【ウメブログ６】フィリピーナ女子大生ナンパ大作戦！マニラのモールにて

 

 [ウメブログ 前回のあらすじ]

クレマニのホレ担当ウメ。現在50代後半。約30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。
置屋遊びを満喫していると、女性の自宅へ。そして、母親に会い、衝撃の話を持ち掛けられる。
【ウメブログ５】置屋の女性の母親を紹介されて、15万ペソで！？

 

 

※クレイジーマニラでは、オノケンブログ、レンジブログ、ポットブログの三つのブログがメインコンテンツでした。そして、この度新たに『ウメブログ』の新連載がスタートしました。

 

 

ウメブログは約30年前のストーリーから展開します。

ウメさんのフィリピン熱はさらに高くなっていきます。

 

それでは、ウメブログ６（第一章第４話）をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

 

※先日の記事にて、スピッツの『ロビンソン』と言う曲について。

読者さんの指摘を頂き、調べたところ、「マニラのロビンソンではなく、タイのロビンソン」とのことです。訂正してお詫び申し上げます。（記事の方も修正しました。）

 

 

【ウメブログ６】フィリピーナ女子大生ナンパ大作戦！マニラのモールにて

 

 

ーーフィリピン滞在中。

タイソンと置屋巡りをしていた時だった。

 

「タイソン、いい子いないね。行っていない置屋、他に無いの？」

「んんんー……　知っている置屋は全部行きました。でも、友達からの情報があります」

「何々？」

「ロビンソンで大学生が相手を探している」

「相手？」

「デートしてお小遣いもらう」

「いいじゃん！　それ行こう！」

 

ーー次の日に早速、ロビンソンモールへ向かった。

 

[ロビンソンモール外観。写真は近年のもの。]

 

タイソンからの情報をまとめると、

当時のロビンソンの2階は真ん中が吹き抜けになっており、

『一人で2階の手摺りにもたれながら、1階を見ている子は大体相手を探している』

という事らしい。

 

ーー取り合えずそんな子が居るのかひと回りしてみる。

 

確かに、そんな雰囲気の子が4人いる。

 

それにしても、ガセネタだったらどうしよう……

一人、私の好みの子が居るが……

なんて声をかけたら良いのだろうか？

「僕と遊ばない？」なんて、いきなり日本人にそう声掛けられても、『キモっ！』と思われないだろうか。

 

タイソンに現地の人間はどうやってナンパするのか聞いた。

「クーヤ、簡単よ。目で合図して、人差し指で手のひらを『トントントン』でOKだよ」

 

うえっ？　本当かよ。

その時はまだその意味が解らなかったので、『そんな合図でナンパできるの？』と思っていた。

 

[ロビンソンモール内部。写真は近年のもの。]

 

そして、さっそく『左手の手のひらを、右手の人差し指でトントントン』っとしてみた。

すると彼女はこちらに向かい歩いてくる。

おっ、おおっ！！

来た来たっ！！

 

しかし、その喜びは無残にも打ち砕かれる。

 

向かって来た彼女。

何か尋常じゃないオーラを出している。

睨んでいるようにも見えた。

私の感は「カラータイマーが赤に点灯している。逃げろ！」と叫んでいる。

 

しかし……。

まるで蛇に睨まれたカエルの如き動けない……。

絶体絶命のピンチ。

 

彼女は私の横へ来て、思いっきり中指を立てたのである。

そしてものすごい形相で、怒鳴り散らかしてきた。

「#〇&×％▽プータンギナモ$◇+□}」

すごい早口のタガログ語。何を言っているのか分からないが、とにかく激怒していた。

 

うわぁ、マジ怖わーっ。

 

彼女は怒鳴るだけ怒鳴って、何処かへ立ち去った。

残された私も気まずく、その場を離れる。

 

タイソンの元へ行き、「あの行為はどのような意味を持っていたのか」と聞いてみる。

彼は私たちの様子を見ていたのか、大笑いする。

笑い死ぬのではないかと思うほど爆笑していた。

その意味を知るのはもう少し後の事となるのだが、大変失礼なことだろうとは理解した。

 

ーーその後、おさまりのつかない私はまたロビンソンの2階に戻り物色する。

 

するとさっきはいなかった子が目に入る。

若いが、学生ではないように見えた。

しかしとんでもない逸材だ。

 

デカい。女性の象徴物がとてつもなくデカい。

まだレベルの低い私の目の前に宝箱が……。

しかし、開けるとミミックが出てくるかもしれない。

多分終わる。いや間違いなく終わる。しかし、開けてみたい。とんでもない宝が入っているかもしれない。そんな魅力的な宝箱だ。

まだインパスは覚えていない……。

 

開けるか俺、開けるか俺……。

いきなりザラキーマを唱えられるかもしれない。

それでも良い！

開けるっきゃない！

 

それにしてもななっなんとすごい巨乳。

この世の物とは思えないほどだ。あの乳には重力というものが働いていないのか？？

 

 

本当に凄い……。

なんだあれは　本当に乳なのか?

