ダイアモンドホテル 室内写真

 

 [ウメブログ 前回のあらすじ]

クレマニのホレ担当ウメ。現在50代後半。約30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。
このとき人生二度目のフィリピン、滞在予定は10日間。初日の夜、バクラと一夜を共にする。二日目の夜は置屋の女性と過ごす。
【ウメブログ4】マニラの怪しいスポット、リーサルパーク&置屋巡り

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

※クレイジーマニラでは、オノケンブログ、レンジブログ、ポットブログの三つのブログがメインコンテンツでした。そして、この度新たに『ウメブログ』の新連載がスタートしました。

 

 

ウメブログは約30年前のストーリーから展開します。

ウメさん、人生二度目のフィリピン旅。

到着初日の夜、女性かと思っていたら、朝になると髭が……。一度ホテルから脱出して、置屋巡りへ。

 

それでは、ウメブログ5(第一章第3話)をスタートさせていただきます。

 

 

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【ウメブログ5】置屋の女性の母親を紹介されて、15万ペソで!?

 

 

ーー私は初めての渡比以来、この国が好きになった。

日本国内でフイリビンパブに行くよりも、時間を作って、フィリピンへ行くことを楽しみにするようになっていた。

魅力はたくさんある。

やはりギラギラとバイタリティー豊かな人々。

雑踏とした街。

タフな人たち。

その現実から一歩ホテルに入ると別世界。

このギャップがすごく良くて3か月に2回は時間を作って行っていた。

 

ーーこの頃はホテル滞在も好きになった。

ホテルのプールでは、まるでハリウッド映画のようなサービス。

ホテルボーイの対応に現実逃避していた。

例えばまずプールに行くと、ボーイがどこを使うかか聞いてくる。

そして、私がビーチベッドを指さすと、ボーイはさっとそこに行きバスタオル敷いてくれる。

 

ダイヤモンドホテル マニラのおすすめホテル プール
[ダイヤモンドホテルのプール]

 

さらに手を挙げると、ボーイが来てなんでも持って来る。

メニューをもらって、オーダー。

ホテル内のレストランから昼食を運んでもらいビールを飲む。

 

そして極めつけは部屋で食べる朝食だ。

前日にドアノブに掛かっているオーダー表にチェックを入れておく。

オーダー表にはいくつかの項目が有り欲しいものにチェックをつけるだけ。

例えば、パンは何種類か有る内からトーストにチェック。

次に卵の焼き方、それに添えるのはベーコンなどを選んで、飲み物も。

そして、最後に持ってくる時間を選びオーダー表を外のドアノブに掛けておく。

 

すると翌朝、食事が大きなワゴンで運ばれてきて、ベッドの周りにセッティング。

まるで病院の食事スタイルの超豪華版。

そう、映画でよく見るやつだ。これがまた堪らない。

こんな事を日本国内のホテルでやると相当な料金を取られるだろう。

しかし、このマニラだと一泊10,000円程度、あり得ない程の優雅さを味わえる。

 

ダイアモンドホテル 室内写真
[ダイアモンドホテルの室内の様子]

 

ーー今回も滞在初日、置屋へとタイソンと行く。

この日はすぐに気に入った子が見つからず。

 

5軒ほど周り、ダメか…… とあきらめかけた時。

タイソンの友達情報で『マカティに新しい置屋ができた』というので行ってみた。

 

そこでようやくお気に入りの子を見つけることが出来た。

 

今思えば、この頃は一人でどこでも行っていたが、運よく危ない目には合わずラッキーだったと思う。

 

ーーちなみに、フィリピンプラザホテル(現ソフィテル・フィリッピン・プラザ・マニラ)はこの頃からかなりの高級ホテル。

ロハスから海に向かって歩いた突き当りにフィリピンプラザホテルは在った。

その一帯は、今のように色んな店が立ち並びにぎやかな場所では無く、店も一軒も無いという所。

よくそこで日本人が殺される、事件に巻き込まれると言ったニュースを聞いた。

 

話の脱線ついでに、ある年の暮れフィリピンでのニュースにて、

『今年の飛行機にはねられて死亡した人数は9人でした』

と言う、報道があった。

それを聞いた瞬間、飲み物を噴き出した。

なんだ飛行機に轢かれるって??

詳しく調べたら、『空港滑走路内に人が家を勝手に建て住み着き、その住人が滑走路を歩いていて飛行機に轢かれる』とのこと。

本当になんて国なんだここは……。

 




 

ーーさて、連れて帰った子(エミリー)、18歳、働きだして1週間だという。

エミリーは、明るくてとてもいい子で、一緒にいて癒されるので今後よく指名するようになる。

そして、何回か指名してお互い気心も分かって来た頃。

 

「昼間、家に服を取りに行くから一緒に来て」

と誘われた。

私は特に予定はなかったので付いていくことにした。

 

ーー家に着くと、いきなり母親を紹介された。

そして、エミリーは服を取りに奥の部屋に。

その間、母親と会話をしていると、エミリーは私の事を彼女に色々話しているらしい。

「優しくて良いお客さんだ」と伝えているようだ。

 

