【ポットブログ30】夜遊びの翌朝、安否を心配したフィリピーナが泣く

 

 [ポットブログ 前回のあらすじ]

二度目のフィリピン。到着初日の夜からテキーラパーティーをしてしまうポット。案の定、酔っ払い過ぎてしまい、ガイドの手を借りながらホテルへ戻る。
【ポットブログ29】アフターを断る為の交換条件はやはりアイツ

 

 

※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
新連載中の【ポットブログ】もよろしくお願いします！

 

【著者ポットより】

皆さん、こんにちは。

クレイジーマニラのカモ担当ポットです。

みなさん、いつも読んで頂きありがとうございます。

２度目のフィリピン。到着初日の深夜から明け方。

自重と言う言葉はどこかに消えてしまい、飲み過ぎてしまいました。

海外夜遊びでは、徐々にエンジンを噴かせるものだと思いますが、私は初日から全開だったようです。

さて、フィリピーナ彼女のキャット、他の客とのアフター後にホテルへやってくるのでしょうか。

 

それではポットブログ30をスタートさせて頂きます！

 

 

【ポットブログ30】夜遊びの翌朝、安否を心配したフィリピーナが泣く

 

 

ーー本来の目的は彼女にお土産を渡すだけだったのだが。

ここまで酔うか、と言うほど酔っ払ってしまった。

無駄にテキーラを飲み、自力で歩けないくらいに酔いつぶれてしまった。

なぜあそこでボトルを開けたのだろう。

いつもこの反省の繰り返しである。

 

 

過ぎた夜遊び、朝帰り。

カーテンの隙間からは朝日が通る。

私はしばらくトイレと親友になった後、胃が空になった状態で、少しベッドに横たわった。

 

そして恐怖の朝を迎える。

 

ーー時は朝8時。

 

はうあっ！

自分がうたた寝してしまった事に気付いた。

すぐに携帯を確認すると、20件を超える着信があった。

最新の着信は6:43。

今から約1時間半前だ。

着信は全てキャットから。

 

［宿泊先パールホテル］

 

私は携帯を持つ手が震えた。

 

『なんという事をしてしまったんだ……　流石にもう起きてないだろう……』

 

と思いながらも、その着信を返した。

 

キャット「Hi」

 

はやっ！

呼び出し音が1コール目の途中で出た。

 

……電話口の向こうで、彼女は泣いていた。

 

『ポットの事が心配で心配で何度も電話したが出ない。ホテルに行ったが部屋が分からない。フロントに聞いても教えてくれない。酔っていたので、途中で倒れてしまって病院に行ったかもしれない。など、色々考えてしまって、家に帰れなかった』

と言うのだ。

 

私は、酔い潰れてしまった事を説明し、部屋に招いた。

 

本来ならば、『あー、こんなに愛されて嬉しい！』と思うところなのだが、

私は、

『愛深き故に愛を捨てた男』

である。なんと、

『何か少し面倒くさいなぁ』

と思ってしまったのである。

『こんなに苦しい思いをする(させる)くらなら……　愛などいらぬ！』

そう思ってしまうのである。

 

私の無事を確認してホっとしたのか、キャットは疲れた様子でベッドに横になる。

 

［ベッドに横になるキャット］

 

私もまだまだ全然寝られる状態だったので、彼女の横へ。

 

二人して瞬時に眠りに付いたと思う。

 

ーーしかし……。

 

ぎゅるるるる！

腹減ったああああああ！！！

 

体重100㎏を優に超える私。

摂取カロリーも常人の2倍、いや３倍必要である。

機内食は昨夜一応食べたが、テキーラを排出する際に、全てのものを排出したので、燃料タンクは空の状態。

水をカブ飲みしたが、水ではそう長い時間空腹を紛らわす事は出来ない。

 

ーーこのとき時間はまだ11時。

2時間程しか寝ていないキャットを起こすのは忍びないと感じた私は、一人でそっと外に出て、ランチを食べる事にした。

 

胃が空になっていると言っても、昨夜のテキーラボトルは確実に効いており、酔いは残っている。

まだ胃腸は食べ物を受け付けようとはしていない。

気持ち悪いのでお肉系はダメだと判断し、パスタを選択した。

 

ペペロンチーノを頼んだが、オリーブオイルが気持ち悪い……。

お腹が空いているので、モリモリ食べたいだが、食べると更に気持ち悪くなる……。

最悪だ。

初日からこんなに体調不良になるとは……。

やはり適量を守らないとお酒は怖い……。

 

いや、適量を守れなくなるからお酒は怖いのだ。

マニラ夜遊びがそうさせるのかもしれない。

 

［ロビンソンモール］

 

その後、ランチついでにロビンソンモール内を徘徊した。

 

SIMカードにお金をチャージしたり、1週間使い放題プランに加入したり。

 

また、いつものUCCでコーヒーブレイクした。

改めて、フィリピンのSIMでiPhoneを使うと、日本で使っている時と何の差もないレベルで使用出来る。

モールの中で電波の悪い所があるようだ。しかし、LINEやFacebook、他アプリも日本で使っている感覚と同じなのでやはり大変便利だ。

一番のメリットは、翻訳や検索がその場ですぐ使える事。

会話が通じない場合でも、日本語で打ってタガログ語に翻訳したものを相手に見せると、ほぼ通じる。

この武器があれば、『クレアとの距離が一気に縮まるに違いない！』

私は、そう確信した。

（クレアは前回の初フィリピンの初一人KTV『UpstageGold』で出会ったスパニッシュ系フィリピーナである。彼女の自宅まで行ったが、満足なコミュニケーションが取れず、二人の関係の進展はあまりなかった。）

 

ーー3時間程経ち、部屋に戻った。

キャットはまだ寝ていた。

 

その横でクレアに、

「昨晩フィリピンに着いたよ。早く会いたいよ」とメッセージを入れる。

 

その後私はシャワーを浴びたり、YouTubeを見たりしつつのんびり過ごした。

 

 

ーーそして18時頃。

キャットはまだ寝ている。

 

クレアから、

「私も早く会いたい」

とメッセージが届き、

「いつ会えるの？」

と送ると……。

 

「ナウ」

との事。

 

いや、今はマズい……。

私は、「仕事が終わったらお店に行きます。まだ仕事中」と送り、バッティングを防いだ。

 

ーーそれにしても、キャットが全然起きない。

朝9時くらいに寝て、もう18時近くなので、既に8時間以上寝ていることになる。

仕事は大丈夫なのだろうか？

少し心配になった私はキャットを起こしてみた。

 

すると、

「まだ眠い、仕事は休む」

と言う。

 

私は『こんな簡単に仕事を休んでいいものだろうか？』と心配になったが、一緒にいられるのは嬉しいので、私はそのまま寝かせておく事にした。

彼女とのワンチャンは未だである。スッキリしてから外出も良いだろう。

 

しかし、この判断が後で大きな失敗だったと気付くとも知らず……。

 

 

[ポットブログ30終わり]

 

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[ポットブログ30あとがき]

2度目のフィリピンでの冒険をスタートさせた私は、初日から泥酔するという愚かな行為をしてしまいました。

そして、部屋にやってきたフィリピーノ彼女のキャットは寝たまま。

そんなときに別の女性『クレア』との連絡。

こういう時に限って、思うように身動きが取れません。

次回！　愛深き故に愛を捨てた男の本性が発揮される！　の巻き

 

 

 

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