【エッジブログ９】台湾へ出張、マニラ駐在を彼女にどう説明する!?

 

 [エッジブログ前回のあらすじ]

エッジは、アジアの担当者として台湾への出張で忙しい日々を送っていた。二度目のマニラ出張。各所への挨拶回り、住居のコンド下見など、着々と駐在に向けて準備を進める。
【エッジブログ８】マニラ駐在前出張で美人フィリピーナに出会う!?

 

 

※クレイジーマニラでは現在まで、以下の四つのブログがメインコンテンツでした。

 

上記に、今秋『エッジブログ』が新しく加わりました。

内容は全く新しい連載物で、他ブログとは別ストーリーになります。

 

それでは、エッジブログ第９話をスタートさせていただきます。

 

 

 

 

【エッジブログ９】台湾へ出張、マニラ駐在を彼女にどう説明する!?

 

ーーマニラ赴任前３回目出張。それを控えていた時。

間に、今までの海外部署の担当だった台湾へ出張することになった。

マニラの話とは外れるので書くつもりはなかったのだが、時系列で考えたらここが抜け落ちるのもおかしいので少し紹介したい。

 

ーーお客さんへの挨拶まわりを含め、色々と引継ぎとかなんとかちょっと忙しくなると思っていた。

しかし、予想に反して『送別会』と称して連日開かれるエンドレス宴会で潰される出張になった。

 

[台湾のレストラン（写真はイメージ）]

 

ーー台湾人はお酒に強い人は底なしに強い……。

そりゃあ、一緒に仕事してたのだからそこの付き合いは大事である。

しかし、皆さんが飲んだ後、家に帰ったり彼女のもとに行ったりするようなことを私にもさせてほしいのだ。

ほら、あの子とか、そこの子とか、あっちの子とか、いや、まぁ、一人だけだが……。

出張で来ているとはいえ、一緒に過ごしたい子が居たりする訳で……。

しばらく台湾に来ることもないし一緒にいたいでしょ？

何よりマニラ駐在の件を説明しなければいけないし……。

台北に着いた日から宴会が始まって、最終日の前の夜は「好きな事してこい！」と放り出される。

いや、何なら最後の晩ぐらい盛大に大宴会じゃね？

 

ーー蒋介石国際空港に降り立ち、お香の香りのするイミグレを通り税関を過ぎ、外に出る。

 

ホテルタクシーで台北市に向かった。

高速をぶっ飛ばすタクシーのフロントガラスの先の方に灰色のドームが霞んで見える。

台北市は周りを山で囲まれているので空気が籠る。そして、逃げ場のない空気は長くそこに留まる。

当時は健康被害の話も新聞やニュースで散見することができた。

今からその空気の悪いであろうドームに突入するのだ。

当時は多少憂鬱になったものだ。

 

[台湾 台北市（写真はイメージ）]

 

ーー事務所に顔を出し、顧客を訪問し挨拶して回ったが、大体のお客様からは「若い内にフィリピンに駐在しちゃうと、他の国には行けなくなっちゃうね～」みたいなことを異口同音念仏のように言われた。

そんなにすごいのかフィリピンって……。

過去２回の出張でも確かに驚くことばかりだったが、台湾に駐在しても同じことを言われるだろう。

台湾もけっこうエグイと思う。

だからこそ台湾にしょっちゅう出入りしていたのかもしれない。

 

ーー夜になり第一回送別会が開かれる。

辛うじて潰されずに済んだが、まっすぐ歩けないぐらいだ。

なんで台湾人はビール、紹興酒、白酒とドンドン強い酒を入れていって平気なんだろうか？

そして強い！　親の顔を見てみたいものだ。

 

[宿泊先ホテル（写真はイメージ）]

 

ーー早めに戻れたのでホテルから台湾人の彼女に電話をしてみた。

彼女とはホテルのバーで知り合った。

私が初めて台北に出張で来た時に宿泊していたホテルのバー。

そこでバーテンダーをしていた。

出張中何度も通っている内に仲良くなったというのが大まかな流れだ。

私が台北によく来ることが分かってからは「いつどこに泊まるのか」と聞かれている内に、外でも会い、いつの間にか付き合うことになる。

 

