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マニラ空港 第三ターミナル

 

クレイジーマニラの記事は、実際の旅行や取材を元に記述しています。小説風のストーリ仕立てで記述していますので、過去の記事を参照頂けると話の内容が理解しやすいかと思います。また、登場人物の名前等は仮名を用いているところがあります。

 

[レンジブログのあらすじ]

 

日本の普通の会社員であったレンジ(私)は、数年前に知人の紹介でフィリピンのマニラを初めて訪れる。

次第に現地の夜遊びやフィリピーナに魅了され、頻繁に渡航するようになる。

そして、複数の女性と交際したり、現地でビジネスを始めたりなど少し特異な経験をしていく。

 


[レンジは30代半ば。ぽっちゃりおっさん]

 

そんなある日、日本の会社の後輩であるオノケンを「リアルドラクエ」という文言で、マニラ旅行へ誘う。

オノケンも同様にフィリピンにハマってしまい、毎月のようにマニラへ向かう。

フィリピーナを相手にそれぞれの恋愛珍道中を楽しみ悲しみ、燃えに燃え、モゲにモゲる。

現在もそのモゲ具合は激しさを増し続けている。

 

 

レンジブログは第三章で完結しています。

そして、それ以降のエピソードが「オノケンブログ」の内容になります。

オノケンブログ

[オノケンブログ第一話]
オノケンブログ第一話「転落と後悔」
オノケンブログ累計400万PV達成 第一話へ

 

また、レンジ個人のその後のエピソードは「外伝」という形で記述しています。今まで三つの外伝がそれぞれ完結しています。

 

 

読者の皆さんへ。

筆者レンジより。

今回の外伝は前回の話の続きになります。

[外伝三章最終話]
【レンジブログ158】彼女がフィリピンへ帰国、関西国際空港で見送り
 
[前回あらすじ]
フィリピン彼女のマルコとその母親を日本へ招く。滞在中にマルコへプロポーズしたレンジ。帰国日の空港で「Yes」の返事を受け取る。彼女らを見送った後、一人空港に残ったレンジは、一度車に戻り、別のスーツケースを持ち出す。マルコたちには内緒のマニラ渡航を計画していた。

 

今回も皆さんが期待しているようなゲスな内容ではないかもしれません。

割とマジメな章です。

しかし個人的には良い区切りになると思っており、集大成のつもりでこの章を執筆していきます。

一人の日本人男性がフィリピンを好きになった末路。

フィリピーナを愛するとは。

 

筆者レンジなりの「解答」が書かれていると思って頂ければ幸いですm(_ _)m

 

もしよろしければ、このストーリーにお付き合いください。

 

それでは、レンジ外伝四章、第一話をスタートさせて頂きます。

 

 

 

 

 

レンジブログ外伝四章 ~日本人男性の岐路~

 

 

[外伝四章プロローグ]

 

 

 

「ドラクエ5 ~ 天空の花嫁 ~」

 

皆さんご存じの超名作RPGタイトル。

 

私も発売当時から熱中した。

 

そして、主人公が結婚相手を選択すると言う無慈悲なストーリーに、少年ながら哀しみに泣いた。

 

幼馴染みのビアンカか、大富豪の娘フローラか。

 

心情としてはビアンカを選びたいが、フローラも美しく大変良い子である。

 

しかも、フローラと結婚した方が、後に授かる息子と娘の能力値が高いと聞いた。

 

選択するのはどちらか。

 

私には難しい選択だった。

一方の女性はその後、どのような人生を歩むのだろうか。彼女の人生に主人公がいなくなっても大丈夫なのだろうか。

どちらかと幸せになっても、何処か心にその存在が残るはず。私は心からの笑顔は出ないまま時を過ごすのだろう。

 

どちらを選ぶことは出来ず、そこでゲームを一時的に止めた。

 

半月ほど悩んだと思う。

 

決めた。

 

