【ポットブログ39】フィリピーナをコンドミニアムの部屋に誘えるか？

 

 [ポットブログ 前回のあらすじ]

二度目のフィリピン。これからフィリピーナ彼女のキャットと楽しいコンドミニアム生活が始まる……。そう思った矢先の出来事。
【ポットブログ38】衝撃の破局!? スマホは見ても、見せてはいけない！

 

 

※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
新連載中の【ポットブログ】もよろしくお願いします！

 

【著者ポットより】

皆さん、こんにちは。

クレイジーマニラのカモ担当ポットです。

みなさん、いつも読んで頂きありがとうございます。

突然のキャットとの破局。

なかなか上手くいかないものです。

それでも何か魅力を感じる、本当に不思議な国です。

 

それではポットブログ39をスタートさせて頂きます！

 

【ポットブログ39】フィリピーナをコンドミニアムの部屋に誘えるか？

 

ーー『Wala』。

たった4文字のタガログ語が原因でキャットにフラれてしまった。

彼女にはiPhoneを2台もプレゼントした上に、所持金不足になる程の支払いをしているので、ここまで天文学的なペソを消費している。

しかし、たった2回しか結果を出せていないというコスパの悪さを披露してしまった。

最初こそカジノからのマッサージ経由のゴールだったので、コスパが良いと思ったのだが、なかなか上手くいかない。

 

ーークレアからのメールに返信したが為にキャットにフラれてしまった。

したがって、キャットに決めるハズだったゴールはクレアから決めなければ気が済まない。

 

［クレア似顔絵、スパニッシュ系フィリピーナ］

 

前回と違って今、私はホテルではなく自分の部屋を所持している。

『ポイントはきっと上がっているはず！』そう思い込むようにして、クレアとのメッセージを続けた。

 

フィリピンにガールフレンドがないというのは、クレアに伝わっている。

そして、私は畳みかけるように、

「私はあなたに会いにフィリピンに来た。お土産を渡したい」

と伝えた。

iPhoneは無くなってしまったが、私には今のところ喜んで貰える率１００％の日清カップヌードルがある。

 

ーーすると、クレアから、

「今は実家にいます。マラテまで2時間くらいかかります」

と返信が届いた。

確かクレアの自宅はタクシーで1時間半くらいかかった記憶がある。

『今いるのはあんなジャングルよりも遠いのか？』と心配になり、実家がどこか聞いてみると『ブラカン』という所らしい。メトロマニラのすぐ北のようだ。

タクシーならば、きっと2時間もかからないのだろうが、バスやジプニーなど色々乗り換えてくると、2時間かかるのかもしれない。

 

キャットにフラれたばかりの私には時間が有り余っている。

私は、「何時になっていいよ。早く会いたい」とメッセージを送り、新居で仕事をしながら待つことにした。

 

 

 

［コンドミニアムの部屋］

 

ーー珍しく仕事に精を出し集中していたせいか、あっという間に2時間が経過。

スマホの着信が鳴り、目を移すとメッセージを受信していた。

 

クレア「ロビンソンに到着しました。スターバックスで待ってます。」

という連絡だった。

 

クレアには以前、ホテルの部屋へ連れ込もうとした所を失敗した苦い経験がある。

しかし、今は自分の部屋があり、前回私はクレアの自宅にも訪問した。

これは部屋に招くしかない！

そして、焦ってはいけない。

ご飯でも食べながら近況報告と、なぜ店を休んでいるのかを聞きださなければ……。

敵を知り、自分を知れば百戦なんちゃらだ……。そう自分を制した。

 

［ロビンソンモール（マラテ）］

 

ーースターバックスへ行くと、飲み物も何も飲まず席に堂々と座っているクレアが居た。

『普通、何か頼むやろ……』と思ったが、金銭的な事もあるのでそこには触れず、店の外から手を振って呼び出す。

 

そして、「久しぶり！　元気？」などと軽い会話をし、一緒にご飯を食べた。

 

私は自分の部屋を借りた報告や、日本からカップヌードルを3箱持ってきたことを話した。

（当然の事ながら、iPhoneの事には触れませんでした。）

 

そして、本題の長期休暇について尋ねた。

クレアが説明するには、「日本から姉が帰ってきて結婚する事になったから、しばらく実家で姉の新居の準備などをするので、仕事に来れない」との事だった。

日本人の感覚では、『その程度で休むの？？』という内容だが、ここはフィリピン。

下手したら新居をゼロから自分で作る可能性もある。

なぜなら、クレアが住んでいた家はとても家と表現できるものではなく、プレハブのようなものだったからだ。

私はそれを知っていたので、『自分たちで組み立てるのかもしれない……』という深読みをした。

 

 

また彼女から「次回フィリピンに来た時に実家に来て欲しい、お母さんとお姉ちゃんを紹介する」とか、「クレアの子どもと3人で水族館に行きたい」など、色々な話をした。

私自身少しづつ英語に慣れてきたのと、クレアがゆっくり話してくれるようになったので、会話として成立するようになってきた。

 

ーー長々と話をした最後。本当の本題へ。

私は呼吸を整え、

「お土産を取りに部屋においで。どんな部屋か見せたい」

と本当に下心など無い感じで、超紳士に伝えた。

 

そして！

 

結果！

 

クレア「下で待ってるから取ってきて……」

 

ガッデム。

 

［コンドミニアムロビー］

 

部屋に来たら襲ってやろうなんて思っていないのに！　いや、少ししか思っていない！

ワンチャン出来たらいいなぁくらいには考えていたが、決して今日、今！というわけではなかった。

にも関わらず、拒否された。

 

少し落ち込んだが、顔には出さず。

下のロビーでクレアを待たせ、カップヌードルを部屋に取りに行く。

 

そして、お土産とともにタクシー代を渡し、お別れした。

 

後ろ髪惹かれる思いで彼女を見送る。

 

よっし。切り替えて行こう。

私は夜の街へ繰り出した。

 

 

[ポットブログ39終わり]

 

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[ポットブログ39あとがき]

 

ホテルに人を呼ぶのは困難でも、自分の部屋ならたやすいと思い込んでいたのですが、大きな勘違いでした。

来る人は来るし、来ない人は来ないです！

クレアは来ない人だったみたいで、焦らずじっくりと攻めて、いつの日かワンチャン頂きます！

絶対に！

 

次回、フィリピンには美人は沢山いる！　新たな恋の予感！　へ続く

 

 

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