そこで母親が、

「エミリーを貰ってくれないか」

と言う。

詳しく事情を聞くと、

どうやら家族には15万ペソの借金があり、そのためにエミリーは置屋の仕事を始めたようだ。

その15万ペソを私が肩代わりし、彼女を日本に連れて行って欲しいと言う。

 

「あなたと居ればエミリーは幸せになれるから」と。

 

ーー情も芽生え始めていた。

しかし、15万ペソを支払うのは良いが、日本には嫁子供がいるので連れて行くのは無理である。

かと言って、15万ペソを払って解放しても、エミリーに定職が無ければ日々の生活費等も無くまた置屋に戻るのも目に見えていた。

フィリピンの貧困と闇を初めて見た気がした。

 

結局この事は自分の中で答えが出せず、いつの間にか有耶無耶になってしまった。

 

ーー話は再び脱線するが、シューティングクラブについて。

エミリーを連れてよく行っていたのがチャイナタウンにあるところ。

そこはちゃんとしたシューティングクラブで、紙の的を吊るしその的が天井から下がっているレールで10m位先まで行くやつだ。

料金設定は、ピストルのレンタルは無料で弾を買う事で撃てる。

100発で15,000円位だった。

色々撃ったがサブマシンガンはすぐにたくさんの弾が無くなり反動もなく玩具のよう。

反動を楽しむのはリボルバー。38口径でも腕が頭の上まで跳ね上がる。

サイパン辺りの観光客相手のピストル(火薬が少ない)と違い、威力十分である。

的によく当たるのはブローバック。素人でも高い命中率を誇った。

私はフィリピン滞在中、必ず置屋に行き、女性とともに1回はシューティングクラブに通っていた。

 

ある日。たまたまタイソンと連絡がつかず、違うドライバーでシューティングクラブに向かう際。

「パイナップルはどうだ? バズーカもあるぞ」

と誘われた。

しかし、それはさすがに危険だろうと思い挑戦しなかったが、興味はあった。

どうやら軍の払い下げ業者の所で撃てるらしい。読者の方の中には実際に撃った人もいるのであろう。

 

ーー話を夜遊びに戻そう。

私は、ゴーゴーバーで女の子をテイクアウトする事もしたが、どうも商売っ気が強く苦手だった。

それよりもやはり置屋の子だ。

試合をする事以外は、普通の子。

ダンスの練習もしていなければ、店外に出てくる時の服装も普通の子。

 

そして滞在中は彼女らとの疑似恋愛ごっこを楽しむ。

この疑似恋愛ごっこが意外と楽しかった思い出がある。

 

ところがある滞在中、タイソンから面白いネタを聞いた……。

 

 

[ウメブログ5終わり]

 

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次話、ウメブログ6「女子大生ナンパ大作戦」

 

 

オノケン
クレイジーマニラ ライター オノケン
ウメさん、お疲れ様です! なるほど。置屋遊びも楽しそうですね。私もパサイの置屋へ何度か行ったことあります。お綺麗な人もいますし、ゴリラもいますよね。まぁ、おっぱいさえ大きければ、同じゴリラ同士で通ずるものがあるかもしれませんが。

 

レンジ
クレイジーマニラ ライター レンジ
ウメさん、お疲れ様です! フィリピンの貧困は今もありますよね。15万ペソと言うと、貧困層の方々には途方もない金額ですよね。どうしてその借金が出来てしまったのでしょう。エミリーが働くしか手段が無いのですかね。悲しいエピソードです。

 

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私レンジも少しだけ参加させていただきました笑

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まさに、ラジオKTVですね! お酒を飲みながら聞いてみてください笑

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ウメ
ウメは元経営者で、30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。早期リタイア、二度の離婚、ネトゲ廃人も経験。クレマニのホレ担当。とにかく人に惚れやすい。都合が悪くなると逃げる、姑息な手段を使うなどゲスな一面も。

14 コメント

  1. 相当置き屋にハマってしまってたみたいですねw
    マニラの貧困層の問題は今も変わらずと聞いています。基本的には圧倒的な権力を持つ富裕層が変わらなければ改善されないという負のスパイラルのど真ん中ですからね(>_<)
    私は当時(1992年頃~)滞在先がマンダリンオリエンタルホテル(今は休業か閉店か)でマカティの中では古い高級ホテル的なところを定宿にしていました。事務所に近かったので歩いて5分かからない場所で置き屋の子を連れ込んでましたね🤣←貧困層を心配している横でこんなヤツです( ̄▽ ̄;)
    パサイロードの奥まったところにある置き屋はアタリが多かった気がしますw
    何だか色々思い出してきました(^^♪もう結構自分の中ではセピア調になってきていた思い出の部分なんですけどね。
    昔を思い出させてくれるうめさんに感謝です!
    次も楽しみに待ってます。