当初はそのような関係になるとは正直思ってもいなかった。

 

ーー名前は美玲(めいりん)という。

黒く長い髪を後ろで緩くしばっていた。

それでも腰のあたりまであったからそうとう長い。

背は１７０に届かないぐらいの長身で表情の明るい子だった。

 

[美玲(めいりん)似顔絵]

 

始めはあまり話さない子だと思っていたが、打ち解けたら思いの外積極的だったのは彼女の方だった。

 

ーーそんなこんなで、二人で台北にいる時は空いている時間はずっと行動を共にした。

結果、何時しか結ばれることになる。

出張中、彼女がいた時はお茶屋にもカラオケにも行かず……。

波動砲は簡単に撃たれることもなく格納されていた。

 

しかし、彼女と会った時は内なる徳川機関長がハッスルし、大量に放出するのだった。

決壊したダムのようだ。

もう一日放流が遅れたら大人としてはちょっと話せない夢の中で、大放出するところだったと思う。

 

ーーこの夜、美玲はすぐに電話に出た。

台湾からの電話に少し驚いている様だった。

こんな時間だが、「すぐにここに来る」と言うので待つことにする。

 

ロビーで待っていると駆け寄って来た。

彼女は相当慌ててやって来たのか、色々忘れものがあったようだ。

「すぐにコンビニに行ってくる」と言い、ホテルの向かいにあるコンビニに走って行った。

慌ただしいが、可愛らしいとこでもある。

 

[台北市（写真はイメージ）]

 

ーー彼女と一緒に部屋へ戻ると、早速質問攻めに合う。

 

「エッジ、なんで台北にいるの？　旅行？　出張？　何泊するの？　今から食事行く？」

「ちょ、ちょっと待って！　出張で来た。３泊する予定だよ。食事はこんな時間に無理でしょ」

「夜市に行けばまだ大丈夫」

「いや、もうけっこうお腹いっぱい。酔ってるし」

「そう。じゃあ、デザート食べに行こう」

「えっ、マジで？」

 

ーー饒河街観光夜市に、タクシーで乗り付けることになった。

まぁ、ホテルからは近いと言えば近いところにある。

観光客の多い夜市だ。いろんな国から夜市を探索しにやって来ている。

出店が一直線に入り口から出口まで両サイドと中央に並んでいる。

人が少ないなんてことがないのだろう。地元の人にも人気のある夜市だ。

近所の人はパジャマ姿で夕飯を食べに来たりする地域の台所であり食堂みたいなところだ。

何ならエロい下着も吊るして売っている。

誰が買うんだろうか？　買ってる人を見たことがない。

 

時間帯も遅いが着いてびっくりした。人出が衰えていない、大盛況状態だ。

人をかき分け、デザートの美味しい屋台に寄る。

マンゴーかき氷を注文して、空いてる席に着く。

程なくフルーツかき氷が２つ運ばれてくる。

 

２つ？

一人一つずつ？

デカいんですけど！

……スターフルーツに殺されるかもしれない。

そんな夜市だった。案の定、フルーツが溢れそうだった。

 

ーー美玲とホテルに戻り、まったりとした時間を過ごす。

 

[ホテル室内（写真はイメージ）]

 

何時しかお互いほぼ裸の状態でソファの上でキスを交わしていた。

そして、今回の出張の理由を美玲に話し始めた。

 

「実は、今度フィリピンに駐在することになったんだ。台湾の担当から外れることになったんだよ」

 

私の胸に押し当てていた顔を上げて、彼女は目を覗き込んできた。

少し動揺している様に見える。

 

