２年半ぶりフィリピン到着。感動よりも困難の連続で募るイライラと疲労

到着した。
2年半ぶりのフィリピンである。
ついに到着したのだ。この日をどれだけ待ち侘びたことか。

ちなみに機内での席は30番。かなり後ろの方だ。
しかし、飛行機を降り、イミグレに向かうまでの結構長い道で、ガンガン順位を上げていく。
早歩きというより、ワンチャン小走りレベルで急いでイミグレへと向かう。
1分1秒でも早く外の空気を吸いたいのだ。

機内の客入りは多く見積もっても60%ほど。世界的にみても、そんな以前のように海外旅行は楽しむ人が少ないだろうから、きっとイミグレも一瞬でスルーと思ったが、残念ながら、大盛況な行列っぷり。

その列に並ぶ前に、日本でのチェックイン前に用意したonehealthpassで取得したQRコードを見せたのだが、これを使うのは、私にとってはこの瞬間だけ。レンジさんはホテルの宿泊前にメールで送れなどは言われたみたいだが。

なんの意味があるのかわからない代物であった。

イミグレ通過に、おそらく1時間近く要したのではないだろうか。
以前に比べて、入国時に必要なものが増え、そういった書類などをきちんと用意できてない人がこの列を長くしている原因だ。

さて、私個人の入国審査は、拍子抜けするほどに簡単に過ぎ、ついにフィリピンに入国した。

フィリピンに来たらやりたいことリストのうちの一つ、

Grabを使うこと。

ついに使えるぞフィリピン特有ツール！！
…がまずは、フィリピン用スマホのデータチャージだ。

コロナ禍後、久しぶりにフィリピンに行く人は注意してもらいたい。
以前のSimカードは使えなくなっているということ。

以前であれば、300ペソほどで4、5日は使えていたが、新しいSimに変わったとのことで、交換も含めて、一番安いプランでも1000ペソの支払いが必要である。
その分ギガ数は無駄に多く、4日間24時間ぶっ続けで高画質映画を見てもまだ余りあるほどのギガ数が付与される。

1週間以上の長期観光予定の人であれば、1000ペソでの大容量ギガは大した損感は出ないのかもしれないが、私たちのような数日観光客には少し損した気分になる。
レートも決して良くないなか、最初に1000ペソ持っていかれるのは少し萎える。

が、データをチャージしないわけにはいかないので、チャージ。フィリピンスマホ復活。

しかし、さらに問題が。これはフィリピンあるあるの一つだが、人が多いところで、ネットを使ったら、回線が非常に重くなる。

ちょうどその頃、アライバル出口付近にはものすごい人人人…
そんな状況では、グラブすら満足に開けず、タクシーを手配する画面まで辿り着くのにまず時間がかかる。

しかも、飛行機、空港内と、無駄に冷房が強く効いていたところからの、この暑さである。
ここに来る前までは、その暑さですら愛おしいだろうと思っていたが、現時点では全く愛おしくない。鬱陶しい。

イライラっメーター上昇中。
タバコ吸いに行こうよぉとかいっている小豚を無視してとりあえずタクシーを呼ぶ。
が、ここからが、イミグレよりもきつい時間の始まりだった。

何せタクシーが全く捕まらない。
混雑しているのは回線だけではない。タクシー待ちも混雑を極めている。

特に私たちの目的地のマラテ。到着するまでとにかく混雑し、かかる時間の割にそんなに高い料金ではないため、敬遠されているのだろう、周辺にグラブカーがいるのに、全然引き受けてくれる運ちゃんがいない。

ここにくる前にTwitterで、

タクシーがなかなか捕まらないから、友人に迎えに来てもらうとかしたほうがいいですよ！

という優しいアドバイスも聞かず、なんとかなるやろって思ってきてしまった罰である。
くそがつくほど暑い中、重い荷物を持ってタクシーをようやく捕まえることができたのは、1時間ほど経った後だった。

そして、すでに疲労困憊の中、マラテに向かう。

序盤の序盤なので、ペースを上げていきたいところなのですが、ちょっと来週頭まで忙しいので、不定期更新になりますが、来週からは多分定期的な日時で更新できると思います！

ご了承ください。