【ポットブログ27】フィリピン師匠の厳しい指導がほとんど入らないポット

 

 [ポットブログ 前回のあらすじ]

フィリピンでのマーケティング開始。初フィリピン滞在最後の夜。向かったのは「リンガムマッサージ」。そこでポットはフィリピン流のシステムを知る。
【ポットブログ26】リンガムマッサージって知ってますか？睾丸刺激っす

 

 

※クレイジーマニラでは以下の二つのブログがメインコンテンツでした。
新連載中の【ポットブログ】もよろしくお願いします！

 

【著者ポットより】

皆さん、こんにちは。

クレイジーマニラのカモ担当ポットです。

みなさん、いつも読んで頂きありがとうございます。

たった１週間のフィリピン滞在でしたが、本当に中身の濃い１週間でした。

ジェットコースターというよりは、フリーフォールのような気持ちの乱高下が今となっては面白いように感じます。

本当に色々な体験が出来ました。

彼女も出来ました。

友達も出来ました。

色々な思いを記憶のページに記入し、私はこの日、日本へ帰ります。

 

それではポットブログ27をスタートさせて頂きます！

 

 

【ポットブログ27】フィリピン師匠の厳しい指導がほとんど入らないポット

 

 

ーー翌日。フィリピン出国、日本帰国の日。

時間通りに師匠が車で迎えに来てくれた。

 

 

ーー空港までの移動中。

私はこの期間にあったことを、少し自慢げに師匠に話した。

もはや武勇伝と言って良いだろう。

 

・三人でベロベロになったあの日、komekomeの子と付き合う事になったこと

・ファーストラインの師匠の指名の子の妹さんが実はあの日限りで店を辞めてしまっていた話

・そして結果を出せなかったという話

・サムという友達が出来た話

・クレアの家に行った話

 

など。

 

私は師匠から『ポット、すげえじゃん！』くらいのリアクションを期待していた。

しかし、感心するような言葉は全くなく、厳しい指導だった。

 

・そんなマニラの街の不良と仲良くして何考えてるの？

・ガイドやってる人って危険性の方が高いんだから、付き合っちゃダメだよ！

 

と怒られ、

 

・付き合ってもいない女に大量に食品買わされて、それを家に運んで帰ってきた？

・繁華街の外の土地勘ない場所でしょ！　そんな危ない話聞いた事ないよ！

 

さらに、

 

・お店の子はよく見定めないと。同伴するだけと言うか、飲ませるだけでワンチャン出来る子もいるのに、『ガールフレンド？』って大丈夫？

 

とトドメを刺された。

 

ここまで大の大人が、大の大人に叱られることがあるだろうか。

今までの人生でこんなに他人に批判された事が無かった私は、立ち直れないくらいのショックを受けた。

 

しかしこの時、師匠から言われて少々頭に来た私は、『次回フィリピンに来る際は全部逆をやってやる！』と密かに考えていた。

 

サムとも仲良くするし、クレアも続行する。キャットとも彼氏彼女の関係を続ける。

そう誓ったのだった。

 

不思議なものだ。

 

「見るな！」と言われると見たくなる。

「やるな！」と言われるとやりたくなる。

「違う！」と言われると正解だと思う。

 

私は天邪鬼なのかもしれない。

 

 

空港まで送って頂き、「日本でも飲みましょう！」という約束をして別れた。

 

私は出国チェックを無事に済ませ、搭乗口へ。

 

搭乗が始まると、このフィリピン用携帯は使えなくなる。

クレアとキャットに『当分メッセージ出来ない。ごめんね』

とメッセージを送った。

 

ーーセブンに奪われたiPhoneは特に警察に届ける事もなく、そのまま放置した。

（数年経った今でも特に何の問題も起きていない。）

ただし、必要な時に無いと困るので、私は『次回のフィリピンから2台以上の携帯を持ってくる』事にした。備えあれば憂いなし！

しかし、それ以後、フィリピンでスマホを盗まれるような事は一切なかったのだが……。

 

 

 

 

 

ーー日本に帰国してすぐに携帯ショップへ行き、新しいSIMを発行して貰った。

そして、その足でアップルショップへ行き、iPhoneを購入。

会社へ行き、データを復旧した。

 

LINEの履歴が少々おかしい所があったが、ゲームのデータを含め、ほぼ全てが復活！

感動である。

 

そして、この時、私はiPhoneを３台購入した。

1台は自分用、そしてもう１台はクレア用、更にもう１台はキャット用に。

 

クレアはガラケーを使っていたので、メッセージのやり取りしか出来なかった。

FacebookもLINEもしていないという、フィリピンでは珍しいタイプの子。

キャットは純粋に私の彼女なので、『プレゼントしてあげたい！』という好意から。

二人の喜ぶ顔を想い浮かべるだけで幸せな気持ちになった。

 

そんな事を考えていると、『出来るだけ早くフィリピンに行きたい！』と思うようになり、会社でスケジュールのチェックを行い、最速で行ける日を確認した。

 

そしてなんと、5日後から4泊くらいなら行けるという事が判明。

4泊5日の強行スケジュールとなるが、二人に再び会えるのが楽しみで仕方ない。

きっと二人とも喜んでくれるはず。

 

 

ーー私は飛行機を予約した。

そしてフィリピンにいる師匠に、「5日後にまた行きます。KAIの子に部屋の契約をして貰えるようお願いをしておいてください」と連絡した。

 

準備は万端。

この頃の私は、フィリピンに行くのが楽しみで仕方なかった。

嫌な事も沢山あるが、夢がある。

希望がある。

この歳にもなって、『人間、目標があれば、こんなにも頑張れるんだな！』という事を再確認した。

日々、ワクワクしていた。

 

ーーまた今まであまり調べていなかったのだが、フィリピンの情報サイトを色々見た。

沢山の人がブログを書いているんだなぁという事も知った。

KTVに関するブログも沢山あった。

 

私はそれらの情報を仕入れ、更に英会話の勉強も続けた。

アラフォーの私が勉強に勉強を重ね、英語を覚えるのは簡単な事ではなかった。

しかし、目標があるので、頑張れたのだ。

 

ーー日本にいる間、六本木にも歌舞伎町にも行かず仕事に打ち込んだ。

後ろ髪を引かれる思いは一切なく、万全な状態で出発する事が可能になっていた。

また、フィリピンに関する情報サイトによると、お土産で一番人気は、『日清のカップヌードルのシーフード味』との事。

私はすぐにamazonで5箱買い。

それを持ち、

iPhoneも持ち、

いざ出発！

 

二度目のフィリピンへ！

 

 

[ポットブログ27終わり]

 

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[ポットブログ27あとがき]

 

鉄は熱いうちに打てです。

このときの私は、帰国してすぐ準備に取り掛かかっていました。

初のフィリピンから、二回目の訪比までわずか5日間。

次回！　お土産を渡しにKTVを回る男、その命運やいかに！？　の巻

 

 

 

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