    • Ackidさん
      いつもありがとうございます。
      そうですね、パサイロードの南の辺りとパサイの西側とマラテの東の上の方、その三つの街が混ざり合うあたりに沢山の置屋が在りましたね。
      いい年になって来てお互いノスタルジックな部分がふえましたよね^^;
      今日、LAカフェ物語をLAカフェだけで1話書いたのですが、その話もAckidさんだと有った有ったと思い出してもらえると思います。
      話の流れが落ち着いた辺りで早めにねじ込みますので期待してください。
      今後もよろしくお願いいたします。

  2. ウメさん、こんばんは😃🌃

    20代からダイヤモンドはすごいですね😅

    私は初めは先輩に連れられて、エルミタの
    ソリエンテという1泊3000円位のホテルでした。
    その後、パンパシで100泊位、ただ、ある時ぼったくられて、現在はダイヤモンドです😉

    また、アップグレードしてクラブで花火をみながら、19時にはベロベロになっています😅

    • ターシャさん
      こんばんわ^^
      3話で少し触れているのですが、これを詳しく書くとダイヤモンドホテルの関係者から私が誰だかばれてしまいますが、義理の父が東京半蔵門のダイヤモンドホテルで働いていて、マニラとサイパン(こちらは今は違うホテルになりました)のダイヤモンドホテルのレセプションとかにも義理の父が参加していたので当然当時のマニラダイヤモンドホテルの支配人とかを知っていた為、ダイヤモンドホテルしか選択肢が無かったのです^^;
      でも当時のブュッフェやスカイラウンジのバーはとても好きでした。
      今は遊びのベースをマカティに移したためダイヤモンドでもマカティのダイヤモンドレジデンスホテルに泊まる事が多いです。
      今後もよろしくお願いいたします。

  3. こんばんは😊ウメさん。あなたの書き物には、本当に引き込まれる。景色が浮かんでくる。ダイヤモンドのプールサウドでの非日本の非日常的な感覚や、格差の恩恵や、貧しい家庭の日本では、考えられない理不尽な非日本的な感覚。吸い込まれるように読んでます。明日の一手に期待が膨らみます。

    • 小虎さん
      いつもありがとうございます。
      これからの話の流れの中で当時の背景(LAカフェ物語や当時の空港や自動車の事など)を書いた話を早い段階でねじ込みより当時の雰囲気を解ってもらえるようにしていきたいと思います。
      今後も共感して頂けるよう励みます。
      引きつづきよろしくお願いいたします。

  4. こんばんは

    わかります、日本では考えられない価格でサービスを受けられるホテル。。
    非日常を感じますからね、、
    有難いですよ、、やはりプールサイドでまったり読書も好きです。

    なんとシュートされてましたか!
    バズーガて!!
    やってみたいですが命懸けWW

    飛行機に跳ねられる国民、、、素晴らしい規格外のフィリピンです。(爆)

    • 鳩麦茶さん
      いつもありがとうございます。
      フィリピンって漫画みたいなことが現実に起こるから笑えるしハマるんだと思います。
      それと人を恨まない国民性、戦争で大変な迷惑をかけたのに日本人を大好きでいてくれるフィリピン人。
      そんなフィリピン人が好きな私を少し好きな梅ちんです。
      今後ともよろしくお願いいたします。

  5. 懐かしいですね!あの頃は、全日空がオーナーでしたよね?一階にある、レストランのハンバーガーが好きでした。何故か泊まるのは、いつもマカティの日航マニラガーデンホテルでしたが。懐かしい。

  6. wataさん
    コメントありがとうございます。
    当時の日航マカティは今のデュシタニでしたよね。
    フィリピンはホテルの買収なと名前が代わる事が多い中、ダイヤモンドホテルは何時までもそのまま残っててほしい,願っちいます^^
    これからもお付き合いよろしくお願いします。

  7. 15万ペソでお母さんと対戦したのか!!? と思いましたw
    パイナップルとは手榴弾のことですか?
    警官が手榴弾の事をグラナダって呼んでいたので気になりました。

    • ウンウン
      コメントありがとうございます。
      お母さんとの対戦を避ける為なら15万ペソ即払います。
      ほーーグラナダですか。
      この時も違う名で言っていました。
      で私が分からない顔をつた所ゼスチャーで説明してました。
      ぜひ投げてみて感想を聞かせてくださいw

  8. ウメさんお疲れ様です。
    置屋、シューティングクラブおもしろそうですね!
    是非行ってみたいです。
    置屋はあると思うのですが、今でもシューティングクラブは存在するのでしょうか?
    この後の展開も見逃せませんね!!

    • toshidesuさん
      こんばんわ^^
      最近は普通に町中にありますよ。
      マカティのリトル東京の目の前のtoshidesuさん
      こんばんわ^^
      最近は普通に町中にありますよ。
      マカティのリトル東京の目の前の大きな建物マカティシネマスクエアの地下1階にもあります。
      ちゃんとした合法のシューティングクラブなので是非行ってみてください。
      YouTubeのRhio Channelの中でもそこで撃っている動画が配信されています。
      是非楽しんでください。

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