「どういうこと？」

「これからは頻繁に会えなくなるかもしれないね」

「どうして？　今迄みたいに会いに来てくれないの？　私が行ってもいいよ」

「私はたぶんフィリピンからすぐには離れられないと思う。君が来てくれるならうれしいよ」

「じゃあ、そうする。何の問題もない」

 

ーー覆いかぶさってくる美玲。

長い髪が私の顔にかかる。

……見えんｗ

見えないので、手探りで体の線に合わせて指を這わせる。

ゆっくりと脇から背中、腰回り、そして神秘の洞窟に指が潜っていく。

指の動きに合わせて体を震わせる美玲。

声を上げそうになるのを我慢している様だ。

たぶん。

……見えんｗ

何なら顔の上をブラシで掃除されている気分だ。

髪を横に払ってもすぐにかかってくる。

ガソリンスタンドの洗車場の車ってこんな気分なんだろうな。

エンドレスだ。

 

 

 

 

 

[【閲覧注意】クレマニファンの方々、お待たせしました。これより、スケベ根性丸出しのエロブログと化します。もし、お下品な話題が苦手な方はここからは閲覧をご遠慮ください。「待ってましたっ！！」と言う方のみどうぞ。]

 

 

 

 

 

ーー体勢を変え、上になるように位置を変える。

指が泉に触れるとすっかり水を蓄えている。

私の股間にいる徳川機関長も準備万端である。

「艦長いつでもイケます！」

と叫んでいる。

 

徐に波動砲の照準をさだめて水分を湛えた泉の奥を一気に貫く。

機関長から、

「動け！」

とエールがかかる。

波動砲から波動エネルギーが放出される。

 

古代進も森雪も小躍りしハイタッチして喜んでいる。

……あくまで脳内の寸劇だ。

股間でこいつらに大騒ぎされたら堪らん。

 

ーー波動砲を撃ち終え、呼吸を整える。

すると、波動砲が何かに飲み込まれる感覚に体が緊張した。

森雪が……、違った、美玲がお口ですっぽりと波動砲を丹念に舐め上げていたのだ。

 

波動砲がチュッパチャップスのように舐められている。

おっ、おうっ！

敏感な部分は優しくしてくれ。

だが、

だが、

嫌いじゃない。

 

徳川機関長が残業代を請求したそうだが、もうひと頑張りしてもらおう。

進も雪もあきれ顔だ。

 

しかたないじゃないか。

求めに応じるのが男の甲斐性ってもんでしょう。

翌日からの宴会を思うと体力を温存しておいた方がいいに決まっている。

あ、もちろん仕事も。

だが、ここで引いては美玲を落胆させてしまいかねない。

 

ここは心を鬼にして「各員戦闘配備！」と号令を掛けた。

まぁ、頑張るのは機関長だけなんだが。

 

 

ーー戦場をベッドに移し、チュッパチャップスの乱が開幕したのである。

ベッドに移ってもチュッパチャプスを離さないので、私も泉に指をくねらせながら入れていく。

 

美玲は頬を染め、

「はやく……　いじわる」

と呟く。

いやいや、君がしゃぶりまくってたからじゃん？

 

機関長も「早うせいや！」とハッパをかける。

 

であるならばと、本日２回目の発射を厳かに泉に向けぶっ放す。

飛沫が噴き上がった。

 

二人とももう動けない。

ベッドで寄り添いながら静かに眠りについた。

 

ーー翌日。

朝食を共にし、別れた。

 

それからも美玲とは実は細く長く関係は続いたが、ある時終わりを迎えることになる。

それはまた別の話として後日紹介したい。

 

ーー出張自体は体調を崩すほど飲まされ、フィリピン駐在に送り出された。

「イヤになったら台湾に戻ってきていいんだぞ！」

と言われたがここに住んだことは一度もない。

 

駐在前の台湾出張は顧客先、事務所、宴会場、ホテルしか行っていない。

それぞれに密の濃い行動エリアだったが……。

 

 

[エッジブログ第９話終わり]

 

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次回、エッジブログ第10話「いざ、マニラ駐在へ！」

 

 

 

 

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