[ポットブログ 前回のあらすじ]
フィリピンでのマーケティング開始。一人行動最初の夜、向かったのはKTVアップステージゴールド。そこで『クレア』と言う女性に出会う。ドリンクオーダーの凄まじさに絶句するが、次第に彼女に惹かれていく。
【ポットブログ10】衝撃のドリンクオーダー、泥酔狙いでワンチャン!?
ストーリーは序章が完結、そして第一章へ。
【ポットブログ序章第1話】
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
そして、この4月から新連載【ポットブログ】をスタートしました。
オノケンブログの第一話はこちらから
【オノケンブログ1】転落と後悔
レンジブログの第一話はこちらから
【レンジブログ1】日本人経営者と私、フィリピンでの入国審査へ
ポットブログの第一話はこちらから
【ポットブログ1】タイで起業!先輩の誘い、女を求めてフィリピンへ!
【著者ポットより】
皆さん、こんにちは。
クレイジーマニラのカモ担当ポットです。
昨日、序章を書き終えました。
ここまで、クレマニのPVの凄まじさにマジでビビっておりますが、これからもマイペースで書いていきたいと思います。
読者の皆さん、多くの閲覧とコメントありがとうございます。
序章ですでに私のキャラクターがお分かり頂けたと思います。
『カモ』とはお金をカモられる意味です。レジェンドオブカモ、それが私ポットです。
今後、フィリピーナや現地ビジネスについて色々と紹介できたらと思います。
それでは、序章に続いて第一章、ポットブログ第11話をスタートさせて頂きます。
【ポットブログ11】ワンチャンに必要なのは顔や筋肉じゃない!会話だ!!
マラテのKTVアップステージゴールドで出会ったスパニッシュ系フィリピーナ、『クレア』。
シングルマザーで、このマニラでルームメイトと3人暮らし。
[クレア似顔絵]
アフターにて、次の日のデートの約束を取り付けた私。
おそらく、『食事から同伴、そして店飲み、アフターの流れ』だろう。
その中で、いつが最もワンチャンの可能性が高いのか考えた。
日本の枕営業ならば、ワンチャンしてから同伴である。
これはフィリピンでも同様のはずだ。
しかし、真面目に口説き落とすとなると、アフターからのワンチャンが自然な流れだろう。
枕狙いか、本気狙いか……。
私は考えに考え、『同伴前に』ワンチャンを狙う事にした。
そして、その作戦を練った。
その作戦は以下の通りである。
①待ち合わせ場所を自分のホテルのロビーにする
②クレアが到着したら、「急用が入ったので少し待って欲しい」と連絡する
③「ホテルの部屋に飲み物があるので、そこで30分くらい待ってて」と言う
④部屋に来たら、『ポット流の口説きテク』で流れるようにワンチャン
うむ、ナイス。
「我ながらパーフェクトな作戦だ……」と自分に心酔する。
完璧である。
[パームホテルのダブルルーム]
作戦名は、
『ヤル気ない振りして、部屋に誘い、ヤル気満々』
それにしても我ながら何という下品な作戦。ジェントルマンの欠片もない。
もし知り合いがこんな事をしようと思っていたのなら、私は確実に止める。
それくらいのゲスイ作戦だ。
しかし、しかし!
私のワンチャンへの熱い想いは、いつしか「昨日めっちゃ奢ったんだから、1回くらい良いじゃないか!」という自分勝手な考えに変わっていた。
優しい男の目から、狼のような獣の目に変わっていたのだ。
ーーそして、夕刻。
満を持して準備が整ったところ、クレアがホテルに到着したようだ。
私は作戦通り、
「急な仕事が入ったので、30分だけ部屋で待ってて欲しい」
と、部屋番号をテキストメッセージした。
すると!
クレア「下で待ってるよ」
ええぇぇっっえ!?
うえっ!?
うっ、おえっ、おおぉえぇっ!!
