【ウメブログ15】未経験フィリピーナが抱える深刻な悩みに真摯に答える

 

 [ウメブログ 前回のあらすじ]

クレマニのホレ担当ウメ。現在50代後半。約30年前からフィリピンへ通う超ベテラン。
エルミタの日本風スナックにて、『マニラでゲットして、日本でも楽しむ作戦』を開始するウメ。はぐれメタルハンターとして生きることを決意する。
【ウメブログ14】マニラ エルミタのスナックに行くと、まさかの人物が！

 

 

※クレイジーマニラでは、オノケンブログ、レンジブログ、ポットブログの三つのブログがメインコンテンツでした。そして、この度新たに『ウメブログ』の新連載がスタートしました。

 

 

ウメブログは約30年前のストーリーから展開しています。

 

前回は、エルミタでの日本風スナック（日本のフィリピンパブ）での遊びについて。

日本を行ったり来たりする女性の一時的な勤務地として、あるいは初心者の練習用、待機用職場。

そこで新たなフィリピーナを探すことを思いついたウメ。

 

それでは、ウメブログ15（第一章第13話）をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

【ウメブログ15】未経験フィリピーナが抱える深刻な悩みに真摯に答える

 

 

ーー『マニラで、はぐれメタルを食い尽くす』

と変な復讐に燃える私であったが、実際に巡り合うことは難しかった。

 

シンディに捨てられてから既に2か月が過ぎようとしていた。

この頃には現地のフィリピンパブ5~6軒ほどにて常連になっていた。

そのフィリピンパブの一つにて。

プロモーションやレッスンに通っている女性から、同じプロモーションに在籍しているかもしれないはぐれメタルの情報を探っていた。

 

するとカバナトゥアンのさらに北のサン・クインティンという所から来たばかりの女性にその可能性があるとの情報を得た。

しかも明後日からここの店で働くという。

 

ぐぇっへっへっへー。

やっとターゲットを見つけた。

ゲス神が降臨した。

 

しかし、まだこの時点ではその情報は定かではない。

ーーその女性が初出勤の日、満を持して店に向かう。

もう、名前も聞いていた。

 

ママに、

「ラブリー指名で」

と伝える。

「ウメさん情報早いわねぇ、おいたしちゃ駄目よ」

と釘を刺される。

彼女の名前はラブリー、18歳。この時点での情報はここまで。

顔を見るのも今日が初めてだ。

顔を見ずに指名したのは、後にも先にもこの時しか記憶にない。

 

［笑った顔に幼さが残るラブリー］

 

そしてラブリーが現れた。幼さが残る笑顔が印象的だった。

んー。

しかし、特別私のタイプでも無い。

だが私の頭の中は、はぐれメタルゲットの事しかない。

 

まさか初対面で、

「あなたは、未経験のはぐれメタルですか？」

なんて聞けるはずも無い。

 

会話の中で探りを入れていく。

 

彼女にしてみれば、初対面で色々聞いてくる変なおっさんだと思っただろう。

 

私は気にせず、直球で聞いてみた。

「ロストバージンは何歳の時？」

 

と。すると、彼女は何か暗い表情に。

やばい。

『しつこいな、このエロオヤジ』と思われたら計画が台無しだ。

 

ここは私が日本語を、ラブリーからはタガログ語をお互いに教えあう事で、まずは仲良くなる事に徹する。

 

［マニラの日本風スナックイメージ］

 

ーーすると入店から３時間を過ぎた頃からポツリポツリと話し出す。

 

「私は未経験と言うより、試合が出来ないの」

 

ん？

どういう事だ？

 

彼女曰く、

「今まで二人の恋人が居た。そしてその二人とも試合を試みたが、無効試合となってしまった」

との事。

何故出来なかったのかはラブリーも分からないと言う。

しかしそれが原因で、元カレ達と別れる事になったと言う。とても、悲し気な感じだ。

また、失恋の後に日本へ行こうと決心したそうだ。

 

よし、よし。

今日は同情しているフリをして話を聞いて、信用させる作戦に出る事にした。

私も何故試合が出来なかったのか気になっていたからだ。

 

そして、この作戦が結構効いた。

初日にしてご飯を食べに行く事になる。

しかも二人きりで。

 

どうやら店のほかの女性たちには聞かれたくない様だ。

そして私は心配しているフリをして、

「でもどうして出来ないのか、見てみないと分からない」

と言ってみる。

 

するとラブリーから予想外の返事が。

 

「ぜひ見て下さい」

 

なにっ！？

半分冗談のつもりが、彼女は「ぜひお願いします」と言う。

可能性がある以上、言ってみるものだと本当にこの時思った。

それほど彼女は真剣に悩んでいたのだろうが……。

 

「OK。では私のホテルに来てください」

至って真面目な顔で言うと、ラブリーは静かにうなづいた。

 

ぐっへへへへ、ラッキー。

何て幸運だ。

試合が出来ないなんてことはないだろう。

 

穴は穴だ。

 

ーーそして、一緒に宿泊先のホテルへ。

 

［マニラのダイアモンドホテル　外観］

 

 

 

 

[【閲覧注意】読者の方々へ。この後はウメさんの暴走が再び始まります。下品な話題が苦手な方は閲覧を控えてください。と言うか、アウトです。クレマニ編集部も引くレベルです。「待ってましたっ！」と言う方のみどうぞ。]

 

 

 

 

 

ーーシャワーを浴びて、恥ずかしそうにガウンを羽織ったラブリーが登場する。

 

