージ「オーナーも見張っている」
なるほどね。
っていうか入れるなよ、そんな連中……。
[ゴーゴーバー店内(写真はイメージ)]
トイレを済ませ、席に戻ろうと通路へ。
うおっ!?
美鈴っ!?
見知らぬ韓国人が美玲の手を引いて連れて行こうとしていた。
私「待て待て、何してんの?」
韓国人「〇×▲*%〇□■!!」
意味が分からんし、まだ手を離さない。
美玲も「放せ!」と強めに言っている。
その騒ぎを聞きつけたのだろう一緒に飲んでいた韓国人のグループが寄ってきた。
面倒くさい……。
私は入り口の近くにあるブースに向かって、人差し指と中指を合わせて頭の上でクルクルと2回まわした。
ブースから黒人の黒スーツの男が2人出て来て、こちらに向かってくる。
ガードだ。
韓国人のグループはそれに気が付き、美鈴の手を放した。
知らんぷりして立ち去ろうとする彼ら。
しかし、ガードの二人はそれを止める。
「代金を支払って出て行け」と。
「その前にこの人たちに謝罪せよ」と。
有無を言わせない圧力をかける。
隣で見ている私でもコワイ。
寄ってきた連中ももう一人のガードに睨まれて動けない。
韓国人「〇×▲*%〇□■……」
ガード「英語で言え」
韓国人「……」
ガード「命乞いもするか?」
韓「I’m sorry……」
ガード「Pay the bill and leave!!」
韓国人グループはつまみ出された。
ガードは私たちに、
「もう大丈夫だ。しばらくここにいろ。帰る時はタクシーを呼んでやる。声を掛けろ」
と言ってブースに戻っていった。
ふうっ、助かった。
少し多めにチップを渡した。
たまにこういうことがあるから面倒だ。
ここのオーナーとは少し懇意にさせてもらっていた。
トラブルの際のスタッフの呼び方について、そのサインを教えてもらっていたのだ。
まさか使うことがあるとは…… その時は思っていなかった。
実はこの後も何度か同じような状況が生まれる。
本当に面倒くさい。
ーーしばらく落ち着いて飲んで帰ることにした。
ガードがタクシーを呼んでくれてそれに乗って帰った。
この日は最後にいらない事件もあり、二人とも疲れがドッと出た。
一緒にシャワーを浴びて、すぐに寝た。
[エッジブログ第19話終わり]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次回、エッジブログ第20話「徳川機関長の暴走!?」
「エッジブログこれからも楽しみ!」と言う方、応援クリックお願いいたします! 次回も乞うご期待!!
エッジさんのツイッター(エッジさん@Edge_Ackie80)も是非チェックしてください!
業務連絡~😆
レンジさん、
ところどころちょいちょい『美玲』の名前が『美鈴』になって現れますけど、これってもしかしてレンジさんの忘れられないある人のお名前じゃ?🤣ふふふ、お盛んですねw
忘れられないんですね(/ω\)イヤン
エッジ
こんばんは
あーーー、緊急時のサインがあるのですね。。
ガードは頼もしいですね。
でも彼女も怖かったでしょう、、、
韓国人の下品さは本当に最悪です、、、
鳩麦茶さん、
コメントありがとうございます。
ちょっとああいう連中は許せないですね。美玲も怖かったと言ってましたね、やっぱり。酒は楽しく飲んでこそホントに楽しいんでね😄
これからもよろしくお願いいたします。