もう一本ドラクエ5を買って、同時にストーリーを進めれば良い。

 

二本のソフトでそれぞれと結婚して、二人とも愛したい。

 

私にはどちらか一方を選ぶことはできなかった。

 

 

 

 

外伝四章 第一話

 

【レンジブログ159】年末のマニラへフィリピンの元彼女を探しに飛び立つ

 

ーー約一年前、2018年の秋。

 

私はマニラのゴーゴーバーで、元彼女の「マリーらしき人」と出会った。

その時、彼女本人だと思い、驚きのあまり頭が混乱。そのまま店を出ようと思ったが、勇気を出して彼女を指名した。

 
マニラのゴーゴーバー 店内
[ゴーゴーバー店内イメージ]
 

しかし、顔を合わせても彼女は私のことをよくわかっていない様子。

噛み合わない会話がしばらく続いたが、私はどうすれば良いかわかった。

 

本人を確認する方法。

それは名前。

彼女の本名をフルネームで呼んだ。このリアクションで、本人かどうかわかるはずだ。

 

フルネームを伝えると、彼女は下を向き、フッと笑みを浮かべた。

 

 

 

 

「Who is she? Your girl? (誰? あなたの女?)」

「Yes. You! (そう。あなた!)」

「Yes, I’m your girl. But my name is Christeen. (そう、私はあなたの女。でも名前はクリスティーンです)」

 

うえっ!? 違うのか?

嘘を付いているようには思えない。それにしてもマリーに良く似ているが……。

確かに声は若干違うように思えた。

 

そして、私は確認のため続けて彼女の「娘の名前」を言った。

 

「Your daughter is Maria diba? (あなたの娘はマリアでしょ?)」

「No. I don’t have. I have a boy, his name is Joel. (いいえ。いないわ。息子よ、名前はジョエルよ)」

 

うえっ!? やっぱり違うのかっ!!

この女性は誰だ……

 

私は以前、マリーの娘とテレビ電話をしたことがある。

フィリピーナが自分の子を偽るとは考えにくい。「いない」と嘘を付くならわかる。普通の男性ならば、「子なし」の女性を好むだろうから。

それが全てドッキリだとしても何もメリットはない。

 

……他人の空似か。

 

私は、この異世界でマリーに会ってしまうという最悪の経験を不必要に信じ込んでしまっていたようだ。

それにしても、よく似ているが。

今一度マリーを強く思い出してみる。

 
フィリピーナ彼女「マリー」
[マリー似顔絵]
 

確かにこの女性は何処となく違う。仕草や雰囲気が全く異なっている。

 

よかった。

 

私は彼女にお礼のチップを渡し、店を出た。

 

ーーどこにいるのか、マリー。

会いたい。

 

しかし、それからも彼女とは連絡は取れず。

彼女のことがいつも頭にあったが、私の心も限界を迎えていた。

 

もう諦めようか。

 

ーー私にはマルコと言う素敵な女性がいる。彼女を大切にすれば良い。

 
フィリピーナ彼女「マルコ
[マルコ似顔絵]
 

マルコも気性の激しいところはあるが、美しく、何より彼女にとって私が初めての男性。育ちもそこそこ。性格の難については我慢できる範囲。

マリーには娘さんがいる。男を必要としているのは経済的なサポートの意味だろう。私である必要はない。

 

マルコとマリーを天秤にかけた場合、完全に勝利しているのはマルコの方だった。

 

マリーのことは忘れよう。

そう思い、私はマルコと過ごす時間を増やすことで自然な心変わりを期待した。

 

ーーそして、昨年冬にマルコを日本へ招いた。

並みの恋愛ではここまでしない。

私は彼女を愛しているのは間違いない。プロポーズをして、返事も貰えた。

これで良いんだ。

私のフィリピーナへのアプローチは彼女で達成したと思うようにしよう。

 

 

ーーそして、マルコが日本に滞在している時、突然鳴ったスマホ。

まさかこんなタイミングで連絡が来るとは。

 