 

［ダイアモンドホテル　客室］

 

私はこの時点で、辛抱たまらなかった。

 

でもまだまだ紳士の顔は崩さず。

 

「さぁ、ベットに寝てごらん」

 

少し電気を落としたベットに横たわるラブリー。

 

「ちょっとゴールを、潤滑にする為に触るよ」

と伝え、ゴールマウス中央上に位置するピスタチオをタッチした。

 

まだ固い熟れていない、収穫前のようなピスタチオ。

そして、徐々に尖ってきた。

同時に、チクビーノも舐める。

 

すると彼女は、ピクピクと小刻みに反応する。

おおっう！！

いやー、たまらん！！

 

さらにチクビーノを刺激しながら、指でゴールポスト周辺を滑らせる。

おっー。

かなりコンディションは良い。

小さめのピスタチオも急に育ってきたようだ。

 

そして、舌を太ももからゆっくりとゴールマウスへ滑らせる。

 

びしゃびしゃとなったところへ、すっと指でゴールを試みる。

 

！！！

 

私は衝撃を受けた。

 

ゴールマウスが、一瞬、ケツの穴かと思ったのだ。

 

狭い。異常に狭いのだ。

指で確認しただけでわかった。

これは無理だ。

 

 

そう。今まで彼女が無効試合となっていた原因は、異常に狭いゴールマウスだったのだ。

 

しっかりとヌルヌルになっているので、ツルッと入りそうなのだが小指１本がギリである。

しかも、小指１本でも痛いし、ラブリーもかなり痛がる。

 

一瞬、諦めかけた。

一瞬だけ。

 

ここで私のFWが強引な突破を試みた。

ゴリブルである。

一気に、ゴールを試みる！

 

しかし、全く侵入を許さない。

屈強なDF、堅牢なGKにより、弾き返された。

完璧な守備陣だった。

 

ーーラブリーの体勢をカウガールポジションにしても結果は同じだった。

オウンゴールすら許さない鉄壁なゴールマウスだったのだ。

 

ーー二人でしばらく色々試してみたのだが、結局断念する。

すると、ラブリーが泣き出した。

 

「どんなに痛くても我慢するからゴールして欲しい。私を貫くシュートを決めて！」

と。

 

ここまでくると、私も真剣だ。

『こんなに悩んでいるなら本当にちゃんとしてあげなければいかん』

 

しかし、シュートは全く決まらない。と言うか、ゴールマウスより、完全にボールの方が大きいのだからゴールしようがない。

無理だ。

 

ーーラブリーは泣いて嗚咽を上げていた。

私は彼女に、

「今回は諦めよう。日本に良いものがあるから、今度持ってくるよ」

と。

このときは悶々としながら、朝を迎えた。

そして、その後何もなく帰国。

 

ーーそれから二週間後。

 

私は秘密兵器を持参して、彼女との約束通りマニラへやってきた。

 

 

勝負は今晩！

 

まずラブリーに会いに、店へ。

指名してテーブルに着いた彼女は、私がきちんと約束を守った事がとても嬉しそうだった。

前回、無効試合になってしまったものの、彼女との関係は良好。恋人同士と言う訳ではないが、お互い気は遣わずリラックスしていた。

 

ーー営業が終わり、一緒に歩いてホテルに向かう。

でも不思議なものだ。

恋人でもないのに同じ任務を遂行する一体感と言うか連帯感なのか妙に通じ合うものがある。

 

ーーそして、シャワーを浴びベッドに横になると、ラブリーが抱き着いてくる。

キスをして、チクビーノを舐めるだけで、すでにビチャビチャのペナルティエリア。

 

ここで秘密兵器の登場である。

そう秘密兵器とは、ローションである。

ローションで潤滑にしておいて一気にゴールを決める作戦だ。

体位は女性がゴール位置を確認しやすいカウガールスタイル。

しかもラブリーは和式ウンチングスタイルだ。

 

よっし、完璧だ。

この作戦は必ず成功する確信があった。

 

 

いざ、尋常に勝負！！

 

私のシュートは美しい弧を描き、ズルっと決まった。

 

しかし、

 

 

激痛が走った。

痛っ！？

痛い！！

 

彼女も痛さからさらに力が入る。

 

ギブギブ！！

タップする間も無く、ラブリーを払いのける様にポコチーノを抜いた。

 

おいおい。まるでチョークスイパーじゃないか。

ポコチーノがチアノーゼになる。

一瞬、ポコチーノが真ん中から折れたかと思うほどのキツさだ。

 

取り合えずシュートは決まった。

任務完了。

だが激痛が走る。

ラブリーもかなり痛かったみたいで涙目になっている。

もう既にポコチーノは戦意消失でグッタリとしている。

 

ーーそこでゲスは新たに新兵器を思いつく。

再度来日した際にそれをプレゼントした。

その秘密兵器とは、産婦人科で内部を観察するためにゴールマウスを広げるやつである。

以前大人のおもちゃ屋に置いて有るのを見た事が有った。

 

そして、ラブリーにプレゼントした。

たっぷりとローションを塗って、徐々にゴールマウスを広げていく様に指導した。

 

ーーその後、半年ほどした頃。

来日したラブリーに会いに行った。

彼女は、

「やっと試合でフル出場出来た！」

と、私の耳元で囁き嬉しそうに笑った。

 

 

[ウメブログ15　終わり]

 

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次話、ウメブログ16「初めて出会った場所で悲しい別れ」

 

 

 

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