ハンドボールほどの大きさの乳は、普通は球の半分が胸に付いている感じだと思うが、丸々一個のハンドボールがそのまま付いている感じだ。

 

どうなっているのか見てみたい。

ワクワクが止まらない。

これはもう玉砕覚悟で行くしかない。

 

さっきの『トントントン』はまた睨まれても怖い。

意を決し、ここは日本風に声をかけてみる。

 

「Shall we have dinner together if we are free?（暇なら一緒にご飯食べない?）」

 

すると彼女は、

「Good but I don’t have much time.　Than that…（いいけど時間が無いの、それより・・・）」

と言って、ウインクする。

おっ？　なんだか感触がいいぞ。

「What is it?（何?）」

と尋ねると、

「Are you Japanese?（日本人?）」

と聞いてきた。私が「はい」と答えると、ニコリと笑い腕を組んできた。

彼女の名は『サリー』と言うらしい。

 

なんだ、なんだ？？

成功！？

上手く行き過ぎだろ……　裏があるんじゃないの？？

あまりにもうまく事が運ぶと疑う傾向が私にはある。

 

『こんなに上手くいくはず無いだろう。お前如きが……』

と心でゲスと違う顔のビビリが訴える。

 

ーーしかし、さんざん疑ったが他意は無いようである。

彼女曰く「ただのストレスの発散」だそうだ。

でもフィリピン人は嫌なのだと、「やることしか考えいないから」と言う。

むむむ……。

私も同じ考えだとは決して悟られてはいけないと思ったが……。

すでにやる気満々の顔をしている事は容易に想像できた。

 

そうするとゲスな自分が顔を出す。

ゲス梅が語り掛ける。

「バッキャロー、コンニャロメ！　どうせやるんだろー！　コンニャロメ(いつもここから風)」

確かに、ヤルと思う。ヤルだろう。いや、間違いなくヤリたい。

するとゲス梅が「ラッキーだろ。早くホテルに連れて行けよ」と囁く。

 

 

ーーホテルに向かう途中。

腕を組んで歩くのだが、乳が揺れるというニュアンスではない、ボールが真ん丸のまま上下しているのだ。

過行く通行人が彼女とすれ違う時……。

必ず彼女の巨乳をガン見するのである。

 

ホテルのロビーでも同じだった。

誰も私の事など見ないどころか、存在すらしていないが如く彼女の乳を見る。

 

ーー部屋に入り　はやる気持ちを抑えて話しをする。

日本が好きな事、スキューバーが好きな事、日本に妹がいる事、など色々会話をした。

 

そして何と、彼女は『お医者さん』だった。

 

『嘘やん、ダメだろーーー！！』

思わず日本語で叫んでしまう。

絶対に患者はその乳しか見ないぞ。

 

[マニラのおすすめホテル、ダイアモンドホテル]

 

そして満を持して服を脱がす。

現れるハンドボール。

何故か部活の掛け声が聞こえた。

「ファイト！ ファイト！」

もう我慢ならぬ。

飛び付く。

そして揉む。

 

ん？

んんん？

 

『硬い……』

 

何だこの硬さは。

パンパンなのである。

針で刺したら弾けるのではないかと思う位。

 

揉めない……。

かろうじて出来る攻撃は、ひたすら乳首を舐めるだけである。

 

つまらん、実につまらんぞ。

乳は揉んで何ぼだろうに。

揉めない乳なんて……。

む　・　い　・　み

そう、無意味である。

 

とても『オペレーション?』とは聞けないが、間違いなく造り物であった。

 

揉めない乳にテンションは下がり、素人さんとの国際試合を断念する。

彼女に悟られないように話を切り替えた。

しかし何のために見た目だけのオペレーションをするのだろうか。

 

「その乳だとゴルフとか、出来ないよね?」

と聞くと、

「子供の頃から父に教わっていたから」

と。ゴルフは結構上手いそうである。

 

ーー後日、彼女とラウンドするのだが、それはまさかの日本だった。

 

e-メール(時代を感じるが、この当時の連絡はPCのメールか家の電話である)の交換をしていた私に、

「妹が日本人と結婚して日本にいるから、来週から日本に遊びに行く」

と言う。

「どこに住んでるの?」と聞くと、

「栗橋」だと。

おーー、意外と近いではないか。

 

ーー日本に帰国した時、早速彼女と会う事になった。

妹さんの家に迎えに行き、一緒に駅前の居酒屋へ。

 

しかし、日本にて改めて見るが、デカい。

掘りごたつ風の座席に座る。

テーブルの上に完全にハンドボールが二つ載っている。

まるでハンドボールを休ませているが如く載っている。

もうわざとやっているのではないかと疑う。

 

ーー呑み終わり、今日は試合を達成させる。いや、やらなければならない。

前回と今回、無効試合ではサリーに申し訳ない。

 

初めからあの乳は飾り物だと思えばどうって事はない。そう、どーって事ないのだ。

 

ーーだが燃えない。

そんな私にサリーが満を持して襲い掛かってきた。

初めて女性に主導権を握られた。

すると不思議なもので、襲われていると思うと燃えてくる。

俺はMなのだろうか？

いや違う、違うはず、違うだろう？

自問自答するが、徐々に自信がなくなってくる。

 

ーーとりあえず試合終了したのだが、今回は間違いなくオウンゴールなので得点ランキングに載らなかった。

 

そして、約束していたゴルフの行く日を決めた。

その日は、私の参加しているゴルフサークルのラウンドに連れて行く事にした。

もちろんそれは、彼女の乳を見た時のみんなの反応を見たかったからだ。

 

さすがにみんな期待を裏切らない。

スケベなオッサン達はゴルフどころではなかったようだ。

その反応を見ただけで連れてきた甲斐があるというもの。

アドレスで構えた両腕で挟まれた乳はダッチゅーのどころの騒ぎでは無かった。

 

ーーその後、滞在３ヶ月が過ぎようとした頃。

 

サリーから、「このまま日本で暮らしたいから、結婚してほしい」と言われた。

 

結局私は、彼女の前からフェードアウトしたのだった。

 

 

[ウメブログ６終わり]

 

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次話、ウメブログ７「初めてのフィリピーナ彼女」

 

 

 

 

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