【ポットブログ108】マコからの緊急連絡と信じられない展開

【ポットブログ108】マコからの緊急連絡と信じられない展開

昨日はお見苦しい表現、失礼しました。

食事中に読んでしまった方がいたら本当に申し訳ございません。

ただどうしてもあのイベントは私の伝説でしたので、書かせて頂きました。

さてさて忙しい毎日を送っていた私ですが、

アカリの悪行で店を変わってしまったマコから超超超緊急連絡がきました。

事件だ！早く助けにきて！という叫び。

私は仕事中でしたが、急いで向かいました。

 

【ポットブログ108】マコからの緊急連絡と信じられない展開

 

マコ「クヤたすけてぇぇ・・」

ポット「え？え？どうしたの？」

マコ「マキが暴れてて・・手が付けられない」

 

なんで一緒におるんや？という疑問と手が付けられないという表現。

何が起こっているのか全く想像出来なかったが、

私は急いで現場に向かった。

現場はカラオケ屋。

KTVとかではなく、本当に普通のカラオケ屋。

マキが泥酔して号泣して何を言ってるのかサッパリ分からない状態になっている。

 

ポット「何があったの？」

マコ「マキが飲んで暴れて手が付けられない」

ポット「で、俺にどうしろと？」

マコ「一旦お店出たいから、ポットの家で休ませて欲しい」

 

おいおい・・・

なんで俺やねん・・・・

他に適役おるやろ・・・

正直迷惑でしかないのだが、私も男である。

女性から頼まれたら、ほんの少しの下心と、大量の漢気が発動する。

 

私とマコでマキを挟み、自力で歩けないマキを私の部屋へと運んだ。

ベットまで運ぶのが大変だったので、リビングのソフォーで横にならせる。

マコにお水のペットボトルを渡し、マキに飲ませるように促す。

 

タガログ語で、離せ！とか帰らない！とか色々言っていたようだが

正直もう何言ってるか分からないし、何を言っても無駄そうだった。

 

マコに事情を聞くと、

3年付き合ってた彼氏に振られたそうである。

彼氏が居た事も初耳だが、こんな美人を振るとはな・・・という

色々なビックリが重なる。

 

いや、そんな事より何で君たちが一緒に飲んでいるん？

という事をマコに確認した所、

同じお店の人だとお客さんに喋るかもしれないから

私が選ばれたと言ってきた。

 

まて！！！！

俺だってお客さんだ！！！！！

 

ＫＴＶで働く人はいないいないと言いつつも彼氏はいるやろという予想はしていたが、

これだけハッキリと聞くと、私だって思う所はある。

 

そもそも前にジョアンと飲んでた時に、

ポットは彼女が居ていいなぁ！私も彼氏が欲しい！とか言ってたような気がする。

まったく・・・恐ろしい世界である。

マコと雑談まじりで１時間くらい話していると、

マコが私は出勤時間になるから、もう行くね。と言い出す。

 

おいおい・・・

これ(マキ)を置いていくのか？？？

それはあまりにも俺に迷惑だと思わないのか？？

 

マコ「クヤ！大丈夫！そのうち起きるよ」

 

・・・・・

なんという適当な対応・・・。

これだけ美人が自分の部屋に寝てたら、

普通の人ならそのままコソっとワンチャンしちゃうだろ・・・・

 

でも、今まで家族のように接していた子である。

そして化粧もしてない泣きまくって吐きまくった顔である。

私は手を出したい気持ちを精一杯抑えて

横でカタカタとパソコンを打ち、仕事に集中した。

３時間くらい寝ていただろうか？

 

マキは起きて、一応記憶があるのか

 

マキ「アテ　マコは？」と聞くので

ポット「とっくに仕事行ったよ。お前も早く行け。」と吐き捨てるように告げると

マキ「今日は休む。」と言うので

ポット「それは勝手にすればいい。とっとと家に帰れ。」と言い放った。

 

すると・・・マキは女の武器を使ってきた。

涙だ。

 

この武器を使われると、正直こちらは何も出来ない。

明らかにこちらが被害者なのだが、私の方が悪いような感情になる。

ずっと泣いているので、私は無視して仕事をしていた。

 

 

そこから１時間経っても２時間経っても帰らない。

私はお腹が空いてしまったので、チャーハンでも作る事にした。

一応マキにも食べるかどうか確認した所、要らないというので

私は自分の分だけ作って、自分だけ食べた。

マキには水のペットボトルを追加で渡しておいた。

 

