マニラ封鎖(ロックダウン)がアナウンスされてから五週間が経過。
当初、マニラ首都圏において3月15日から4月14日まで封鎖とのことでしたが、4月7日の政府の発表ではロックダウンは4月30日まで延長されることになりました。
なお、一部の報道では「5月中旬まで延期されるかも」と伝えられましたが、フィリピン政府によるとこれは間違いであるとされています。
IATF報道官より、
『ロドリゴドゥテルテ大統領は、今のところルソン島ロックダウンを延長する計画は持っていない』
と話した(4月18日午後)。
引用:新型コロナウイルス感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)より
ここまで、クレイジーマニラで集約した情報を以下にまとめましたので参考にしてください。セブの情報も併せて掲載しています。
なお、現在も情報は更新されている可能性があります。各自で情報収集に努めてください。
・【マニラ封鎖】ロックダウンアナウンスから一週間のまとめ
・【マニラ封鎖】ロックダウンアナウンスから二週間目のまとめ
・【マニラ封鎖】ロックダウンアナウンスから三週間目のまとめ
・【マニラ封鎖】ロックダウンアナウンスから四週間目のまとめ
在フィリピン日本大使館
https://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
フィリピン保健省
https://www.doh.gov.ph/
在フィリピン日本大使館の報告
『新型コロナウィルス』について、この一週間で在フィリピン日本大使館から新たに注意喚起された文書は発表されていません。
フィリピンのロックダウン(都市封鎖)に関しては、以下の記事を参照してください。
・【マニラ封鎖】ロックダウンアナウンスから四週間目のまとめ
【領事班からのお知らせ】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について
(その35:ルソン地域全域における強化されたコミュニティ隔離措置の延長等)
引用元:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00084.html
以下、4月7日発表の内容の要約
・ルソン地域全域(メトロマニラ含む)ロックダウンにおいて、その隔離措置を4月30日午後11時59分まで延長する。
・フィリピン保健省は4月7日から、マニラ首都圏在住者専用の医療相談サービスを開始(24時間対応,無料)。
TEL:(02) 894-1555
フィリピン保健省の報告
4月18日04:00PM現在,累計で,フィリピンにおける新型コロナウイルスの感染者は6,087人,死者は397人,回復者は516人となっています。
(先週4月11日04:00PMでは、感染者は4,428人,死者は247人,回復者は157人だった)
日本への直行便の運航予定等について
引用元:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00075.html
以下、4月2日発表の内容の要約
・フィリピンから日本への4月、5月の直行便についてはスケジュールを限定して運航する予定。
・フィリピン入国管理局は,短期滞在者査証(temporary visitors visa)を所有しているフィリピン滞在1年未満の者は出国許可証(Emigration Clearance Certificate:ECC)を国際空港で入手できる。
・有効な査証を所持するがACR-I Cardのリリースを待っている者はECCとACR-I Card免除書を国際空港で入手できる。
4月18日までの状況としては、基本的に日本からフィリピンへの入国は不可です。
(外交官、フィリピン永住者やその配偶者を除く)
また、フィリピンに滞在している旅行者の帰国は可能ですが、利用できる航空便がかなり限定されているので、各自で航空会社に問い合わせが必要です。
各航空会社によれば,現時点における4月、5月のフィリピンから日本への直行便の運航予定は次のとおりです。
日本航空:成田=マニラ運行予定(4/13日発表)
JL741/JL742(日本発/海外発):火・土運航予定
4月21日、25日、28日
5月2日、5日、9日、12日、16日、19日、23日、26日、30日
https://press.jal.co.jp/ja/release/202004/005596.html
全日空:羽田=マニラ運行予定(4/13日発表)
NH869/870(日本発/海外発):月・水・金運航予定
4月20日、22日、24日
5月4日、6日、8日、11日、13日、15日、18日、20日、22日、25日、27日、29日
https://www.anahd.co.jp/group/pr/202004/20200413.html
※日本政府による「水際対策の抜本的強化に向けた新たな措置」として3月9日以降実施されている、航空旅客便の到着空港を成田国際空港および、関西国際空港に限定する措置が4月末で終了となることを前提としたものであり、当該措置が延長になった場合など今後の状況によって変更となる場合があります。
セブのロックダウンについて
セブについても、先週から在フィリピン日本大使館からの新たな文書発表はありません。
【領事班からのお知らせ】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について
(その36:セブ圏の主な都市における強化されたコミュニティ隔離措置)
引用元:https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00085.html
以下、4月9日発表の内容の要約
(セブ州等ビサヤ地方に滞在中の方向けの情報)
①セブ圏の主な都市(セブ市,ラプラプ市,マンダウエ市)におけるロックダウンに関しては以下の通り。
・24時間自宅隔離。
・食料品・生活必需品等の購入や医療手当等に伴う外出等は一定の条件の下で認められる。
・公共交通機関は大幅に規制される。
・期間中も、病院・薬局・食料品店・輸送業・銀行や送金業等の営業は継続される。
・ロックダウン終了日については明示されていない。
②定期旅客便の運行状況に関して、マクタン・セブ国際空港発日本行きの直行便を運行する各社は、各社ウェブサイト上で4月末まで定期旅客便の欠航を発表。