「Long time no see (久しぶり)」

嬉しさと悲しさで胸がいっぱいになり、戸惑う。

 

マリーからだった。

 

私はすぐに返信した。

「Where are you now!? (今何処にいるの!?)」

「I’m in Mindanao now. How are you? (私は今ミンダナオです。元気?)」

「Where in Mindanao? Cagayan de Oro? (ミンダナオのどこ? カガヤンデオロ?)」

 

ミンダナオ島と言っても広い。私はすぐにでも会いに行きたかったが、場所が特定できないと意味がない。

彼女の実家の都市名は聞いていたが、住所までは聞いていなかった。

 

「Yes. (そう。)」

「What are you doing now? What is your address? (今何しているの? あなたの住所は?)」

「I’m with my baby. So busy. (子どもと一緒。だから忙しい。)」

 

その後、返信はなかった。

しかし、私はすぐに荷造りを始めた。

今年も長めの年末年始休暇になるかもしれない。

それでも会いたい。マリーに会いたい。

 

ーーマルコたちはクリスマスを日本で過ごした後、マニラへ帰る。

私もその時間差を狙い、マニラへ飛ぼう。

そして、ミンダナオ島のカガヤンデオロへ。まずはマニラに飛んで、そこから現地へのチケットを買えば良いだろう。

 

彼女の住所もわからないのに、「マリーに会えるかも」とその一心でマニラへ向かうことを決意した。

 

 

ーーそれからマリーからの返信はなかった。

しかし、少しのメッセージでも十分だった。今まで全く返信がなかったことを考えると、大きな進展。

 




 

ーーそして私は年末のマニラに到着。

 

マニラ空港 第三ターミナル
[マニラ空港 第三ターミナル]

 

フィリピン用のスマホでショートメールを打つと、マリーからリアクションがあった。

 

「Hello. (こんにちは。)」

そのメッセージを受け取って私はすぐに電話を掛けた。
 

「Hi Marry. Where are you now? (やあ、マリー。今何処にいるの?)」

「I’m in Pampanga now. (今パンパンガ州にいます。)」

「What!? Are you in Luzon now!? (何!? 今ルソン島にいるの!?)」

「Yes. With Maria. I’m working. (はい。マリアと一緒。働いています。)」

 

いつミンダナオからルソンに飛んできたのだ? パンパンガには叔母さんが居ると聞いていたが、そこへ滞在しているのだろうか。

聞きたいことがたくさんあった。

しかし、一番聞きたいことは決まっていた。

 

「Can I see you? I wanna see you. (会える? 会いたい。)」

 

 

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Range Abe
オノケンと同じ会社の先輩であったレンジ。数年前からマニラを訪れるようになり、やがて現地法人を持つまでに。趣味は海外サッカーTV観戦。 実体験に基づいたフィリピンにおけるマニラの闇、貧困と格差、現地ビジネスなどオノケンとは違う視点の記事をアップしていきたいと思います。
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12 コメント

  1. 多くの読者さんはマルコ一色のレンジブログ新章になると思っていたでしょう。ここでマリー登場。痺れますね。言いたい...モロネタバレだけど、この場でこの後の展開をぶちまけたい...どういうラストになるのか期待しています!!

  2. 待ってました! 待ちすぎて鼻毛が3cm伸びました! とーっても気になってました。薬物の事も含めて。
    楽しみにしております!

    業務連絡です。私は次回は来月7日から渡比です! 新しい出会いが欲しいですw

  3. 一瞬で読者引き込むその力、流石としか言いようがありません。毎日楽しみにしております。

  4. マリーの事は読者としてずっと気になってました。その後の彼女がどうなったのか大変興味あります。クレマニの真骨頂が見れそうですね!

  5. さすがレンジさん!ゲスくなくても読者は楽しみに待ってますよ。更新大変でしょうが、頑張ってください!

   

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