何の会話もなく数時間が経過し、そろそろ寝よっかな。と思っていたら

ずっと泣いてるだけだったマキが口を開いた。

 

マキ「私は魅力ないですか？」

ポット「いやお店で一番の人気者でしょ？凄いよ」

マキ「ポットは私の事嫌いですか？」

ポット「嫌いなら店に行かないでしょ」

マキ「でもガールフレンドいるでしょ」

ポット「ガールフレンド居たら他の女性はみんな嫌いとはならない」

マキ「男は全員浮気する」

ポット「全員ではなと思うよ」

マキ「ポットは浮気する」

ポット「・・・・・」

 

 

返答に詰まってしまった。

普段なら堂々と「しない！」というのだが、

この流れはワンチャンあるのか？というわずかな望みがあり、

私は明確に「しない！！」と答えられなかった。

弱い人間である。

 

マキは泣きながら、初めての彼氏だった事

KTVで働く事も伝えていたし、了承もしてくれていた事

その他、私が全く興味のない元カレの話を長々としてくれた。

 

一通り話して気持ちが収まったのか、涙は止まったようである。

そろそろ寝ないと明日も早いので、マキに帰るように促すのだが、

ガンとして帰らない。

困った・・・。

 

 

話の聞き役なら、英語で話さないといけない日本人より

地元の友達とか家族の方が絶対に適役である。

そしてなにより私には出来る事は何もない。あるのは下心だけである。

仕方ないので、マキにベッドを提供し、

今日はソファーで寝るか・・・と腹を括った所で、

マキはソファーから動きたくないと言う。

 

しゃーないので、私は好きなようにしてください。と伝え

シャワーを浴びてベットルームに移動した。

電気を消して寝ようと思ったその時

 

来た・・・・

 

わずかな望みだと思っていた。

実はほぼ諦めていたチャンスだ。

布団にもぐっている私の所にマキが来たのである。

心臓の音が早くなる。

 

いや、もう口から出そうなくらいだ。

私は平然を装って聞いてみた。

ポット「どうした？」

マキ「寂しい」

ポット「一緒に寝る？」

マキ「ジョアンに言うよ？」

 

 

くおおおおおおおおおおおおおお

 

漫画とかドラマだったら、フラれたばかりの寂しい女性を

サクっとゲットする所やろがあああああああ

 

ポット「言いたければ言っていいよ。私は何もしない。」

マキ「嘘つき」

ポット「は？」

マキ「アテ　マコとＳ〇Ｘしたでしょ？」

ポット「いいえ？」

マキ「マコはしたと言ってた」

ポット「それは嘘だ。マコとは友達だ。なんでそんな嘘つくの？」

マキ「冗談だけ」

 

あぶねええええええ

このアマ・・・カマかけてきやがった・・・

ジョアンに言うというキーワードが無ければ失言があったかもしれない。

ジョアンにチクられるなら、絶対に認められない。マコの虚言で突き通すしかない。

そう思って貫いたのが功を奏した。

 

マキ「私が泣いてるのにずっと仕事してたね」

ポット「仕事が忙しいってLINEしたでしょ」

マキ「男の人はみんな忙しいって言う」

ポット「そうかもね。ハッハッハ」

 

どんな男性イメージやねん・・・

でも、店に来いって言われたら大体忙しいって言うかもな？

なんて事を考えていたら

マキ「帰ります。ありがとう。」

と言って、ガチで帰ってしまった。

完全に必勝パターンだと盛り上がってしまっただけに、

ジュニアがギンギンになっている。

薄い望みに賭けてみたのだが、

そんなに上手くはいかなかった。

失恋したばかりの女は落とし易いという情報は

私のせいで信憑性が下がってしまった。大変申し訳ない。

チッキショーーーー

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[ポットブログ108あとがき]

彼氏が居ないフリーの状態で男性のベットルームに来たら１０中８，９ワンチャンいけると思いますよね？

私は１０中１０いけるくらいに期待してました。

にも関わらず、現実は惨く、ワンチャンなしという結果となりました。

私は３時間ほどしか睡眠が取れず、真面目な仕事人間となるのでした。

次回、私にレッドカードが出されます。悲しい事です・・・