③フィリピン航空は、マクタン・セブ国際空港から成田空港までの臨時便を4月15日に運航させたが、それ以降の特別便については未定。
【各地方行政機関が発表した「強化されたコミュニティ隔離措置(Enhanced Community Quarantine)」に係る具体的なガイドライン】
●セブ州(行政命令5-O)
https://www.facebook.com/sugbonews.gov/
●セブ市(行政命令64番)
https://www.cebucity.gov.ph/executive-order-no-64/
●マンダウエ市(行政命令67番)
https://www.facebook.com/MandaueCityPublicInformationOffice/
●ラプラプ市(行政命令48番)
https://www.facebook.com/lapulapucitygovernment/
【各地方行政機関の公式ホームページ】
●セブ州
https://www.facebook.com/sugbonews.gov/
http://www.sugbonews.com/
●セブ市
https://www.facebook.com/CityofCebuOfficial/
●マンダウエ市
https://www.facebook.com/MandaueCityPublicInformationOffice/
●ラプラプ市
https://www.facebook.com/lapulapucity/
フィリピン航空(PAL)の国内線、国際線について
2020年4月30日まで、フィリピン航空の国内線および国際線はすべて運休となります。
2020年5月以降、フィリピン国内および国際機関、世界の公衆衛生状況および旅行環境により保証された場合、2020年5月1日から運航を再開する予定です。
・減便されるが、ほとんどの国内線が再開予定。
・国際線も減便はあるが、以下の地域で再開予定。
対象国:日本、米国、カナダ、グアム、オーストラリア、英国、シンガポール、タイ、カンボジア、ベトナム、マレーシア、中国本土、香港、台北、マカオ、サウジアラビア。
ただし、オークランド、ニューヨークJFK、ドバイ、ドーハ、パース、メルボルン、ポートモレスビー、札幌など各都市との往復のフライトはキャンセル予定。
フライト状況は詳細が確定次第、ホームページから順次発表あります。
https://www.philippineairlines.com/ja-jp/jp/Home/AboutUs/NewsandEvents
セブパシフィック航空の国内線、国際線について
セブパシフィック航空も4月30日まではすべて運休となっています。
『セブ・パシフィック航空は、新型コロナウィルス(COVID-19)流行拡大防止対策として、4月15日までの全ての運航を停止しておりましたが、フィリピン政府がルソン地域のコミュニティ隔離を4月30日(木)まで延長することを発表したことにより4月15日(水)から4月30日(木)まで引き続き運航休止することを発表します。』
引用:【セブパシフィック航空】新型コロナウィルス(COVID-19)流行拡大に伴う航空券の取り扱いについて
https://www.cebupacificair.com/ja-jp/Pages/travel-advisory?tid=502
フィリピンのロックダウンに関するお問い合わせ先
○在フィリピン日本国大使館
住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City, Metro Manila, Philippines
電話:(市外局番02)8551-5710
(邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
FAX:(市外局番02)8551-5785
ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
○在セブ領事事務所
住所:7th floor, Keppel Center, Samar Loop cor, ardinal Rosales Ave., Cebu Business Park, Cebu City, Philippines
電話:(市外局番032)231-7321
FAX:(市外局番032)231-6843
以下、メトロマニラ主要都市の情報参照元です。
●マカティ市
https://www.facebook.com/MyMakatiVerified
(夜間外出禁止等)
https://www.facebook.com/MyMakatiVerified/posts/2642428732545903
●タギグ市
https://www.facebook.com/taguigcity/
(IDカードの発行等)
https://www.facebook.com/taguigcity/posts/3222669564432178
●マンダルーヨン市
http://mandaluyong.gov.ph/
(アルコールの販売、公共の場での飲酒の禁止)
https://www.facebook.com/MenchieAbalosOfficial/posts/1294853454049427
●ケソン市
https://www.facebook.com/QCGov/
●パラニャーケ市
https://www.facebook.com/mayoredwinolivarezofficial/
●モンテルンパ市
https://www.facebook.com/officialMuntinlupacity
●マニラ市
https://www.facebook.com/iskomorenodomagoso/
●ラスピニャス市
https://www.facebook.com/cityoflaspinasofficial
●パサイ
https://www.facebook.com/PasayTravelCityOfficial/
在フィリピン日本大使館からの呼びかけ
短期渡航中の皆様へ
『マニラ首都圏等において、ホテルの営業休止等も多くなっていることに十分注意し、予期せぬ困難に直面することのないよう、今後の滞在の是非、滞在期間の延長の必要性・方法等について、改めて検討してください』
なおこの記事のすべての情報は更新されている可能性があります。
各自情報収集に努めてください。