あまりの衝撃に吐きそうになった。
てっきり、イージーに『部屋に来る』と思っていたのに……。
吐くことはなかったが、その衝撃で首を失ったかと思った。
しかし、我ながら改めて考えると、なんというザルな作戦。
抜け穴しかない……。
こんなに簡単に突破されるディフェンスは見たことがないだろう。
カモ担当と言いながら、このときはザル担当でも良かったかもしれない。
ーーすぐに降りると怪しいので、20分くらいの時間をおいてロビーへ降りた。
こんなダメダメな作戦でゴールしても嬉しくない。
私は恋がしたいのだ。
もっと熱い恋が。
私は汚い自分の心に打ち勝ち、正攻法でクレアを落とす決意をした。
ーー早々にゴールを決めたいと言う気持ちを捨て、フラットな気持ちでクレアと食事デートをすることに。
場所はアップステージゴールドと同系列という日本食レストラン。
何か不思議なルールがあるようで、「ここで食事をすると同伴して店に入るのが1時間遅くても大丈夫」みたいな事を言っていた。
しかし、このときはもう、食事後に部屋でワンチャンしてから店に行くという計画は全くしていなかった。
ーー食事を終えた後、そのまま店に向かった。
フィリピンに来る前はマフィアに「目に入る女性は全員ワンチャン出来る」と教わっていたのに、ここまでの私はワンチャンとは程遠い所で戦っていた。
ここまでノーチャンス。むしろカモられ具合を考慮すると大量失点中だ。
徐々に焦りが出てくる時間帯。
ここまでの私は、これといった結果が出せていないにも関わらず、出ていくお金は相当な金額となっていた。
しかも、楽しんでお金を使っているという感じではなく、どちらかといえば、使わされてるという感覚に近い感じだ。
『遊ぶんだったら、楽しんでお金を使いたい……』
『なぜ、辛い想いをして、更にお金が減るんだ……』
悲しい思いの方が強かった。
ーー今現在で連絡先を知っている女性は、ミカ(ロビンソンの店員)とクレアの二人。
ミカは試合の契約金次第でワンチャンが可能なので、これは恋だの愛だのとは遠い存在である。
しかも思い出せば、高いご飯(寿司10人前のお土産含む)を奢ったのに、「ケチだ、クリポだ」と言って、私を激高させた過去がある。
本来ならば連絡先をメモリから消すのが当然だが、心の広い私はまだ残していた。
一方、クレアはミカに比べ、スタイルこそいま一つだが、顔は超タイプ。
理想形では無いにしても、彼女とワンチャン出来たら、自分の中では納得がいく。いや、願ってもないレベルの女性である。
しかも根拠もないが、ワンチャンに近い存在であるようにも感じていた。
そこで私は、六本木や歌舞伎町でブイブイ言わしていたトークテクニックで、クレアをメロメロにする作戦を決行する事にした。
しかし。
ダメだ。
そうだ、私は…… 英語もタガログ語も喋れなかったのだ。
なんという高い壁。
バレーのロシアのブロックよりも難攻不落に思えた。
コミュニケーションが取れなければワンチャンしたとしても、恋だの愛だのとは程遠い。
これでは本当の意味での目標達成にならない。
私は「クレアとのワンチャンを諦めた方がいいのではないか?」という気持ちになった。
いくらイケメンでも、いくらマッチョがあっても、意思疎通が出来ないのでは人と人は交われない。
このとき私はコミュニケーションの重要性を痛感した。
[ポットブログ11終わり]
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[ポットブログ11あとがき]
とりあえず目星を付けた女性クレア。
彼女とのワンチャンを目指しますが、肝心のコミュニケーションが取れませんでした。
日本人が日本人を口説けるのは「言葉が通じるから」。
外国人女性を口説くには言葉が必要。
これを痛感しました。
もちろん、それだけではありませんが。お金もある程度必要です。
カモ担当の本領はまだまだポテンシャル十分です。
どうぞ今後ともポットブログをよろしくお願いいたします!
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簡単に行く時もあれば行かない時も有ります!
どちらも燃えますが上手く行ってないものがうまく行った時の達成感は半端ないっす
ポットさん半端ないって
って感じです
なんか前のめり過ぎて、生暖かい目で拝読することにしました…(笑)
そんなに簡単には行かないけど、イージーな展開を期待しちゃうんですよね
分かります
でも結果出さないと。
最近ポットブログ、クレイジーマニラを知りました!
超〜面白い???
更新楽しみにしてます!
頑張れポットさん!
ツイッターから来ました
フィリピンには行った事ありません
興味深いブログですね
また読ませていただきます
野球で言えば、初回に大量失点して中盤でも追加点を許す心の広いポットさん。是非先発完投で勝利投手に!と思って読んでいますw
店でガン呑みさせたり、テキーラボトル入れたり、同伴エサでワンチャンするのは、結局、恋愛ではなく形を変えた援助交際と同じなので熱くなりすぎないようにしましょう。
あと、旅行者が1シリーズでKTVの女の子(ポクポクではない子)とワンチャン決めるのは難しいですね。
ワンチャン決めたとしてもかなりの確率でそういう子であという事をキモに銘じておいた方がよいと思います。
以前はPグループの女の子はあまりドリンク攻撃なかったと思うんだけど(格安KTVでは多々ありましたが)、最近変わったのかな?
”レジェンドオブカモ” 私の心をギュッと掴みました(ツボにはまった)。
これからは、私の様なおっさんでは無く、美人な女性の心(オッパイかも)を掴むことでしょうね。
言葉が出来れば、素人ワンちゃんもありありです。がんばってね